猫と一緒にお出かけしたい!必要な物や注意点は?おすすめスポットも

2020.12.23

猫と一緒にお出かけしたい!必要な物や注意点は?おすすめスポットも

「猫も家族」と考える飼い主さんは、旅行や帰省の際にお留守番をさせるのは可哀そうと思うかもしれません。積極的に、一緒に楽しみたいと思う飼い主さんも少なくないでしょう。では、「家につく」と言われる猫と一緒にお出かけできるのでしょうか?今回は、猫と一緒にお出かけしたい方向けに、必要なグッズや注意点、おすすめスポットをご紹介します。逸走や迷子のリスクに十分配慮したうえで、お出かけを楽しんでください。

猫と一緒にお出かけをするか、お留守番をさせるか

草原で鳴く猫

「犬は人につき、猫は家につく」と言われるほど、猫はテリトリーを重視する動物です。
猫にとって、テリトリーである家の外に出る「お出かけ」は、あまり望ましいものではありません。
しかし、現代の暮らしの中では、旅行や帰省など長く家を空けなければならない状況も少なくありません。
飼い主さんとしては、「お留守番はかわいそう」「できれば一緒にお出かけしたい」と思うものです。
そこで、まずは、お出かけとお留守番のメリット・デメリットを見ていきましょう。

◆お出かけ

一緒にお出かけするメリットは、お留守番と異なり、愛猫の様子を側で見ていられることでしょう。
お留守番をしている愛猫が元気にしているかどうか、食事を摂れているかどうかなど、外出先でも心配は絶えないものです。
一緒にお出かけすれば、猫の状態を見ていられますし、突然の停電でエアコンが切れて熱中症になってしまうというリスクも避けられます。
しかし、普段、室内飼いをしている猫にとって、家の外はテリトリーの外であり、安心できる場所ではありません。
パニックを起こしたり、体調を崩したりすることもありますし、何より、逃げてしまい迷子になるリスクがあります。
出先で脱走してしまうと、猫も土地勘がなくさまよい、見つけることは非常に困難です。

◆お留守番

お留守番のデメリットは、前項のとおり、飼い主さんが愛猫の様子を確認できないことです。
体調の変化や食事や水が摂れているかなど、猫自身の状態を見ることができないほか、停電による室温の変化や事故などに対応することもできません。
一方で、猫にとって慣れた家でのお留守番であれば安心していられますし、脱走や迷子のリスクも低いです。
慣れない場所でストレスから体調を崩すこともないので、猫にとってはお留守番の方が快適という場合が多いでしょう。

あわせて読みたい:猫は何日留守番ができる?部屋を快適に整え安心して外出しよう!
猫は何日留守番ができる?部屋を快適に整え安心して外出しよう!

大切な愛猫と一秒たりとも離れることなく、一緒に暮らすことができたらとても幸せですよね。 ですが生きるためには仕事をしなくてはいけませんし、食べ物の調達も必然となってきます。 そのため、愛猫にお留守番をさせてしまうことは、家猫の宿命であるとも言えるでしょう。 この猫の宿命でもあるお留守番ですが、何日ぐらい留守に耐えることができ、いつから留守番させても平気なのでしょうか? 今回はそんな猫の留守番について、考えていきたいと思います。

記事はコチラボタン

◆お出かけができる猫の特徴

それでも、猫と一緒にお出かけしたい場合は、愛猫がお出かけできる子であるかどうかを見極めましょう。
お出かけができる猫は、基本的に物おじせず、好奇心旺盛で、警戒心の強くない子です。
大きな物音が平気で、見知らぬ人にも挨拶ができたり抱っこされても嫌がらなかったりする子は、お出かけがストレスになりにくいでしょう。
このような猫になるには、社会化期(生後2週齢~9週齢の様々な刺激に順応しやすい時期)に、家庭で様々な経験をしている必要があります。
家庭に迎えられた当初から年齢層や性別が異なるいろいろな人と触れ合っていたり、家庭に他の動物がいたりすると、お出かけでたくさんの人や動物に会っても動じないでしょう。


猫とお出かけをする際の注意点

猫とのお出かけで最も注意したいのが、逃げないようにすることと、ケガや病気にならないようにすることです。

◆キャリーバッグを必ず使用する

猫を家の外に連れ出すときには、必ずキャリーバッグ(ケース)を使用しましょう。
硬質のキャリーケースは、頑丈で壊れにくいですが、上下に分かれるタイプはぶつかったり落としたりしたときに分解してしまい、猫が逃げてしまうことがあります。
実際に、出先の駅でキャリーケースの上下を留めていたバックルが外れて、猫が逃げてしまったケースがありました。
上下に分かれるタイプの場合、ネジで留めるタイプの方がよいでしょう。

ペット・ケージ SKUDOイアタ サイズ3 S

布製のソフトなキャリーバッグは、分解の恐れがないのでおすすめです。

ネコちゃん用キルティングキャリー レッド

底面がたわむものは安定しないので、底面がしっかりしたものを選びましょう。
また、キャリーを開くことを想定して、インナーキャリーや洗濯ネットに入れてからキャリーに入れましょう。

あわせて読みたい:猫用キャリーの選び方とタイプ別のメリット・デメリットまとめ
猫用キャリーの選び方とタイプ別のメリット・デメリットまとめ

猫を飼いはじめると、健康診断やワクチン接種で獣医さんに診せに行くでしょう。その時に必要になるのがキャリーです。病院までの移動時にキャリーがないと、運動神経抜群な猫は、いつ脱走してしまうかわかりません。また、病院だけでなくお散歩のときにもキャリーは大活躍です。とはいえ種類がたくさんあるので、どのキャリーを選べば良いかわかりませんよね。 そこでこの記事では、キャリーの選び方と種類、おすすめ商品をご紹介していきます。

記事はコチラボタン

◆キャリーバッグ(ケース)に慣れさせるには

キャリーを動物病院に行くときだけに使っている場合、猫にとって「キャリー=怖いところ」となっていることがあります。
まず、キャリーに慣れさせるために、キャリーの中でオヤツやゴハンを食べさせるとよいでしょう。
また、ドアを開けたまま部屋の中に置いて、ベッドの代わりに使わせると、猫にとってキャリーが安心できる場所になります。
キャリーの中に、使い慣れた毛布やタオルを入れてあげると慣れやすいです。

あわせて読みたい:キャリーバッグを嫌がる猫の対策!上手な入れ方・おすすめのキャリーバッグ6選をご紹介
キャリーバッグを嫌がる猫の対策!上手な入れ方・おすすめのキャリーバッグ6選をご紹介

猫が嫌がるものといえば、キャリーバッグですね。どんなに入れ方を工夫しても、ごまかしても、猫はすごく抵抗します。どうして猫はあれほどまでにキャリーバッグを嫌がるのでしょうか?どうすればスムーズに猫をキャリーバッグに入れられるのでしょうか?今回は猫がキャリーバッグを嫌がる理由と、上手な入れ方についてまとめてみました。

記事はコチラボタン

◆ハーネス・リードを装着する

キャリーから出して外を歩かせる場合には、ハーネスとリードを装着します。
首輪はすっぽ抜ける可能性が高いので、ベストタイプやH字型のハーネスがおすすめです。
ハーネスの場合、背中にリードをつけるので、猫の負担も少なくなります。
また、商品によっては、とっさの時に捕まえるためのハンドルがついているものもあるので、検討してみてもよいでしょう。
キャリーに入れるときにもハーネスとリードを装着しておいてもよいですが、リードが猫の体に絡みつかないように気をつけましょう。

あわせて読みたい:猫にハーネスを使う必要ってある?選ぶ際のポイントが知りたい!
猫にハーネスを使う必要ってある?選ぶ際のポイントが知りたい!

ハーネスと聞くと、犬が散歩をする際に使用するアイテムとして思い浮かべる方が多いとは思いますが、猫には無縁のアイテムのようにも感じますよね。 ですが猫にこそハーネスは使うべきだという声もあり、猫のためにハーネスを準備している飼い主さんも多くいらっしゃるようです。 猫用のハーネスは、どのようなときに必要となるのでしょうか? そしてハーネスを使用する際には、どのような商品を選び、どのように装着してあげれば、猫に負担がかからないのかを考えてみました。

記事はコチラボタン

◆迷子札は必須

万が一、逃げ出して迷子になった場合に備えて、猫の名前と飼い主さんの連絡先を書いた迷子札をつけましょう。

◆他の猫との接触を避ける

怪我や病気を避けるために、他の猫とは接触させないようにしてください。
外猫は病気に感染している可能性があり、また飼い猫でもワクチン接種を受けていない場合はリスクが高いです。
ちょっとしたくしゃみなどでうつる感染症もあるので、他の猫には近づけないのが無難です。
さらに、猫同士がケンカになると、ケガをする恐れがあり、そのケガから病気に感染するリスクもあります。

◆猫から目を離さない

猫は元来、好奇心が強い動物で、興味を引くものがあると夢中になって飼い主さんから離れることが予測されます。
一方で、警戒心も強く、何かに驚いて逃げ出してしまう恐れもあります。
また、逸走に備えるとともに、他の猫との接触や危険な場所へ入り込んでしまうこと、誤食・誤飲などの事故を避けるためにも猫から目を離さないようにしましょう。
車でのお出かけの場合、車に猫だけを残すことは厳禁です。
暑い時期はもちろん、冬でも天気が良いと車内の温度は高くなり、熱中症の危険があります。


猫とお出かけをする際に必要なもの

愛猫とお出かけをする場合に必要な持ち物をまとめますので、事前に用意しておきましょう。

✔キャリーバッグ(ケース)
✔インナーキャリーまたは洗濯ネット
✔ハーネスとリード
✔迷子札
✔キャットフード:食べ慣れたドライフードがおすすめ
✔食器:使い慣れたいつもの食器の方が猫は安心します
✔水
✔シリンジ:緊張すると水を飲まなくなる子もいるので、シリンジで口に含ませます
✔携帯用トイレ
✔ペットシーツ:外に出るだけでオシッコやうんちをしてしまう子もいるので、キャリーに敷いておきます
✔ビニール袋
✔タオル
✔ウェットティッシュ
✔消臭スプレー:利用した施設などの後片付けに
✔粘着テープ:抜け毛の処理に
✔消毒薬と絆創膏:飼い主さん用


猫とお出かけをする移動手段

草原で鳴く子猫

移動手段は様々です。
それぞれに注意点があるので、押さえておきましょう。

◆車

一番自由度が高いのは、車でしょう。
いきなり車で長距離のお出かけをするのではなく、まず車に慣れさせることから始めましょう。

あわせて読みたい:猫も車酔いをする?車を使って移動する際の注意点や対策方法
猫も車酔いをする?車を使って移動する際の注意点や対策方法

移動手段の際に車を使用すると、人間にとってはとても便利に感じますよね。その便利な車に猫を同乗させた場合、猫はどんな反応をするのでしょうか。そして猫も人間と同じように車酔いをしてしまうようなのなら、どのような対策が必要となってくるのでしょうか。 今回は、猫を車に乗せる際の方法や注意点、車酔いの対策方法についてご紹介します。

記事はコチラボタン

車に慣れさせる

初めは、エンジンのかかっていない車に乗せます。
車に乗ることに慣れたら、エンジンをかけてエンジンの音や振動に慣れさせましょう。
次に、車を実際に走らせます。
同乗者がいれば、ハーネス・リードを付けた状態で抱っこしてもらってもよいでしょう。
最初は、スピードを出さず、軽く町内を1周する程度に留めましょう。
もし、愛猫が車酔いをするようなら、車に乗せることはやめた方がいいでしょう。

車に乗せる前に

車でのお出かけの予定を立てたら、数日前から愛猫の体調をよく観察しておきましょう。
車に乗せる数時間前に、食事を済ませておきます。

車に乗せるときは

原則として、キャリーバッグに入れたまま、後部座席に乗せて固定しましょう。
特に、窓やドアを開ける際には、必ずキャリーに入れることを徹底してください。
窓を少しだけ開けて外の風が入るようにし、キャリーは風通しの良い場所に置きます。
同乗者がいる場合にはキャリーから出してもかまいませんが、ハーネスとリードで猫の動ける範囲を制限しましょう。
シートの下など狭い場所に潜り込むと汚れる場合がありますし、運転席に入り込むと運転の妨げになり、非常に危険です。
長距離のドライブをする場合、2時間に1度、15分程度の休憩を取り、水を飲ませます。
緊張などから水を飲まない子には、シリンジで飲ませてあげてください。
また、長時間のドライブの場合、車内に携帯用トイレを置きましょう。

◆電車や新幹線

電車や新幹線を利用する場合、事前に、それぞれの鉄道会社の公式サイトなどで利用規定を確認してください。
例えば、JRでは規定内のサイズのキャリーに入れれば「手回り品」として持ち込むことができますが、別途料金が必要です。
車内で鳴き続ける、排泄をしたなどの場合には、デッキに移動するなど、他の乗客への配慮を忘れないようにしましょう。

あわせて読みたい:猫と一緒に電車は乗っても平気?事前準備に必要なものとは?
猫と一緒に電車は乗っても平気?事前準備に必要なものとは?

家の中で過ごす時間が多い猫ですが、ときには外に出ることが必要なときもありますよね。 動物病院に連れていくときや引っ越し、実家への帰省など、猫を連れて外出しなくてはいけないこともあるでしょう。 そして目的の場所が遠方だったとき、利用する交通手段が電車のみだったら、猫も一緒に乗車することができるのか、疑問に思ったことのある方も多いことかと思います。 果たして、猫は電車に乗せても、問題がないのでしょうか?

記事はコチラボタン

◆飛行機や船

飛行機では、キャリーやケージに入れて貨物室に乗せることになります。
それぞれの航空会社で、キャリーの大きさなどの規定、予約方法などが異なるので、公式サイトで必ず確認してください。
不明な点は、問い合わせ窓口に電話で直接確認した方がよいでしょう。
国際線を利用する場合、出国前に動物検疫所で狂犬病に関する係留検査を、帰国時に輸入検疫を受けなければなりません。
狂犬病ワクチンを接種していないと、係留期間が長くなることがあるので、事前に接種しておくとよいでしょう。
船の場合、ペットの乗船が可能なフェリーを利用しましょう。
会社によって名称は異なりますが、ペットを預けるためのペットルームが設置されています。
一部のフェリーでは、ペットと利用できる客室が設定されているので、船旅の間も愛猫と一緒に過ごすことが可能です。


猫とお出かけができるおすすめの場所

ペットブームのおかげで、ペットと一緒に行ける施設が増えています。
ただ、犬が前提となっていることも多いので、「ペット可」の施設でも事前に猫を連れて行けるか確認しておきましょう。
猫と一緒にお出かけができる場所としては、以下のような施設があります。

    ★猫と泊まれる宿泊施設
    ★猫同伴ができる飲食店
    ★ペットと参拝できる神社仏閣
    ★ペットも入園可能な公園やアミューズメント施設

ここでは、関東近郊で猫も楽しめる施設をご紹介します。

◆京急油壺マリンパーク(神奈川県三浦市)

入園規則を守れば、犬猫はもちろん、フェレットやウサギ、爬虫類なども、ほとんどの展示を見ることができます。

HP:http://www.aburatsubo.co.jp/

◆清水公園(千葉県野田市)

リードを装着していれば、同伴可能です。
ショップ店内や飲食施設には、連れて入ることはできません。

HP:https://www.shimizu-kouen.com/

◆WILDMAGIC The Rainbow Farm(東京都江東区)

リードを装着していれば、1エリアにつき、猫3匹まで同伴できます。

HP:https://wildmagic.jp/


まとめ

猫はテリトリーを重視する動物で、テリトリーの外に出ることを好みません。
飼い猫にとってのテリトリーは家なので、お出かけはストレスとなる可能性が高いです。
テリトリーの外に出た猫は、警戒心を高め、ちょっとしたことに驚いて逃げてしまうことがあるので、必ずキャリーバッグに入れましょう。
お出かけだけではなく、日ごろの通院や災害時の避難にも役立つので、キャリーにはぜひ慣らしておきましょう。
また、お出かけをする前に、愛猫がお出かけに向いているかどうかを見極め、向いていない子には決して無理をさせないでください。
愛猫の安全を第一に考え、事前にしっかりと準備をして、愛猫とのお出かけを楽しみましょう。



– おすすめ記事 –

・愛猫の冬の寒さ対策!留守番時におすすめのあったかグッズ8選【2020年版】
・老猫の留守番もこれで安心!猫の見守りカメラのメリット6つ
・多少の留守番でも問題なし!?自動で猫にエサやりができるのを知ってる?
・猫が甘噛みする6つの理由!しつけで噛み癖を解消できる?


focebookシェア
ツイート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。

関連するキーワード


記事に関するお問い合わせはこちら