この時期に多い!犬のアトピー性皮膚炎

2016.06.01

この時期に多い!犬のアトピー性皮膚炎

人間同様、わんちゃんにも、ほこりやダニ、花粉などに敏感に反応し、「アレルギー」になってしまう事があります。 皮膚をしきりに舐めたり、掻いたりするのですが、これは「アレルギー」を起こす物質「アレルゲン」を吸い込んだり、皮膚から吸収することによって、起こる病気「アレルギー」の1つで「アトピー」と言います。 「アトピー」の中で、一番多いのが「アトピー性皮膚炎」です。

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アトピー性皮膚炎の病状としては…

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耳や目のまわりなどの顔面や足先、わき、関節の内側などに、ひどいかゆみが出てきます。
その部分をしきりに舐めたりかいたりする為に、皮膚が傷ついたり、ただれたりします。
また、その症状が長く続くと、病変部の皮膚が厚くなる事も少なくありません。
アトピーが怖いのは「慢性化」してしまう事。
一度、治っても多くの場合は再発してしまいます。
治療法としては、薬物療法が中心になります。

では、そのようにならない為にはどうしたらいいのでしょうか?
まず、大切な事は、体につきました。ほこりや花粉などの「アレルゲン」を洗い流すため、体を洗う事です。
単純にあうわけではなく、アトピー性皮膚炎専用のシャンプーが病院専用の物があります。
必ず、かかりつけの獣医師の診断を受け、適切なものを使ってください。

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Dr.佐藤 貴紀

Dr.佐藤 貴紀

幼い頃から大の動物好きで、獣医を志す。 麻布大学獣医学部卒業後、西荻動物病院、dogdaysミッドタウンクリニックにて副院長をつとめる。 また、獣医生命科学大学内科学教室において循環器を主に学ぶ。 2008年7月に「白金高輪動物病院」開業。 2011年4月に「中央アニマルクリニック」開院。 専門は「循環器」。全国に約60人しかいない(2013年5月現在)「日本獣医循環器学会認定医」の一人。 専門外来を特徴とし、確定診断にもこだわり、かかりつけ医を推進している。 誠実でやさしい人柄と確かな技術に惹かれて、全国の飼い主さんから相談が絶えず寄せられている。


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