飼いやすい猫の種類TOP5!初心者が猫を迎える時の選び方は?

2019.06.02

飼いやすい猫の種類TOP5!初心者が猫を迎える時の選び方は?

猫と暮らす時には、どんな猫が良いかどうか考えますよね。長い間、一緒に暮らすわけですから、できれば飼いやすい猫と暮らしたいと思うのではないでしょうか。猫の種類は数百種類もあると言われていて、人気のものから有名なもの、珍しいものと様々ですが、どのような基準で選ぶかで飼いやすいかどうかが変わります。飼い主さんの状況によっても、飼いやすいと感じる猫の種類は変わってきます。今回は、飼いやすい猫の種類と基準について、ご紹介します。

【目次】

飼いやすい猫はどんな猫?猫を迎える時の選び方6つ

オスとメス

飼いやすい猫の種類というと、どんな猫を思い浮かべるでしょうか?もちろん個性もあって様々ですが、猫を選ぶときの具体的な基準は以下があげられます。

◆猫を迎える時の選び方①オスかメスか

オスかメスかは、まず猫に名前をつける時にも大きくかかわってきますね。さらに、飼い主さんの猫の好みはもちろん、体格や性格、そして発情期があることから、去勢や避妊手術をするかどうかも関係してきます。

★オスとメスの性格・体格のちがい
一般的には、オスの方が甘えん坊で、メス猫の方が自立していると言われます。

体格は、同じ種類でも、オスの方がメスよりも大きくなる傾向があります。

★去勢・避妊手術が必要になる場合も
成長してくると、繁殖を希望せず、飼いやすさを考えた時に、オスは去勢手術、メスは避妊手術を施す選択をする必要があります。
どちらも手術費用がかかり、メスのほうが費用は高くかかります。

もちろん、去勢や避妊をしないで育てるという選択肢もあります。その際、発情に伴うおしっこのスプレーや、夜泣きや徘徊、攻撃的になるなどの行動が見られます。

室内で長い時間を一緒に過ごすことになりますから、オスかメスかはとても大切な要素だと言えるでしょう。

◆猫を迎える時の選び方②猫の性格

飼いやすい猫は、例えば次のような性格があると言えるでしょう。

・人懐っこい
・社交的
・賢い
・自立している
・おとなしい
・鳴き声が小さい

家族が何人もいる家庭では、社交的な性格のほうが猫も人間も暮らしやすいでしょう。小さい子供がいてもうまく対応出来るような猫だと、お互いにストレスを感じません。

一人暮らしの飼い主さんで共同住宅に住んでいると、鳴き声が小さく、おとなしいほうが飼いやすいと言えます。

◆猫を迎える時の選び方③長毛か短毛か

長毛か短毛かは、単純に見た目の好みが大きいでしょう。ふわふわした被毛の猫が好きであれば、譲れない基準だとも言えますね。種類では、長毛、短毛どちらも種類がある猫種があります。

さらに、長毛種と暮らしていると短毛の猫よりも、毎日の抜け毛の掃除や、ブラッシング、シャンプーなどお手入れの手間が増えると考えられます。その点は短毛の猫の方が飼いやすいとも考えられます。

ただし、長毛でも短毛でも、量は違っても、抜け毛はどちらの猫でもあります。衣服やカーペットやカーテンなどの家具につくことも、どちらの被毛でもあるでしょう。

◆猫を迎える時の選び方④子猫か成猫か

飼い始める時に、子猫から育てるか、成長した猫を飼うかは、ずいぶん飼い方に差が出ると言えます。

★子猫から飼うメリット・デメリット
子猫の頃から飼うメリットは、まずいちばんかわいい頃を過ごすことが出来るということです。成長の時期を過ごし、しつけをしたり、遊んだりすることは猫と暮らす醍醐味でもあるでしょう。

ただ、子猫の頃から飼うのはたくさん気をつけなければならないことがあります。

子猫のころはまだ体が環境の変化に弱く、病気にもかかりやすい時期です。猫だけを留守番させておくには、小さすぎて危険な場合もあります。

また、家族に小さなお子さんがいる場合には、子猫への接し方に気をつけて見ていなければなりません。

★成猫から飼うメリット・デメリット
成猫を飼うメリットは、最初からどのような性格の猫かがわかっているということがあげられます。人懐っこいとか、おとなしいとか、飼い主さんの希望に合わせた猫を選ぶことができます。

すでにトイレの仕方など覚えているはずなので、新しくしつけをする必要があまりないと考えられます。留守番をさせる場合も、子猫よりは落ち着いていられるでしょう。

もちろん、成猫であることでたいへんなこともあります。性格が出来上がっているだけに、すでに身についた癖があれば、治すのに時間がかかるかも知れません。

また、大きく育った猫であれば、新しい環境に慣れるのにも時間がかかる場合もあるでしょう。

◆猫を迎える時の選び方⑤純血種か雑種か

純血か雑種かの違いは、まず手に入れる方法に違いがあります。

純血種は、ペットショップやブリーダーさんから迎え入れることがほとんどでしょう。雑種の猫は、保護猫を迎え入れたり、野良猫を家猫にしたりという方法があります。

純血の種類は、性格の傾向や、かかりやすい病気などがわかりやすいと言えます。また、健康状態が良いものを譲り受けられるという面があります。

一方、保護猫や野良猫であった猫は、どのような病気を持っているかはわかりません。暮らし始める前に、動物病院で健康診断をしてもらう必要があるでしょう。

ただし、寿命や健康状態については、個体差が大きく、一概には言えません。どちらでも大切に育てて、健康管理をして、長生きさせてあげることに違いはないでしょう。

◆猫を迎える時の選び方⑥大型か小型か

ずっと一緒の空間で暮らしていくとなると、体の大きさは気になっていくことだと言えます。

大きく成長する猫は、キャットタワーやトイレなど、サイズにあったもので、大きめを使用する必要があるでしょう。キャリーケースも、入るサイズを購入しなければなりませんね。

運動する時も動きが大きくなりますし、抱っこする時には大きいとそれだけ重くなります。走り回ったり、遊んだりする時にも、共同住宅の場合には、大きな猫が出す音は案外気になるものです。

成猫になっても小さい体格は、いつまでも子猫のようなかわいらしさが魅力でしょう。また、一人暮らしの人がワンルームで飼うとしたら、小さい方が飼いやすいかも知れません。


飼いやすい猫の種類ランキングTOP5!

◆1位 アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘア
>>アメリカンショートヘアについての記事はコチラ<<

アメリカンショートヘアは、体のマーブル模様が特徴的な短毛の猫です。茶、黒、銀、白、クリームなど、様々な毛色の種類がいます。ペットショップでもよく見かけられる、人気のある種類です。

大きさは中型で、体つきは筋肉質でしっかりしています。オスで4kg~7kg、メスは3kg~6kgほどの体重になります。

性格は人懐っこく、遊ぶのが好き、病気にも強くて比較的健康です。しつけもしやすく、飼い主さんによく懐きます。

◆2位 マンチカン

マンチカン
>>マンチカンについての記事はコチラ<<

短い足がかわいいとされるマンチカンですが、足が普通の猫と同じくらいのマンチカンの方が多く、割合は短いほうが2割ほどと言われています。

短毛、長毛、どちらの種類もいて、オスは2,5kg~4kgほどで、メスは少し小さい程度になります。

足が短いものでも運動は大好きで、他の種類と変わらず元気に遊びます。ただし、キャットタワーはあまり高いものは置かない方が良いでしょう。

様々な種類の猫と交配されてきているので、被毛の長さや毛色、目の色なども様々なものがいます。

◆3位 ラグドール

ラグドール
>>ラグドールについての記事はコチラ<<

ぬいぐるみという名前のとおり、抱かれるのが好きでおとなしい長毛の猫です。
おとなしいといっても、おもちゃで遊んだり、走りまわったりするのは他の猫と同じです。

オスで5kg~7,5kg、メスで4kg~5,5kgほどになります。大きさは中型より少し大きい程度ですが、体重が重くなる傾向があると言えます。

長毛なので、お手入れは定期的にブラッシングやシャンプーが必要になります。

◆4位 スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールド
>>スコティッシュフォールドについての記事はコチラ<<

顔が丸く、なんといっても折れ曲がった耳が特徴です。突然変異で出来たものとされています。
お尻を下にして上体を起こしたまま座る、スコ座りという独特の座り方をすることもあります。これは股関節や腰が形成不全のために出来る姿勢ということです。

体つきはしっかりしていて、長毛、短毛どちらもいます。オスは4kg~6kg、メスは2,5kg~4kgほどになります。

鳴き声が小さめで、家族といるのを好む傾向があります。環境の変化にも強いとされています。

長毛種は、ブラッシングなど被毛のお手入れが多めに必要です。

◆5位 ペルシャ

ペルシャ
>>ペルシャについての記事はコチラ<<

美しいフサフサの長毛と優雅な動きが特徴です。鼻は低めで、体つきもコンパクトですが、筋肉はしっかりついています。体重は3kgから5.5kgほどです。

性格はおとなしくて落ち着いていて、ほとんど鳴くことがないので静かで、上品な猫と言われます。

わがままなところもあまりなく、甘えすぎなところもありません。飼いやすい性格の猫と言えますが、長毛を美しく健康的に保つために、ブラッシングは欠かせません。


飼いやすい猫の番外編

日本猫子猫

ランキングの種類とは別に、飼いやすいとされる猫は、雑種または日本猫です。性格は様々なものがいますが、一般的には従順で、人懐こく、飼いやすいと言われています。

◆雑種の猫の特徴

日本猫として親しまれるキジトラや茶トラ、三毛、サバトラ、黒白ブチや黒、白、サビなどの様々な被毛があります。

一部の日本猫は、尻尾が折れたり、とても短くなったりしているものがいます。顔つきは丸くて額が広く、顎がしっかりしていて、鼻筋は通っていて幅は広めです。

体つきは筋肉質ですが丸みもあってしっかりしていて、足も太めです。体格は中型で、オスよりメスはひとまわりほど小さく華奢な体つきをしています。

日本の風土で繁殖し、育って来た猫達を家族の一員として迎え入れるということも一つの選択肢です。

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たくさんの種類がある猫ですが、純血種ではない雑種の猫も多く飼われています。雑種猫はMIX(ミックス)とも呼ばれ、純血種の猫と同じように、ひとつの種類の猫として、人気があります。
今回は雑種猫について、どんな柄の種類がいるのか、どんな性格なのか、また雑種猫の魅力についてご紹介します。

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飼いやすい猫の種類まとめ

飼い主さん次第で飼いやすい猫の基準はどのようにも変化します。体格や、オスメス、被毛の長さなどは、飼う前によく考えてから迎え入れた方が良いと言えるでしょう。

ただし、飼いやすい種類といっても個体差はありますので、全ての猫が同じ性格を持ったり、行動をしたりするわけではありません。一緒に暮らし始めたら、個性をよく観察して、猫が幸せに生活できるような環境を作ってあげてくださいね。



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ネコ、犬、インコ、金魚などと暮らした経験を生かし、飼い主さんに役立つよ うな記事を作成しています。 ペット情報を日々チェックしながら、ペットについて勉強中です。かわいいペ ットをメインとしたイラスト作成もしています。

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