1.猫が猫砂を食べてしまう原因は?
1-1.病気である
1-2.ストレス(異常行動)のため
1-3.フードの栄養バランスが悪い
1-4.空腹のため
1-5.食べるのが好き
2.なぜ猫砂は食べるとよくないのか?
3.猫砂を食べてしまう時の3つの対策
3-1.猫砂の種類を変える
3-2.フードの量を増やす・変える
3-3.ストレスをなくす
猫が猫砂を食べてしまう原因は?
猫砂を食べてしまう原因は、猫によって様々です。5つの猫砂を食べてしまう原因をご紹介します。
●病気である
寄生虫がいる場合・肝臓に疾患がある場合などに、猫砂を食べてしまうことがあります。
猫が体調悪さを感じて、自発的に食べてしまうということです。
●ストレス(異常行動)のため
猫がストレスを感じた時に、猫砂を食べてしまうことがあります。
例えば、引越しで生活する場所が変わった、飼い主さんの家に子供が生まれたり他のペットが増えたりして違和感を感じる、おもちゃなど遊ぶものがなくてつまらない、などです。
また、飼い主さんの気を引くために猫砂を食べるという場合もあります。
●フードの栄養バランスが悪い
フードを十分なだけ与えてあり、猫がきちんと食べているようでも、栄養バランスが悪い場合、猫砂を食べる時があります。
自分で足りないものを補おうという本能であると考えられます。また、猫砂がフードと間違えるような形状や、匂いなどの時に、食べてしまうこともあります。
●空腹のため
フードが足りないと、猫砂を食べてしまうことがあります。
特に、おからが主成分の猫砂は、フードと同じような匂いがしたり、食感が似ていたりするので、余計にフードと勘違いして、食べてしまうことがあります。
●食べるのが好き
猫砂の形や匂いがその猫の好みで、かじってみたところ食感も気に入ってしまった場合、猫砂を食べるようになることもあります。
子猫はトイレの周りやトイレの中に入って遊んでいることもありますね。
その時に好奇心で砂をかじったり舐めたりして、たまたま食べてしまい、それが続くということがあります。
なぜ猫砂は食べるとよくないのか?
猫砂はフードではないから、というのはもちろんですが、食べると体の害になりますし、具合が悪くなり命にかかわる場合もあります。
猫砂には、おがくず・おから・紙などから出来ているものもあり、万が一猫が飲み込んでも急な害が出ないように配慮されています。
ただ、フードのように食べることはやはりよくありません。なぜなら、カビが生えないように防腐剤が入っていたりするからです。
また、粘土から出来ているものには、重化学金属が配合されていて、食べればもちろん体に良いものではありません。
猫砂から出る細かい粉を吸い込むことで、それが猫の肺にたまり、それが肺の中で膨らんで体に悪影響を与えることがあります。
また、水分を含んで固まるタイプを飲み込めば、胃の中でも水分を含み、固まるということになります。
猫砂を食べてしまう時の3つの対策
●猫砂の種類を変える
今の猫砂が気に入って食べている可能性がある場合は、他の種類で出来た猫砂に変えてみましょう。
トイレのしつけが再度必要になるかも知れませんが、食べないようにすることが優先です。
●フードの量を増やす・変える
お腹が空いて食べてしまう場合は、餌が足りないということです。
お腹がいっぱいになるようにして、猫砂を食べなくなれば良いわけです。
ただ、適切な量を与えている場合は肥満が気になりますので、ダイエットタイプに変える、フードを与える回数を変えてみる、などの工夫をしましょう。
●ストレスをなくす
一匹でいること、狭い場所にいること、寂しいこと、などのストレスが原因の場合は、一緒に遊んだり、なでたりして安心させてあげましょう。
スキンシップがない、または静かな環境にいない、など、思い当たることがあれば、すぐに改善しましょう。
どうしても直らない場合や、猫砂を食べたことで具合が悪そうな時は、必ず獣医さんに診てもらいましょう。
どんな原因で猫砂を食べてしまうのかを探って、しっかりと対策をし、食べることがないようにしてあげるのが飼い主の務めです。
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