猫のひとり遊びにおすすめのおもちゃ12選!ひとり遊びする理由と注意点もご紹介

2023.10.17

猫のひとり遊びにおすすめのおもちゃ12選!ひとり遊びする理由と注意点もご紹介

猫を飼っていると、留守にするときや、家にいても忙しくてなかなか相手をしてあげられないことがありますよね。そんな時、猫が一人遊びできて、安全で、飼い主さんも安心できるおもちゃがあるととても助かるもの。おもちゃがあれば、猫の性格に応じた色々な遊び方ができるし、飼い主さんも息抜きできます。猫の性質がよく考えられたおもちゃは、種類がたくさんあります。今回は、猫が一人遊びできるおもちゃについてご紹介します。

猫がひとり遊びする理由は?

子猫同士で遊ぶ

猫は犬と違い、一人でいても自由に過ごすことが出来る動物と言われます。特に子猫のうちは、ひとり遊びをしていることが多いのではないでしょうか。

◆ひとり遊びの理由は「狩りの練習」

猫が一人遊びする理由のひとつは、「狩りの練習」であると考えられます。これは、猫の知能が高く、想像したり仮定したりしながら遊ぶことが出来るということも表しています。

紙くずやボール、ひもや袋など、色々なものを獲物だと仮定し、押さえつけたり、すくいあげて放り投げたり、前足で転がしたりして追いかけたりと、上手に獲物の動きを自分で作り出して遊んでいます。このひとり遊びが、実際の狩りの練習代わりになるということですね。

また、子猫の頃は兄弟同士でじゃれあうことも狩りの練習になります。

◆ひとり遊びするのは子猫の時だけ?

猫のひとり遊びは、確かに子猫の頃が多いと言えます。成長していくに連れて、虫をつかまえようと遊んだり、飼い猫であれば一緒にいるペットと遊んだり、飼い主さんに遊んでもらったりして、想像での遊びは減っていく傾向にあるようです。

これは、獲物をとる猫は、狩り以外の時に無駄に疲れないよう、体力温存のために休んでいるほうが良いと判断するためでしょう。

◆大人になってもひとり遊びはする

人に飼われている猫は特に、成長しても子供のような振る舞いをすることが多くあります。もちろん野良猫でも、成長してから遊ぶこともありますが、少ないと言えます。

フードがちゃんと与えられて狩りの必要もなく、エネルギーも余っていれば、遊ぶことも増えます。また、飼われていると飼い主さんを自分の家族のように思うので、成長しても遊びに誘うことがあります。


どんな時に一人遊びのおもちゃが必要?

遊ぶ猫

子猫の時は積極的にするひとり遊びですが、成猫の場合どんな時にひとり遊びが必要となるでしょうか。

◆飼い主さんが構ってあげられない時

飼い主さんが家にいる時には、遊んでくれるようにおねだりし、中には遊んでくれるまで鳴いたりすり寄ったりしてくる猫もいるでしょう。
しかし、いつ何時でも愛猫に構ってあげられるとは限りません。

そんな時、ひとり遊び出来るおもちゃがあると愛猫も満足しますし、飼い主さんはその間に家事をしたり、休んだりすることができます。

◆運動不足の時

遊びは運動にもつながりますので、よくフードを食べてくれたり、しっかり夜に眠ってくれたりする効果も期待できます。

◆留守番させる時

留守番していて退屈な時やストレスが溜まった時にも、一人遊びをすることがあるでしょう。一人遊びが出来るおもちゃがあると、留守番していても、退屈を感じることが少なくなるかも知れません。

◆短い時間で満足できる遊びが大切

猫が遊べる時間というものは、一般的に10分から15分程度と言われています。

猫は、瞬発力に優れている分、持久力がない動物です。つまり、そのくらいの時間、飼い主さんが相手できると、猫も満足できるということです。そして、相手出来ない時は、短い時間でもおもちゃで遊んでくれれば、運動としては十分足りるということになります。


猫の一人遊びにおすすめのおもちゃ12選!

猫のひとり遊び用おもちゃは、電動のものやボールタイプ、爪研ぎも出来るタイプなどたくさん種類があります。中でもおすすめのおもちゃをご紹介します。

– 電動タイプのおもちゃ –

●キャッチミーイフユーキャン2

キャッチミーイフユーキャン2

電動のおもちゃで、簡単に組み立てられます。動きが一定ではなく、気を引きやすいようになっています。素材もカサカサと音がするタイプなので、好んで遊びます。
性格に合わせて、走り周ったり、待ち伏せしたりと、色々な楽しみ方ができます。

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➡キャッチミーイフユーキャン2 交換用スティック(羽根)

●ゴーゴーマウスⅡ

ゴーゴーくるくるマウス

くるくる回るネズミ型のおもちゃです。
付属のチーズ型リモコンで操作することもできますが、リモコンなしの自動モードでは飼い主さんが操る必要がなく、猫が一人で遊ぶことができます。
ひとりでに動くので獲物を追いかけている気分になれます。

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– 転がるボールタイプのおもちゃ –

●ニャンコロビー ボックスタイプ ナチュラル

ニャンコロビー ボックスタイプ ナチュラル

爪研ぎ付きのおもちゃです。ボックスタイプは穴に手を入れて遊びます。赤色と青色のボールには鈴が入っているので音がなり、緑色のボールにはキャットニップが入っているので夢中になれます。

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●ニャンコロビー サークルタイプ ナチュラル

ニャンコロビー サークルタイプ ナチュラル

サークルタイプは、くるくると回るボールを追いかけて遊ぶことが出来ます。
上部には爪研ぎが出来る素材で、「追う」「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触る」といった五感をフル活用して一人遊びができるおもちゃです。デザインもナチュラルで、インテリアになじみやすくなっています。

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●K&H EZ マウント トラックンロール 窓タイプ

K&H EZ マウント トラックンロール 窓タイプ

床に置いて遊ぶタイプと窓に貼りつけるタイプの2タイプの一人遊び用おもちゃです。
コロコロ転がる2つのボールを追いかて遊ぶ、好奇心旺盛な猫ちゃんにぴったりの商品です。オシャレなデザインでインテリアにもなじみます。

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– 猫じゃらしタイプのおもちゃ –

●コング コネクト ウィンドウティーザー

コング コネクト ウィンドウティーザー

窓ガラスや壁、冷蔵庫などにも強力吸盤で取り付けることが出来る、一人遊び用のおもちゃです。
鳥のモチーフが猫の興味を誘い、
ボールが3つあり、それぞれに素材や硬さが違っていて飽きずに遊べます。
青はカラカラと音がして、紫は西洋またたび入り、花のタイプはLEDライトで光ります。バネのしなる動きや、付属のひらひらしたリボンが猫の興味を惹きつけます。

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●ひっかけてカシャビョ~ン玉 ちょうちょ付き

ひっかけてカシャビョ~ン玉 ちょうちょ付き

猫に大人気のおもちゃ「カシャブン」シリーズの、梁などに引っ掛けてぶら下げるタイプのおもちゃです。
ぶら下がったおもちゃを猫が触ると、ビョ~ンと動いて狩猟本能を刺激します。

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– おやつで気を引くタイプのおもちゃ –

●プチトリートボール ブルー/ピンク

プチトリートボール

おやつやフードをボールの中に入れて、取り出そうとして遊ぶおもちゃです。内部は特殊ならせんの構造になっているので、転がしているとおやつが出てくるようになっています。たくさん転がしても大丈夫なように上部で長持ち、耐久性に優れています。

おもちゃからおやつがでることを学びながら遊べて、さらに運動不足の解消に役立ちます。

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●Catit Pixi スピナー

Catit Pixi スピナー

回転式の猫おやつディスペンサーです。
猫が触ると回転をはじめ、おやつを出してくれる電池式のおもちゃです。

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– けりぐるみタイプのおもちゃ –

●コング キッカルーサークル

コング キッカルーサークル

麻袋風素材とコーデュロイ風生地で、猫がツメを立てて遊び易いけりぐるみです。さらに噛む事で歯を綺麗にするデンタルケア効果も期待出来ます。猫がじゃれつくとふわふわの尻尾が揺れて狩猟本能を刺激します。

本体の中身には良質なキャットニップを使用しており、安全に遊ぶ事ができます。カラーもお洒落ですね。

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●じゃれ猫 ケリケリネコパー

じゃれ猫 ケリケリネコパー クロにゃん

両足で抱きつきやすいサイズのけりぐるみ。猫が大好きなシャカシャカ素材が入ったシッポ付きで、一人遊びでも飽きることがありません。
クロにゃんの他にも、トラ模様のトラにゃん、ミケ模様のミケにゃんとバリエーションも豊富。愛猫に合わせて模様を選ぶのも楽しいですね。

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●おどる電動けりぐるみ

おどる電動けりぐるみ

刺激に反応して踊り出すけりぐるみ。充電はUSBですので、電池の用意がいりません。
エビの他にはにわをモチーフにしたものもあります。

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手作りおもちゃにも挑戦してみよう!

猫を遊ばせるために既製品を購入するのももちろんいいのですが、猫が気に入ってくれなかったり、気まぐれですぐに飽きたり…なんてこともありますよね。「こんなに買ったのに遊んでくれない」ということは珍しくありませんよね。

そこで、猫の好奇心をそそるために、飼い主さんが手作りしてみるのもおすすめ。

◆手作りおもちゃのメリット

手作りおもちゃのメリットは、なんといっても経済的ということ。家にあるものからアイデアを考えて作れるので、とても「エコ」。
「猫ちゃんが遊びにヒートアップして壊した」「作ったけどお気に召さないみたい」というときでも、また別のものを作ることだって可能。

なにより、「愛猫が喜んでくれるかな…?」とワクワクしながら手作りするので、“愛”も詰まっています。

それでは、簡単に手作りできる猫のおもちゃをいくつか紹介していきます。

◆猫の習性を刺激した段ボールおもちゃ

ネット通販で買い物をするとついつい溜まってしまう段ボール。家にたくさんあるという人も多いのでは?
そんなムダに増えてしまう段ボールを猫のおもちゃに再利用しちゃいましょう。

段ボールを準備し、猫が顔をひょっこり出し入れできる穴をあけます。少し小さめの穴もあけておけば、足を出すなどして楽しめそうです。

猫は、「狭い&暗い」というところが大好き。段ボールのなかは、猫ちゃんが落ち着く空間になるかと思います。

◆ペットボトル、空き箱、タッパーを利用した知育おもちゃ

猫の知能を刺激するおもちゃも、家にあるものを利用して手作りできます。

空になったペットボトルやティッシュの空き箱、使わなくなったプラスチック容器のタッパーなどに小さく穴をあけます。そのなかに、猫が喜ぶボールやペットフードを入れてあげると、「中のモノを取りたいニャ!」と猫は必死で遊んでくれるかと思います。

◆靴下を丸めてボール

いつの間にか穴が開いてしまった靴下。皆さんはどうしていますか。ほとんどの方が捨てるのではないでしょうか。

それも猫のおもちゃに変身させちゃいましょう。靴下は、小さく丸めてたためば、ボールに早変わりです。

もちろん、一度綺麗に洗濯してから再利用するのがいいですね。

◆アイデア満載の猫じゃらし

猫じゃらしと言えば、どんな猫ちゃんをも一度は惹きつけられるおもちゃ。家にある道具で簡単に作ることができますよ。

スティック部分は、割りばしを使いましょう。はしの先端に、毛糸や紐を長めに取り付けます。紐の端には、リボンやポンポン、鈴などを取り付ければOK。家にある余った毛糸などで、ポンポン玉を作って先端に取り付けても面白そうですね。

一人遊び用に、どこかにぶら下げて遊ばせるのもいいかもしれません。

ただし、紐などを使用したおもちゃは誤飲の危険性もあるため、留守番時はしまっておくようにしましょう。

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◆ケガをしないように工夫して手作り

手作りおもちゃは、もともとお金がかかっていないので、猫が壊しても安心です。ただ、注意したいのが猫の誤飲やケガ。

段ボールに穴を開けて遊ばせるときでも、カットした部分がシュッと尖っていると、猫が顔や足を出し入れするときに切ってしまうリスクもあります。
穴の回りをマスキングテープなどで、補強してあげると擦れたり切れたりすることがなくなるでしょう。

また、誤飲にも注意です。猫じゃらしの先端が取れやすくなると、小さな素材だと飲み込みのリスクもあるでしょう。

猫の一人遊びを期待して作ったおもちゃでも、猫を一人で遊ばせないようにしたいもの。飼い主さんの目の届くところで安全に遊ばせてあげましょうね。


猫のひとり遊びの注意点

ひとり遊びしてもらう場合には、飼い主さんは以下のことに気をつけましょう。

◆おもちゃに危険がないかどうかを確認する

まずはおもちゃの注意書きや説明書をよく読み、ひとり遊びしても安全かどうかを確認しましょう。

誤飲しそうな小さいもの、首や体に巻きついてしまいそうな紐があるものなどは、飼い主さんがいない時に何かあると大変危険です。
また、何かあってもすぐに助けられないので、留守番の時には使用を控えた方が良いおもちゃもあります。

置き型タイプで小さな部品もなく、猫がからまってとれなくなりそうな、紐状のものがなければ、留守番に適しているおもちゃと言えるでしょう。

紐やボール状ものも、使っている間、安全に遊んでいるかどうか確認出来るような状況であれば使っても良いでしょう。ただ、あまりに小さいものは飲み込んでしまう可能性もあるので、おすすめしません。

◆おもちゃを使う場所が安全かどうか確認する

遊んでいるうちに何かを壊してしまったり、せまくて家具にぶつかってしまったりなど、そんな場所で遊ばせていませんか?
安全に一人遊び出来るおもちゃであることが確認出来たら、次は猫が遊ぶ場所を確認しましょう。

猫は、遊んでいるうちに興奮してきて走り回ることもあります。そんな時におもちゃ以外のもので怪我をしたり、家の中の物を壊したりしないか、確認しましょう。

◆遊び以外のスペースも確保する

キャットタワーがあればしっかり設置し、床置きでおもちゃを置く場合は、ある程度のスペースも必要です。

その他、留守番させる場合には水やフードも置いて置く必要があるので、動くおもちゃが水などをこぼしてしまわないようになど、細かい配慮をしてあげなくてはいけませんね。

おもちゃを使う時には、まず飼い主さんがいる場所で使ってみることをお勧めします。猫がどのように遊んで、どのように動くのか、もちろんいつも同じというわけにはいきませんが、把握しておくことが大切です。

◆遊ばせすぎにも注意!

猫が我を忘れて遊び、もしハァハァと舌を出して息をしているようなら、遊びすぎのサインです。そんな時は遊びをやめて、休憩させる必要があります。

特に子猫の時には、限界を超えて遊ばせてしまうと、衰弱してしまうこともあります。しっかりとまとまった時間、睡眠を取らせることが大切ですので、遊びは適度に切り上げましょう。

◆留守番時はおもちゃだらけにしない

以上のようなことから、飼い主さんがいない留守番の間、おもちゃだらけにしておくのは良くないですね。退屈したら遊び、飽きたら離れて休むということが良い状態です。

一番良いひとり遊び用おもちゃというものは、それぞれの猫の遊びかたや性格によって決まります。自分の猫に合わせたおもちゃを選んで、適切に使うように気を配りましょう。


まとめ

猫が遊ぶのは自然なことなので、室内飼いの場合は特に、猫がしっかり遊んで運動できる環境を作ってあげることが大切です。そして、スキンシップや愛情確認のためにも、ねこじゃらしやボールなどで、飼い主さんが声をかけながら一緒に遊んであげるのは欠かせないことです。
それでも、仕事で帰りが遅くなったり、留守にしなければいけなかったりと、どうしても猫の相手が出来ないという日もありますよね。

猫が一人遊び出来るということは、飼い主さんにとっても、普段の生活にゆとりの時間が出来ることにつながります。そして一人遊びに最適なおもちゃがあれば、猫も楽しく過ごすことが出来ます。

うまく一人遊び用おもちゃを使って、室内飼いの猫の運動不足や退屈を解消できると良いですね。猫のお気に入りの一人遊びおもちゃを是非、見つけてあげてください。



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nekoninja

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ネコ、犬、インコ、金魚などと暮らした経験を生かし、飼い主さんに役立つよ うな記事を作成しています。 ペット情報を日々チェックしながら、ペットについて勉強中です。かわいいペ ットをメインとしたイラスト作成もしています。


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