猫を冬に留守番させる時の対策!
冬の季節、猫を留守番させるときはこの3つに気をつけましょう。
・毛布や厚手のタオル、猫ベッドなど、自分で暖まれるものを置いておく。
・ヒーターやストーブをつけっぱなしにせず、必ず消していく。
・水を置いておく(飲み水・乾燥対策)。
留守番対策の大切なことは、この3つです!では詳しく見ていきましょう。
毛布や猫ベッドなど自分で暖まれるものを置いておく
猫は、寒い時には自分で暖かい場所を見つけて過ごします。室内飼いの場合は、室内にそのような場所を作ってあげる必要があります。毛布や厚手のタオル、猫ベッドなど、猫がそこで暖かく過ごせる場所を作っておいてあげれば良いのです。
気にならない飼い主さんであれば、猫が人間のベッドや布団に入って暖まることもできますね。
気をつけることは、その暖まれるものを、窓際や、風のとおるような寒い場所に置かないことです。せっかく暖まれるはずが、寒くて意味がなくなってしまいます。また、置くタイプのクッションや猫ベッドは、そのまま床に置くよりも、少し高い位置に置いた方が、床からの冷気を受けずにすみます。猫タワーがあれば、暖かい空気は上に登りますので、猫も暖かい場所を見つけて高い場所に行くでしょう。
同じ理由で、一部屋だけにしか猫がいられない、ということも避けたほうがよいでしょう。その部屋が冷えてきて暖かい場所を探したくても、閉まっていると移動できません。ドアストッパーなどで猫が通れるようにしておきましょう。
どうしても一部屋にしかいさせられない場合は、窓際などの冷えやすい場所にベッドなどを置かないことです。
猫をケージに入れて留守番させる場合も、ケージそのものを寒くない場所に置いてあげましょう。
猫がまだ子猫であったり、老猫であったりする場合、寒さには弱いので特に気をつけてあげる必要があります。毛布や猫ベッドなどは複数置いて、あまり移動しなくてもすぐに暖を取れるようにしてあげましょう。
子猫は特に冷えに弱いので、暖まれるものが必要です。湯たんぽが、効果的で安全でしょう。ない場合は、暖かい飲料用ペットボトルにお湯を入れてタオルでくるむことで、湯たんぽの代わりになります。猫ベッドなどや毛布の下に入れて置くと、そばに行った猫は、じんわりと暖まれます。
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ケージやサークルに固定することができるおうち型のベッド。
ヒーターやストーブをつけっぱなしにせず、必ず消していく
飼い主がいない留守番ですから、冬の寒さ対策とはいえ、ヒーターやストーブは危険です。必ず消して行きましょう。どうしても暖房が必要だと感じる場合は、エアコンを使用しましょう。エアコンで、冷える夕方に合わせてタイマーを設定しておく方法もあります。
エアコンを使う時にも、エアコンが何らかの事情で止まってしまっても大丈夫なように、猫ベッドや毛布、湯たんぽなどは併用したほうが良いでしょう。
猫を留守番させる時、寒さ対策として、使用しても比較的安全な暖房器具は、エアコンとホットカーペットです。ただ、電化製品であることや、エアコンであれば乾燥、ホットカーペットであれば低温やけどなどが心配になります。一番安全でお金がかからないのはあたたかい毛布や布団、そして湯たんぽです。
湯たんぽは、猫用のものも販売されていて、お湯を入れるものや、レンジで温めるものがあります。湯たんぽは電気のコードなどありませんから、場所を選ばずに使ってあげられますね。
湯たんぽの効果は、大きさや温度にもよりますが、ちゃんとカバーをかけて上から毛布などで覆えば、半日〜10時間程度は持ちます。
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レンジであたためるだけ簡単。断熱カバーで、あったか長持ち。
水を置いておく
猫が留守番する時は、水が飲みたい時に飲めないと体調にかかわります。こぼしても大丈夫なように、飲み水は複数置いておきましょう。また、エアコンをつけている場合、乾燥のしすぎを防ぐことにもなります。
空気が乾燥してくると、ウイルスに感染しやすくなります。人間も同じですね。洗濯物を室内干ししておくことも、湿気対策になります。
猫にとって快適な湿度は50〜60%です。冬は特に乾燥しがちなので、水を置いて対策をしましょう。加湿器を使う方法もあります。その場合は、猫がいたずら出来ないような場所に置くことです。
猫といっても、個体差は当然ありますので、寒さに平気な猫、弱い猫など様々です。猫が、自分で判断して、寒い場合に、暖かい場所に移動できることが大切です。
特に、猫に留守番させる時には、できるだけ危険のないようにして、安心して出かけられるように、しっかり対策をしておきましょう。