飼い主になつきやすい!ピーターボールドの性格や特徴は?

2020.11.09

飼い主になつきやすい!ピーターボールドの性格や特徴は?

長い足でスラリとした体型、キリリとした顔立ちのピーターボールド。 被毛に特徴があり個性的な風貌ですが、人になつきやすい性格です。 性格や特徴に着目しつつ、一緒に暮らすときのポイントに迫ってみます!

【目次】
1.ピーターボールドにはどんな歴史がある?

2.ピーターボールドはどんな性格なのだろう?
 2-1.とても明るいコミュニケーション上手な猫ちゃん
 2-2.飼い主さんに忠実で甘えん坊
 2-3.鳴き声は小さめ
 2-4.頭が良い

3.ピーターボールドの特徴について知ろう
 3-1.最大の特徴は「毛」
 3-2.ほっそりボディで小顔
 3-3.柔らかな肌質

4.ピーターボールドを飼うなら意識したいポイント
 4-1ポイント1.たっぷり遊んでコミュニケーションをこまめに.
 4-2.ポイント2.室内の温度管理をしっかりと
 4-3.ポイント3.日々の暮らしはケガに注意 
 4-4.ポイント4.お肌のケアを丁寧にしよう
 4-5.ポイント5.健康面に注意してあげる

5.ほかの無毛猫ちゃんとは何が違う?

6.まとめ

ピーターボールドにはどんな歴史がある?

ピーターボールドのルーツはロシアにあります。

無毛の猫であるドンスコイという猫をベースにして、オリエンタルショートヘアを交配させて生まれたのが、現在のピーターボールドの前身となる猫です。

繁殖の過程で「ドンスコイの無毛」「オリエンタルショートヘアの短毛」が混ざったため、両者の特徴の表れ方が生まれた子猫によって違いました。

そのなかでも、桃の表面のような細かく密集した産毛が生えた子猫は「滑らかな毛」「柔らかな肌」が大変魅力的だと重宝されたのです。

ロシアを中心にピーターボールドの愛好家が今でも血統の魅力を受けつぐため,繁殖に力を注いでいます。

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オリエンタルショートヘアという猫をご存知ですか?すらっとしたスレンダーなボディに長い尻尾、小さな顔に大きな耳とアーモンド型の美しい目。どこかエジプトを彷彿とさせる様な東洋的な見た目の猫種です。そのルーツは、ポイントのカラーのないシャムを作る時に偶然生まれたことだといわれていて、美しく気高く見える外見に反して、甘えん坊で人懐っこい性格をしています。この記事ではオリエンタルショートヘアの歴史や特徴、性格や飼い方、一般的な値段についてご紹介していきます。

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ピーターボールドはどんな性格なのだろう?

ピーターボールドを初めて見ると、エキゾチックで優美な印象を受ける人も多いでしょう。

毛があまり生えてないところも、どこか風格が感じられますよね。
個性的な見た目によって、近づきにくいようなクールな性格に思えるかもしれません。

でも、実際のピーターボールドは、そんなことはありません。
明るくフレンドリーなオリエンタルショートヘアの性格をたくさん受け継いでいて、明るくかわいらしい性格をしています。

◆とても明るいコミュニケーション上手な猫ちゃん

ピーターボールドは、明るく振舞い、人間と一緒に遊ぶことが大好き。
周囲に対して、フレンドリーで、コミュニケーションも上手です。

飼い主さんに懐きやすいのはもちろん、人間の子どもとも仲良くできます。
平和的な性格をしているので、ほかの猫や動物など、大勢の仲間とも一緒に暮らしていくことも得意です。
多頭飼いをするときでも、比較的スムーズに良好な関係を築けるケースが多いでしょう。

◆飼い主さんに忠実で甘えん坊

人間とのコミュニケーションが上手なピーターボールド。
大好きな家族と過ごす時間がとても好きです。

飼い主さんへの愛情が深く、膝の上に乗ってくるなど、「大好きアピール」も見られるでしょう。
甘えられるのは、嬉しいですよね。
まるで犬のような忠実な性格をしています。

また、飼い主さんが好き過ぎるあまり、依存心が強めに出ることも…。

「一緒にいたい」「一人になりたくない」と、家のなかでも飼い主さんの後ろをぴったりついてくる“超”甘えん坊のピーターボールドもいます。

◆鳴き声は小さめ

ピーターボールドは、飼い主さんに対してよく鳴きます。

鳴くと言っても、「ワガママを通したい」など気性が荒いイメージではありません。
「構って欲しいな」「近くにいたいな」「遊びたいよ~」など、飼い主さんに対するアピールのようなものが多いでしょう。

鳴き声は小さめで、「鳴く」というよりは「話しかけている」といったところです。
愛猫にかわいらしく話しかけられたら、優しく応じてあげたくなりそうですね。

◆頭が良い

ピーターボールドはコミュニケーション上手とお伝えしましたが、それはピーターボールドの頭の良さも関係しています。

ピーターボールドは、野生的なハンター気質がなく、警戒心はあまりありません。

周囲の状況を見ながら、環境へ順応しようとする賢さがあり、家族や仲間との生活ルール的な部分も理解してくれます。
飼い主さんの家が「安心できるところ」と分かれば、順応しながらいろんなことを学んでいきます。
自分で判断して、歩み寄っていけるところがピーターボールドの優れた点と言えるでしょう。
まわりと仲良くやっていけるのは、ピーターボールドが賢いからなのですね。


ピーターボールドの特徴について知ろう

ピーターボールドの外見には、いくつかの特徴があります。
とても個性的な猫ちゃんです。

◆最大の特徴は「毛」

ピーターボールドの最大の特徴と言えるのが、独特な被毛です。
無毛、もしくは短毛で、一般的なほかの猫と比べると「毛が薄い」と感じるでしょう。

大きく分けて2タイプの被毛の特徴があります。
毛が生えていないタイプを「ボールド」、短いながらにも毛が生えているタイプを「ヘアリー」と言います。

さらに細かく分類され、ボールドは2タイプ、ヘアリーは3タイプと言うように、同じ「ピーターボールド」のなかでも、毛のタイプが5タイプあるのです。

ボールド

毛が生えていないピーターボールのなかでも、まったく生えてこない“無毛”のタイプは「ウルトラボールド」と言います。

そして、体のなかで部分的に毛が生えていくタイプがです。
顔や足、しっぽなどに短い毛が生えます。

また、体全体的に産毛のような細々とした短毛が生えるタイプを「ベロア」と言って区別しています。

ヘアリー

ヘアリーの方も、真っ直ぐの毛が生える「ストレート」、縮れ毛のような巻き毛が生える「ブラッシュ」という2つのタイプがあります。

◆ほっそりボディで小顔

ピーターボールドは、全体的にほっそりしたオリエンタルタイプのボディをしています。

毛が少なく、ほっそりした体型が目立ちますが、筋肉質でしなやかな体型です。
足が長くて、プロポーションの良さが感じられるでしょう。

体重は一般的な猫と同程度。
オスメス共に3~5キロ前後になることが多いでしょう。
スリムな体型で軽い印象があるかもしれませんが、筋肉質なのでそれなりに体重もあって健康的です。
オスは大きく育つ傾向にあり、体重が5~6キロになることもあります。

また、顔もほっそりした逆三角形で小顔。
大きく尖った耳とちょっとつり上がった瞳を持ち、凛々しい顔立ちが印象的です。

◆柔らかな肌質

毛がないタイプや、短いタイプといろいろな“毛”のバリエーションがあるピーターボールド。
細かい毛が生えているタイプは、桃の産毛を触っているかのようです。

また、皮膚はとても柔らかで、例えるなら赤ちゃんのような肌質をしています。
滑らかな触り心地で、いつまでも撫でていたい感覚に陥るかもしれませんね。


ピーターボールドを飼うなら意識したいポイント

ピーターボールドの個性溢れる性格や特徴から、飼うときに意識したいポイントをまとめていきます。

◆ポイント1.たっぷり遊んでコミュニケーションをこまめに

ピーターボールドは、人間と遊んだり、触れ合ったりすることが大好きです。
飼い主さんの近くでぴったりと寄り添っている姿を見ると、愛おしく感じることでしょう。
遊んで欲しいとねだってきたら、たくさん遊んであげてくださいね。

◆ポイント2.室内の温度管理をしっかりと

ピーターボールドは、ロシアという寒い地域の出身です。
寒い国出身となれば、「寒さに強いのでは?」というイメージがしますが、無毛から短毛という体の特徴を持っているため寒さは苦手です。
しかも、毛が薄いことから暑さも感じやすいので、夏も冬も体温調整に気を配ってあげましょう。

完全室内飼いをすることはもちろん、部屋の温度管理も念入りに考えてあげてくださいね。

また、盲点となりやすいのが、室内での紫外線対策です。

猫ちゃん達は、日向ぼっこが大好きなので、日当たりの良い窓際でウトウトと眠るかもしれません。
しかし、体毛があまりないピーターボールドは、室内でも直射日光があたる場所に長くいると、皮膚へのダメージを受けやすいです。

紫外線を浴びると、皮膚が赤く炎症を起こしたり、重症になると皮膚がんの恐れもあります。

・窓に紫外線をカットするフィルムを貼る
・紫外線が特に強くなる時間帯には窓際に近寄らせない
・紫外線カットの機能を持つカーテンを取り付ける

など、ピーターボールドの紫外線対策を考えてあげましょう。

◆ポイント3.日々の暮らしはケガに注意

人間と遊ぶのも好きですが、キャットタワーでのひとり遊びもします。
運動神経もよく、身軽なため、ひょいひょいと家のなかを駆け回るヤンチャさも見られます。 

ただ、毛が少ないことから、ちょっとした刺激もケガのもとに…。
皮膚を保護する毛がないので、尖ったものに触れただけで傷つくリスクがあります。
ケガの原因になりそうな家具や日用品を片づけ、生活環境を整えてあげましょう。

また、好奇心が旺盛な性格ですから、いろいろなものに興味を持って近づきます。
誤飲のリスクもあるので、オモチャ選びの際には素材やデザインにも配慮しましょう。

◆ポイント4.お肌のケアを丁寧にしよう

ピーターボールドは、抜け毛の心配はありませんが、皮膚のケアを丁寧にしなければいけません。

皮膚のシワ部分に汚れが溜まっていくので、こまめに「体を洗う・拭く」などで清潔に保ってあげましょう。

シャンプーするときには、

・ゴシゴシ力強く洗わない
・泡が皮膚に残らないように丁寧にすすぐ
・猫用のシャンプーを使う

という点を重視してくださいね。

また、ふだんのお手入れは濡れたタオルで拭く程度で清潔さが保てます。
ただ、力を入れ過ぎると皮膚表面が傷つくため、蒸しタオルで優しく拭いてあげましょう。

◆ポイント5.健康面に注意してあげる

ピーターボールドは、「無毛・毛が少ない」という体の特徴から、皮膚の病気になりやすい猫ちゃんです。
皮膚を清潔に保ち、ケガで皮膚を傷つけない配慮をしてあげましょう。
暑くなると熱中症のリスクもあります。
極端に寒いと、低体温にもなりやすいです。

「寒い時期の保温」、そして「肌を守る」という意味では、洋服を着せるという対策も必要になるでしょう。
季節に関わらず、ピーターボールドが快適に過ごせるような室温管理をしましょう。

また、遺伝的に歯に異常が出やすいとも言われています。
見た目の皮膚病と違って、なかなか気づきにくい箇所かもしれません。
日頃から観察をして、気になる点があったら動物病院で見てもらいましょう。


ほかの無毛猫ちゃんとは何が違う?

毛のない猫ちゃんとして知名度があるのが「スフィンクス」。
個性的な見た目で、知名度もありますよね。

スフィンクスには、「無毛」「大きな耳と大きな目」「スレンダーなスタイル」など、ピーターボールドとの共通点がたくさんあります。
パッと見ただけでは、違いに気づきにくいでしょう。

しかも、人懐こくフレンドリー、ほかの動物たちとも仲良くできる点も、ピーターボールドとよく似ています。

どんな違いがあるのでしょうか。

まずは「被毛のタイプ」です。

ピーターボールドは無毛のほか、部分的に毛がある、薄っすら毛が生えている短毛など、いくつかの被毛のタイプがあります。

一方、スフィンクスの場合、「無毛」もしくは「産毛程度」で、ほとんどが“毛がない”という印象を受けるかと思います。

また、とても分かりやすい違いが「ヒゲ」です。
スフィンクスの口周りを見ると、猫にとって重要なヒゲが生えていません。

「毛がない、薄い」という共通点を持つ2種の猫ちゃん達ですが、「ヒゲの有無」が違いを見分けるポイントと言えるでしょう。

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毛のない猫は、日本でもよく見られるようになってきました。多く知られているのはスフィンクスという種類ですが、ほかにも毛のない猫の種類があります。短毛、長毛にしても、もふもふ、ふわふわといった被毛に惹かれる猫好きがいる中で、毛のない猫というのはとても特徴がある猫だと言えますね。 毛のない猫について、どのようにして生まれたのか、どんな種類があるのか、また、飼うときの注意点についてもご紹介します。

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まとめ

ピーターボールドは、一度見ただけで、深く印象に残る個性的な猫ちゃんです。
一般的な猫ちゃんとは違った独特な雰囲気が漂っていますが、実は親しみやすく明るい性格です。
家族に甘える様子はまるで犬のようだとも言われています。
みんなを笑顔にしてくれる、素敵な家族になってくれるでしょう。

ただ、他の猫よりも毛が薄いという体の特徴から、皮膚のトラブルには注意しなければなりません。
愛するピーターボールドを守るため、生活環境の見直しや皮膚のお手入れを徹底してくださいね。



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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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