ワンちゃんとネコちゃんの餌の違いってどこ?!

2016.02.12

ワンちゃんとネコちゃんの餌の違いってどこ?!

わんちゃんにはドッグフード、猫ちゃんにはキャットフードを与えていますよね。しかしドッグフードとキャットフードの違いとは一体何なのか、気になった事はありませんか?今回は「ドッグフードとキャットフードの違いについて」と、「わんちゃんにキャットフードを与えてはいけないのか?」という疑問についてのご紹介していきたいと思います。

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主原料の違い

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わんちゃんが食べるドッグフードは肉が主原料として使われているのに対して、猫ちゃんのキャットフードは魚が主原料として使われています。
これがドッグフードとキャットフードの大きな違いですね。
「別にわんちゃんが魚を食べてもいいじゃない」と思いますよね。実はドッグフードにも魚を主原料としている物もあります。しかし、魚を主原料として作られたドッグフードでもキャットフードとは栄養価などが違うのです。
では、具体的には何が違うのかご紹介していきたいと思います。


必要な栄養素の違い

わんちゃんのドッグフードより、猫ちゃんのキャットフードの方が栄養価が高く作られています。
それはなぜかというと、わんちゃんより猫ちゃんの方が食事によって摂取する必要がある栄養素がたくさんあるからです。
猫ちゃんは身体の中で作る事の出来ない栄養素が多いので、フードによって補っていかなければなりません。
特に猫ちゃんが補う必要がある栄養素の代表的なものの一つとして、「タウリン」が挙げられます。
タウリンは猫ちゃんの目に必要な栄養素で、タウリンが不足すると目の健康を損なう恐れがあります。しかし猫ちゃんは身体の中でタウリンを作る事ができません。タウリン以外にも「ビタミンA」「ナイアシン」という栄養素なども体内で作る事ができないため、キャットフードには猫ちゃんが体内で作る事のできない栄養素が多く入っています。
そのため、ドッグフードよりもキャットフードの方が栄養価が高くなっているのですね。


嗜好性の違い

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猫ちゃんはわんちゃんよりも嗜好性が強いため、キャットフードは嗜好性の高い作りになっています。そのためドッグフードよりも塩分が強かったり、味や匂いが強めに作られています。とても美味しそうな匂いがするため、中にはドッグフードよりもキャットフードを食べたがるわんちゃんもいるかもしれません。
しかし、ちょっと待って下さい!「食べたがるから」といって、わんちゃんにキャットフードを与えても良いのでしょうか?


わんちゃんにキャットフードって与えてもいいの?

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答えは”NO”です。キャットフードは猫ちゃんのために栄養価が高く作られているため、わんちゃんには栄養価が高過ぎてしまうので与えてはいけません。わんちゃんにとって高過ぎる栄養価は肥満になってしまったり、ドッグフードよりも多い塩分などにより腎臓に影響を与えてしまう恐れもあります。
またキャットフードの嗜好性の高さから、わんちゃんに一度でもキャットフードを与えてしまうとドッグフードを食べなくなってしまう可能性があるのです。そうなってしまったら大変ですよね。
もちろん猫ちゃんにもドッグフードを与えてはいけません。猫ちゃんにドッグフードを与えてしまうと
身体に必要な栄養素が摂取出来ずに病気になってしまうため、与えないで下さいね。

いかがでしたか?同じ様に見えて、意外とドッグフードとキャットフードは大違いでしたね。わんちゃんにはドッグフード、猫ちゃんにはキャットフードが一番身体に適しているという事がお分かりいただけたかと思います。
いつまでも健康な身体でいてもらうためにも、わんちゃん猫ちゃんに適した食事を与えてあげて下さいね。

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ちょば

ちょば

わんちゃん大好き人間です。動物の専門学校にて様々な資格取得後トリマーやペットショップの店長を経験しました。たくさんの方に楽しいワンワンライフを送っていただくため、持てる知識と経験をフルパワーで提供していきたいと思います。

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