猫がいるご家庭必見!面倒なカーペットのおすすめ掃除方法とは?

2021.09.16

猫がいるご家庭必見!面倒なカーペットのおすすめ掃除方法とは?

住居の床材にこだわっているご家庭は多く、保温や防音に優れた効果を発揮するカーペットを好んで敷かれている方も多いのではないでしょうか。クッション性もあるカーペットは、猫ちゃんの居るご家庭でも需要が高いことが分かりますよね。ですがカーペットは猫の毛なども絡みやすく、掃除が大変という声もよく聞きます。 猫の居るご家庭では、どのようにしてカーペットの掃除をしているのでしょうか?

猫の居るご家庭でのカーペットの需要性

カーペットに横たわる猫

一般的な床材と言えば、フローリング材を思い浮かべる方もいらっしゃる方が多いことかと思いますが、子供やペットの居るご家庭では、カーペットを敷いているご家庭も多いことだと思います。

住宅によっては最初からカーペットが敷き詰められている部屋もあるため、カーペットの敷き詰められた部屋で生活されている方も多くいらっしゃることでしょう。

元々カーペットは、紀元前4000年頃にペルシャ地方の羊飼いが、糸を紡いで植物の汁で染色をして織物を作ったことが始まりとされ、歴史がとても古い敷物です。

カーペットは別名「絨毯(じゅうたん)」とも呼ばれ、一反巻の物をカーペットと呼び、3畳未満のサイズの物を「ラグ」と呼びます。一枚で敷けるサイズの商品はラグ以外にも、「マット」などと呼ばれることがあり、フローリングなどのアクセントとして使用されるのが一般的です。

その点カーペットは床全体を覆うことが出来るので、壁紙や素材感を重要視すれば、部屋の空間を演出することが可能となってきます。

そんなデザイン性の高いカーペットですが、猫の居るご家庭での需要は高く、好んで敷かれている飼い主さんもいらっしゃいます。

保温効果や防音効果はもちろん、衝撃を吸収してくれる効果やほこりの飛散を防止してくれる効果もありますので、猫にとっては過ごしやすい条件が揃っていると言えるでしょう。

カーペットはダニの温床になるのでは?と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ダニは掃除を怠らなければ解決出来る問題です。

アレルギーや喘息などの原因は、空気中に浮上したアレルゲンを吸い込むことにより、発症することがほとんどなので、フローリングの方がアレルゲンは多く飛散するとも言われています。

愛猫の健康を意識するのなら、ダニやほこりなどが空気中に飛散することなく、その場にとどめてくれるカーペットがおすすめであると言えるでしょう。


カーペットの掃除方法【猫が粗相した場合】

カーペットは猫の居るご家庭にとって、とても需要の高い敷物ではありますが、厄介なのは猫が粗相(オシッコ)をしてしまったときの掃除ですよね。

部屋のサイズに合わせて敷き詰めているカーペットは、ラグやマットのようにすぐに洗うことが出来ないので、とても厄介です。

猫が粗相をしたことが判明したのなら、すぐに掃除をするようにしてニオイを消し去ることが一番です。ニオイが残っていると、また同じ場所で粗相をしてしまう可能性があるので、いかにニオイを消すことが出来るかが重要となってくるのです。

カーペットの掃除の仕方は、以下の順番で行ってみてくださいね。

①粗相をした部分にタオルなどをあてて水分を吸収する。
②水分を吸い取った箇所に熱湯をかける。
③熱湯で薄まった箇所にタオルをあてて水分を吸収する。
④②と③を何度か繰り返し、ニオイが取れないようなら洗剤を使って汚れを落とす。
⑤洗剤をよく拭き取った後、ドライヤーで乾かす。

まずは猫が粗相した部分に、使わなくなったタオルやキッチンペーパー、不要な新聞紙などで水分を素早く吸収します。その際に粗相した範囲を広げないように、トントン叩くようにして拭き取りましょう。

粗相の水分を拭き取り終えたら、今度はカーペットの繊維に染み込んだ部分を分解する目的で熱湯をかけます。

熱湯はアンモニアを分解して除菌効果を望める60℃以上が効果的ですが、繰り返して熱湯をかけるとカーペットの素材を傷めてしまう恐れもあるので、2回目以降はぬるま湯程度でかまいません。

何度もお湯をつけて、タオルなどで水分を吸収する作業を繰り返すと、タオルにオシッコの色がつかなくなってくるはずです。

そのタオルにオシッコのニオイが移っていなければ、カーペットをドライヤーで乾かして問題ないですが、どうしてもニオイが拭い去れていない場合や、見えない汚れが気になる場合は洗剤を使用しましょう。

洗剤は必ずペットが舐めても安全な商品を使用するようにしてください。量販店などですぐに手に入る、セスキ炭酸ソーダやアルカリ電解水がおすすめですよ!

使用後はタオルドライをし、水分が残らないようにドライヤーで完全に乾かしてくださいね。

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カーペットの掃除方法【猫が嘔吐した場合】

猫がカーペットで嘔吐してしまった場合も、掃除は厄介に感じてしまうものですよね。

粗相のオシッコのように液体ではなく、固形の場合が多いので、掃除が簡単なようにも思えますが、この嘔吐物も放置してしまえばカーペットに染み込み、濃いシミを遺してしまう可能性が高いです。

嘔吐物を放置しておくと、猫が食べることやなめることもあるので、見つけたらすぐに以下の方法で処理するようにしてくださいね。

①取り除ける嘔吐物はビニールなどである程度取っておく。
②嘔吐物のあった場所に重層を振りかける。
③重層をティッシュなどで拭き取るか、掃除機で吸い取る。

嘔吐物が固形で、早期発見が出来た場合の掃除方法はとてもラクです。嘔吐物は酸性、重層はアルカリ性なので汚れを中和してくれます。

固形部は取り除き、嘔吐物があった場所に重層をこんもりと振りかけて、そのまま30分程度放置。水分を吸い取ってくれるので、カーペットに汚れが残りません。

もし病原菌やニオイが気になる場合は、上記の掃除方法にプラスして、粗相のときと同じように熱湯を使用してみるのも良いでしょう。

アイロンのスチームの熱で消毒しても効果がありますので、やりやすい掃除方法をお試しになってみてください。


カーペットの掃除方法【猫の抜け毛】

猫が居てカーペットを使用しているご家庭で、一番大変な掃除といえば、抜け毛の掃除ではないでしょうか。猫の抜け毛には夏だけでなく一年中悩まされますので、長毛種の猫ともなればその大変さは計り知れないものがありますよね。

もちろん猫の抜け毛は猫と暮らす以上、一生付き合っていかなくてはいけないので、掃除方法を覚えておくと良いかもしれません。

カーペットの繊維に猫の毛が絡まってしまうと、なかなか掃除機だけでは取れないものですよね。

猫の抜け毛を掃除する商品は沢山売られていますが、家にある物でも掃除は可能です。

以下の商品が、猫の抜け毛に効果を発揮してくれますよ!

・コロコロクリーナー
・ゴム手袋
・キッチン用スポンジ
・たわし
・毛玉用ブラシ

髪の毛や動物の毛を絡めて取ってくれるコロコロクリーナーは、やはり使い勝手が良いですよね!

ただカーペット全体をコロコロクリーナーで掃除するともなると、かなりの量を使うことになりますので、日常的に使うのにはあまり向いていないかもしれません。

ゴム手袋はゴムの摩擦により、毛をまとめてくれるので、部屋の隅などの掃除機では届かない部分の掃除にとても便利です。

また、不織布のついたキッチン用のスポンジやたわしも、毛を絡み取ってくれますし、洋服用の毛玉ブラシもカーペットの掃除には役立ってくれますよ!


カーペットの汚れ予防には猫専用マットがおすすめ

どんなに気を付けたり対策したりしていたとしても、カーペットと猫とのトラブルは避けて通ることが出来ないようにも思えます。

猫にとってカーペットは有難い存在ではあるものの、ときには飼い主さんにとって予想も出来ない使い方をされてしまうことも否めません。

カーペットの下にもぐることや爪とぎにされることもあり、一度粗相してニオイが残っていれば、トイレとして使用されてしまうなんてことも。毛羽だった繊維質をなめることや食べることなどもあり、決して体に良いとは言えませんよね。

猫の居るご家庭では、汚れやいたずら防止のためにも、猫専用のマットをおすすめします。既に敷いてあるカーペットの上に敷いて使用出来る商品が多いので、ストレスなく普段使いすることが可能ですよ。


猫専用カーペットおすすめ3選

猫専用のマットは、お部屋のインテリアに合わせて色が選べる商品が多いです。お部屋に合うマットを見つけて、快適なカーペット生活を堪能させてみてはいかがでしょうか。

◆ウィズペットフロア

ウィズペットフロア

ウィズペットフロアのマットは、色の種類も豊富で40×40cmのサイズ感はとても使い勝手が良い共生型の商品です。

毛先がカットされているので猫の爪が引っ掛かりにくく、爪とぎをされる心配も要りませんし、適度なグリップが猫の足腰への負担を軽減してくれます。

表面はスムース加工で滑らかになっているので、抜け毛のお掃除もラクラクです!

カラー:モカ、スノー、クリーム、ライム

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◆おくだけ吸着 撥水タイルマット

おくだけ吸着 撥水タイルマット

1枚のサイズが30×30cmと小さめですが、20枚セットとなっているので使い勝手が良いです。

ずれにくいタイルマットはお手入れも簡単で、撥水加工で水分が拭き取れる上に、洗濯機で洗うことが出来るのも嬉しいですよね。

カラー:ベージュ、ブラウン

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◆ペット用 廊下敷マット

ペット用 廊下敷マット

家具などの配置を気にせず、好きな形にカット出来るこちらの商品が便利です。

敷くだけで滑りにくくなるだけでなく、掃除機をかけても吸い付かないので、ストレスフリーで使用することが可能です。

薄いマットとなりますが防音効果が望めるので、賃貸のご家庭でも他の住居のことを気にせず使用することが出来ますよ。

カテキン消臭機能付きなので、愛猫が粗相や嘔吐をしても安心ですね。

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まとめ

カーペットは猫の居るご家庭では需要が高く、猫が安心で安全に使用することの出来る敷物であると言えますよね。猫の足腰への負担を減らし、防音や保温効果が望めるので、猫にとっても飼い主さんにとっても重宝することでしょう。

その有難い効果とは別に、猫が粗相をした際や、抜け毛の掃除など、面倒に感じてしまう点も多いです。

ダニ対策として掃除機を使用した定期的な掃除はもちろん必要ですが、どうしても部屋一面に敷き詰めたカーペットは、丸洗いなどが出来ないので、その上に取り外して掃除が可能な猫専用マットを使用することが望ましいです。

そのような洗える商品を併用することによって、飼い主さんへのストレスも軽減されますし、常に清潔な空間を保つことも出来るのです。

カーペットを長く使用し続けるためにも、猫の毛を掃除出来る商品や猫専用のマットや洗えるラグなどを用いて、快適な生活空間を作ってみてはいかがでしょうか。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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