【行ってきた】東京モーターショーにはワンコライフを楽しくしてくれそうなクルマがいっぱいでした!

2017.12.11

【行ってきた】東京モーターショーにはワンコライフを楽しくしてくれそうなクルマがいっぱいでした!

2017年の東京モーターショーでは、国内メーカー14社と15ブランド及び海外メーカー13社19ブランドを含む153社・団体が出展し、380台が展示されました。ワンちゃんを一緒に暮らす私たちに、自動車はどのような未来を見せてくれたのでしょう。

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女性比率がどんどん上がるモーターショー

2017年第44回東京モーターショーには、77万1200人が来場し、来場者の男女比は、男性が75.9%、女性が24.1%でした。開催するごとに女性の来場比率が上がっています。

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<プレスデーも多くの報道陣で賑わっていました>

スバルのXVファン・アドベンチャーはルーフにテントを載せられる

今回、私がモーターショーで一番欲しいと思ったのは、スバルの新型XVベースのコンセプトカー「XVファン・アドベンチャー」です。なんと、車のルーフの上にテントが取り付けられるのです。オフロードタイヤのYOKOHAMAジオランダーG003を使っているので、悪路もすいすいドライブできそうです。
私が飼っているオーストラリアン・ラブラドゥードルのアニィは13kgで、ボーダー・コリィくらいのサイズです。アニィと小学2年生の息子を連れて旅行する場合、やはりキャンプがコスト的に一番現実的な選択です。
この車でキャンプ場を巡りながら日本一周したら、すごく楽しそうです。あくまでもコンセプトモデルであり、このモデルが市販されるかはわかりませんが、発売されたらぜひ試乗してみたいです。

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<XVファン・アドベンチャーは多くの関心を集めていました>
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<テントは市販のものだそうです>

日産のIMxはワンコライフと相性抜群!

日産のブースでは、100%電気自動車のクロスオーバーコンセプトカー「ニッサン IMx」が展示され、IMxに搭載されている完全自動運転をデモンストレーションしていました。
IMXに乗車すると車とスマートフォンが自動的に認識し、スマートフォンから目的地や、車内でかける音楽などをセットできます。マニュアルモードのときは、スクリーンに表示されるガイドに従ってハンドル操作をするだけでOK。オートドライブモードを選択するとハンドルが格納されてシートがリクライニングし、完全自動運転に移行します。完全自動運転は複数のセンサーで周囲をキャッチし、危険がある対象をいち早くキャッチしてくれます。事故の可能性がある場合は自動ブレーキが作動するから、急な飛び出しも安心。

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<オートドライブモードに移行し、センサーが作動したIMx>

ドッグランなどで行われるワンちゃんのオフ会の帰り道って、疲れていて運転が怖いことがありませんか? 自動運転なら、ワンちゃんとまったりしながら帰れますね。

しかも日産の自動運転は遊び心もバッチリ。走行中、乗客の好みと関連する街の情報をスクリーンに表示します。デモンストレーションでは、走行中に人だかりを感知したIMxが、位置情報と照らし合わせて検索し、そこでカフェイベントが開催されていると教えてくれました。

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<カフェイベントを知らせてくれるIMx>

「このイベントで、カフェマキアートにお好きな絵が描けるようですよ。イベントに参加されますか? それとも、この情報をシェアしますか?」
「花火の音が聞こえてきましたね。花火の情報を検索しました。近くで花火の情報をアップしている人がいます。ルートを変更して、あの花火を見に行きましょう」
とIMxのAIがしゃべるのを見て、AIによって車がレジャーをますます便利に、楽しくしてくれる未来を感じました。

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<花火開催地を検索中のIMx>
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<花火の会場に到着>

ワンちゃんと暮らしていることなどを登録しておけば、最寄りのドッグカフェやドッグラン、犬と泊まれるホテル情報などを表示してくれそうです。
ワンちゃんと一緒に出かけようとすると下調べが必須ですし、運転も結構疲れます。そう遠くない未来に、面倒な作業をすべて自動車がやってくれる時代が来るのですね。


スズキのイー・サバイバーにはサルーキが似合う

さらに私が心を惹かれたのは、スズキが発表したコンセプトモデルの電動自動車「e-SURVIVOR(イー・サバイバー」です。サバイバーは、2013年のモーターショーで遊び心満載の軽自動車「ハスラー」を発表し、話題をさらったスズキらしい未来のコンパクトSUVです。四輪独立駆動で、ボディは軽量かつコンパクト。未来を感じる素晴らしいデザインで、砂漠をがんがん走れるそうです。私は、イー・サバイバーには「エジプト王家の犬」「砂漠の貴公子」の異名をもつサルーキを乗せてみたいです。サハラ砂漠にルーツをもつ犬種「サルーキ」をイー・サバイバーに乗せて砂漠を疾走したら、さぞ美しく、楽しいことでしょう。

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<砂漠が似合う「e-SURVIVOR(イー・サバイバー)」>
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<後ろ姿もカワイイ>
サルーキの子犬の性格や価格は?世界最古の犬を飼いたい♪

サルーキは狼から別れた最も古い犬種のひとつとされている長い歴史を持つ犬です。見た目も美しく、飼いたいと思う愛犬家も少なくありませんが、希少種だけになかなか子犬と出会えない人もいるでしょう。珍しいサルーキの子犬について性格や価格などを調べてみました。

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フォルクスワーゲンの「I.D.BUZZ」にはレトリーバーがピッタリ

フォルクスワーゲンで目立ったのは、昔懐かしい「ワーゲンバス」のような次世代電気自動車「I.D.BUZZ」。航続距離は最大600kmと長距離で、完全自動運転のうえ、加速力も抜群。ドライバーズシートを180度回転させた状態でも走行できます。車内も広々としており、積載力も抜群。ワンちゃん連れのキャンプや登山、釣りなどのアウトドアライフで大活躍してくれそうです。サーファーに愛好家が多いワーゲンバスに似ていることもあり、海がすごく似合うクルマですね。水遊びが大好きなラブラドール・レトリーバーを乗せたら絵になりそうです。

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<見れば見るほどワーゲンバスです>
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<車内はゆったりとしています>
ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーって何が違うの?

大きな犬の代表格とも言える「ラブラドール」と「ゴールデンレトリバー」。 パッと見たときの体の大きさや表情はとても良く似ていると思う方は多いでしょう。それに「レトリバー」と名前にあるので、 親戚のようなものだろう…と考えてもしまいますよね。よく似ている「ラブラドール」と「ゴールデンレトリバー」ですが、 実は全く異なる犬種。 この記事では、それぞれの特徴や歴史、性格などを交えながら、その違いについてまとめてみたいと思います。

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クルマがあるとワンちゃんとの行動範囲がぐんと広がり、ワンコライフをより楽しむことができます。私の愛車は日産セレナハイブリッドHC26です。このクルマを買ってから、休日は家族とアニィを連れて郊外のドッグランなどへ行く機会が増えました。中型犬以上のワンちゃんや、多頭飼いをされているなら、ぜひワンちゃん連れのレジャーと相性がいいクルマの購入を検討してみてください。



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石原 美紀子

石原 美紀子

青山学院大学卒業後、出版社勤務を経て独立。犬の訓練をドッグトレーニングサロンで学びながら、愛玩動物飼養管理士1級、ペット栄養管理士の資格を取得。著書に「ドッグ・セレクションベスト200」、「室内犬の気持ちがわかる本」(ともに日本文芸社)、「犬からの素敵な贈りもの」(出版社:インフォレスト) など。愛犬はトイ・プードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。


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