残念ながら日本国内ではありませんが、アイルランドはダブリンにある猫専門のクリニックが「プロの猫なで師求人広告」を出したのです。
夢のような求人に、世界各国の猫好きたちの注目が集まりました。
「クリニックにやってくる猫たちに愛情深く接し、リラックスさせるのが目的」という触れ込みの猫なで師に求められる資質は、いくつかあります。
1.猫を深く愛する猫至上主義者である
大前提として、猫を深く愛する、猫至上主義者であること。まあ、そうでない人がこの仕事に目を向けるはずもありませんが…。
2.猫ならではのにゃんデレ受け止められる人
そして、猫ならではのにゃんデレを、ごく自然に受け止められる心の持ち主であることも大切です。基本的に猫好きは猫のしもべなので、これもあまり問題はないでしょう。
3.眠る時に猫の数を数えたことがある人
眠る時に、羊の代わりに「子猫が一匹…子猫が二匹…」と数えたことがあるかどうかもポイントです。やったことの無い方は、一度試してみると良い夢が見られるかもしれません。
ただし、あまりリアルに思い浮かべてしまうと、妄想が過ぎてかえって眠れなくなってしまう可能性もあるのでご注意を。
4.近所の野良猫に餌をあげている人
現実的な条件として挙げられているものでは、近所の野良猫に餌をあげている人!というのがありますが、これは日本では良し悪しがありそうですね。節度を忘れてやってしまうと訴訟問題にまで発展してしまいます。
この場合、地域猫活動や保護猫活動などをされている方が該当するのでしょう。
5.猫に触れることで自らも温かい気持ちになれる人
最後に、猫に触れていることで、自らも幸せで温かい気持ちになれる人であること!というのも挙げられていますが、そうでない人がまず応募しないので、言わずもがな、という感じですね。
もちろん、猫の気持ちをその行動や態度から察することができる能力があること、というのは大切な条件で、これは何にも勝る資質です。治療にのぞむ猫たちに、優しくささやきかけ、落ち着かせることができる能力が求められます。
仕事はフルタイムで、報酬は20000~25000ユーロ、日本円で年収250万超と言うことですから、なかなかのものです。
求人が公開されると、瞬く間に各国から我こそは!と応募者が殺到し、募集はなんと6日間で締め切られました。
競争率やその後については公表されていませんが、こんな仕事に就くことができた幸せ者は一体どんな人なのでしょう。というか、本当にいるのかどうかも気になるところです。
次の募集があれば、という風にFacebookではしめられていますが、何しろ場所はアイルランド。とりあえず、ひたすら猫なで師の腕を磨きつつ、まずは日本国内の猫専門クリニックが、同様の募集をするのを虎視眈々と待つのが最善の策かも知れません。
報酬どころか、貢物や猫カフェ代でお金は出て行くばかりではありますが…。
<参考サイト>
facebook
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