【掲載:2016.04.26 更新:2026.05.05】
猫にもフケが出る?

猫にもフケが出ます。猫は全身に毛が生えていますから、全身からフケが出てきてもおかしくありません。
特に春は換毛期といって、冬毛が抜けて新しい毛が生えてくる時期です。抜け毛が増えて、それに伴いフケが出る猫もいます。
フケといっても、それほど気にしなくても良いものと、きちんと対処しなくてはいけないものがあります。猫にはどのようなフケがあり、どのように対処するべきかお話しします。
フケは古い皮膚がはがれて、新しく皮膚が出てきた時に出るものです。そのような意味では、フケは異常なものではありませんね。
しかい、フケの量が多く原因が病気によるものであれば、対策が必要であるといえます。
猫にフケが出る原因
フケが出る原因はいくつか考えられます。
◆乾燥している
空気が乾燥していると皮膚も乾燥しやすくなりますので、フケが増えます。春になる、季節の変わり目にもフケが増えます。新陳代謝で新しい皮膚になり、古い皮膚がはがれおちてフケになっています。
◆病気・感染症
皮膚病で、フケが出ている場合があります。アレルギーでフケが出るものと、ノミやダニなどの寄生虫が原因でフケが出るものとがあります。特にツメダニ皮膚炎は、大きなフケが出てすぐに異常がわかるほどです。
愛猫が外に出る猫である場合には、ノミ・ダニの駆除を定期的に行うようにしましょう。
◆高齢のため
猫も加齢により皮膚の保湿力がなくなり、乾燥しやすい肌になることでフケが出ます。肌を守っている皮脂が少なくなり、保護する力が弱まるためです。
◆フケが多い体質の猫である
何匹も猫がいても、フケが出るものと出ないものがいます。猫それぞれの体質によって、皮膚の状態や身体の状態が違いますので、フケの量も猫によって変わってきます。
◆猫がストレスを感じている
猫が何らかのストレスを感じて体調を崩すと、結果として皮膚にも異常があらわれ、フケが出てくる場合があります。
おうちでできる対処法

フケの量が多い、フケにともないとても痒がっているなど何らかの異常が見られれば、動物病院に早めに連れていきましょう。脱毛があったり、カサブタや発疹があったりした際には、感染症や皮膚炎が考えられますので迷わず獣医師に診てもらってください。
病気・感染症でなければ、動物病院にいっても、様子を見るようにいわれる場合があるでしょう。そうなると、飼い主が自宅で対処することになります。
自宅でできる対処法についてご紹介します。
◆ブラッシングをしっかりする
ブラッシングは、肌を傷つけないタイプのクシを使って、優しく皮膚をマッサージするように行いましょう。血行をよくして、皮膚を健康な状態に近づけてあげるのです。
ブラッシングの時には、フケを取ろうとして力を入れすぎることのないようにしましょう。皮膚を傷つけてしまうと、さらにフケを増やしたり皮膚炎になったりする可能性があります。
◆お風呂に入れる(シャンプーする)
シャンプーは、1ヶ月〜2ヶ月に1度を目安に行いましょう。フケ対策用のシャンプーも販売されていますし、獣医さんに相談して皮膚に良いものを選んでもらうのも良いでしょう。
気をつけるのは、すすぎ残しのないように洗うこと。フケが落ちないからといって、洗いすぎにもならないようにしましょう。濡れたままでいるとカビの原因になり、さらにフケが出る原因になります。洗った後はしっかり乾かしましょう。
乾かす時にも、ドライヤーで皮膚を乾燥しすぎるとさらに皮膚が傷ついてしまいます。タオルで水分をしっかり取り、長時間ドライヤーをあてることのないようにしましょう。
◆フードを変える
アレルギーがある猫の場合は、フードを変えると効果がある場合があります。
皮膚によいといわれるキャットフードが販売されていますので、獣医師に相談の上フードを変えてみましょう。
◆乾燥対策をする
季節の変わり目の春には抜け毛も増えますし、乾燥しているとさらにフケの原因になります。猫に適した湿度は55%~60%くらいなので、加湿器を使ってみましょう。
また、猫の皮膚を保護してフケ対策用のスプレーも売られていますので、使ってみることも良いでしょう。獣医師に相談してから使うことをお勧めします。
春には換毛期に加え発情期もありますので、猫もストレスを感じている可能性があります。猫とのスキンシップを増やして、生活環境を改善しフケが出にくいような生活を心がけてあげましょう。
まとめ
猫のフケの原因は、体質から食事やストレスなどさまざまです。原因に合わせた治療ができるよう、異常が見られたら早めに動物病院を受診するようにしましょう。
生活環境を改善し、愛猫にとって適切な環境を整えてあげることが大切です。
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