ノルウェージャンフォレストキャットとは？
ノルウェージャンフォレストキャットとは、その名のとおり原産国が北欧ノルウェーの猫種です。北欧の厳しい寒さにも耐えられるようにツヤツヤの光沢を持ち、ウールのように暖かく優しい手触りの厚い被毛に覆われています。
体長は大きいもので50～60cm前後、体重も4～6kg程度と大型の猫種と言えます。ただし、成猫になるまでには通常3～4年はかかるものと言われています。
毛色はキジドラ、黒、茶など様々です。目の色もネコちゃんにより黒や茶など様々なパターンが見られます。
ノルウェージャンフォレストキャットの歴史
ノルウェージャンフォレストキャットの歴史は古く、原型となった猫は既に北欧神話などにも登場しています。ノルウェー語では「ノシュク・スコグカット」と呼ばれ、英語と同じくこれは「ノルウェーの森林のネコ」という意味です。
ノルウェージャンフォレストキャットは、ノルウェーの森林にいた野生種が人間の生活に根付いたものとされ、ノルウェーでは昔から家で人と暮らしていたホピュラーな猫でした。1800年代には完全にノルウェーの家庭で暮らす猫のひとつとして定着しました。
20世紀に入るまで特別な品種という扱いは受けていませんでしたが、徐々に品評会に出されて、認知度が高まりました。
しかし、先に認可されたメインクーンと種としての違いをなかなかアピールできず、独立した品種として認められたのは1997年と比較的最近の事です。
以降愛好家も増えて、現在では日本でも人気の猫種のひとつとなっています。
ノルウェージャンフォレストキャットの特徴
ノルウェージャンフォレストキャットの特徴は、なんといってもその美しく長い被毛にあります。これは北欧の厳しい冬の屋外にでも耐えられるように発達したもので、事実ノルウェージャンフォレストキャットは冬の屋外も好みます。
後脚は前脚より長く、腰高で骨格も太いのが特徴で、厳しい自然の中で暮らしてきた痕跡ともいえる特徴です。
メインクーンとよく混同されますが、鼻筋が丸くなっているメインクーンに対し、ノルウェージャンフォレストキャットは鼻筋は真っ直ぐになっています。
ノルウェージャンフォレストキャットの性格
ノルウェージャンフォレストキャットは無駄鳴きが少なく、比較的おとなしい猫種とされています。しかし、人懐っこく人と遊んだり屋外にいったりする事も好みます。
また、野生の名残からか木によじ登ぼることが得意で、屋内においては本棚やタンスなどの高いところに上りたがる傾向があります。知的で従順な性格なので、幼い頃にこうした行為を禁止するようにしつければ大分よくなります。
いずれにしても、ペットとして暮らすには穏やかに接する事が必要です。
ノルウェージャンフォレストキャットの値段
◆ノルウェージャンフォレストキャットの子猫の値段
ノルウェージャンフォレストキャットをお迎えする場合、ペットショップやブリーダー、里親になるといった選択肢があります。
ノルウェージャンフォレストキャットの値段は、ペットショップでは15～40万円、ブリーダーでは10～30万円程度になるようです。
様々な毛色の種類がいるため、人気の毛色のノルウェージャンフォレストキャットや、親猫がコンテストで入賞しているなど血統が良い子の場合、値段が高くなる傾向にあります。
ペットの専門店コジマでの参考価格は、15万円～40万円程度となっているようです（2019年12月現在）。
◆ノルウェージャンフォレストキャットの子猫と出会うには…
ノルウェージャンフォレストキャットをペットショップで探すなら、ペットの専門店コジマの公式サイトをチェック！
ペットの専門店コジマでは、専属の獣医師さんによる健康診断や遺伝子病検査（特定の犬種・猫種）を実施している他、トリミングサロンや動物病院、マナー教室の運営など、子犬・子猫をお迎えした後のサポートも充実しています♪
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ノルウェージャンフォレストキャットとの暮らし方
◆栄養のある食事と適度な運動を心がける
ノルウェージャンフォレストキャットは、成猫になるまでに3年～4年ほどかかると言われています。成長期の食事は高カロリー高たんぱくを心がけ、肥満予防のためキャットタワーなどを使って運動もたくさんさせることも重要です。
また、出来ればオーナー様の家の中で飼うというのを遵守していただけるとよいです。ノルウェージャンフォレストキャットは野性の本能から高いところを好むので、無用心に表の高いところへ行ってしまい、危険な目に会うおそれが高いからです。
家の中でも事故防止のために、あまり高いところへ行かせないようにし、高いところへよじ登れない工夫も必要だといえそうです。
◆長毛種の毛球症に要注意
ノルウェージャンフォレストキャットと長い間一緒に暮らすわけですから、健康であって欲しいものです。
基本的に病気に強い猫の種類ですが、気をつけたい病気として「毛球症」があります。これは毛づくろいして抜けた毛が体内に入って、その毛がうまく吐き出すことができなくなってしまう病気です。特に毛が長いノルウェージャンフォレストキャットは注意が必要です。
その他、元気がない、食事を嫌がるというシーンがあれば何かしらの病気の可能性があります。早めに獣医に相談するとよいでしょう。高齢になったら腎不全や心筋症などには注意したいです。
素晴らしいノルウェージャンフォレストキャットと出会えたらいいですね！
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