猫用ファーミネーターの特徴6つ!正しい使い方や注意点は?

2022.02.18

猫用ファーミネーターの特徴6つ!正しい使い方や注意点は?

猫用のファーミネーターは、とても良いと評判のペット用のブラシです。猫と暮らしていると、短毛・長毛に関わらず抜け毛に悩まされることも多いでしょう。ファーミネーターを使うと、猫のブラッシングも楽になり、抜け毛の問題から解消されるということです。使い方も簡単なので、プロのトリマーさんだけでなく一般の人でも楽に扱えるとのこと。 ファーミネーターについて、どんなものなのか、どのような使い方なのか、そしてファーミネーターを使うときの注意点についてご紹介します。

【目次】
1.猫用ファーミネーターとは?
 1-1.猫の抜け毛処理が簡単と大人気に!
 1-2.猫用ファーミネーターの購入方法は?
2.猫用ファーミネーターの6つの特徴
 2-1.抜け毛がたくさん取れる
 2-2.特許取得のステンレス刃
 2-3.猫の体に良い
 2-4.抜け毛の問題が減る
 2-5.毛玉症対策になる
 2-6.猫に合わせてラインナップがある
3.猫用ファーミネーターの使い方は?
 3-1.猫の体を確認する
 3-2.猫の体をブラッシングする
 3-3.取れた毛を取り除く
4.猫用ファーミネーターを使う時の注意点
 4-1.毛が乾いている時に使う
 4-2.力を入れすぎない
 4-3.骨や関節などにあたる部分は慎重に
 4-4.使いすぎない
 4-5.エッジのお手入れをする
 4-6.猫が嫌がったらやめる
 4-7.模倣品に注意
5.猫用ファーミネーターのまとめ

猫用ファーミネーターとは?

ファーミネーター

猫用ファーミネーターとは、猫の被毛のお手入れをするための道具です。

◆猫の抜け毛処理が簡単と大人気に!

本来ファーミネーターは、ペットの抜け毛処理のためにプロが使えるツールとして販売されたそうです。プロにはもちろん、一般の人でも使い方が簡単で猫の抜け毛がたくさん取れるので、アメリカで大人気となったとのこと。

猫用ファーミネーターには、猫のトップコートの下にある被毛や、生え変わりの抜け毛をしっかりからめて取り除くことができる、特殊なステンレスエッジがついています。

見た目はブラシのようで使い方もほぼ同じですが、一般的な猫用ブラシやコームとは毛の取れ方が違っています。今まで使われているような猫用ブラシとはまったく違う画期的なツールとして、ファーミネーターは人気の商品なのです。

さらに、短毛種用と長毛種用のファーミネーターがあり、長毛の猫だけでなく、短毛の猫のお手入れにも使えるというところが大人気の理由でもあります。

◆猫用ファーミネーターの購入方法は?

ファーミネーター(Farminator)は、株式会社ライトハウスが販売しています。

ファーミネーターを取り扱う実際の店舗でも購入できるほか、インターネットサイトでも購入ができます。

毎日ブラッシングしても猫の抜け毛が減らないという人や、毛が生え変わる換毛期にはソファや床が抜け毛だらけになってしまう、という人には特におすすめのグッズです。

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ファーミネーター

抜け毛を最大90%取り除きます。長毛種用ステンレススチール刃ならネコちゃんの隠れたアンダーコートまで届くので手早く簡単に抜け毛を取り除きます。

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猫用ファーミネーターの6つの特徴

グレーの猫

◆抜け毛がたくさん取れる

猫の抜け毛の多くは、体についたままになっています。猫が抜け毛をつけたまま色々な場所に行くことで、部屋に抜け毛が舞ったり、服やカーテンなどに付着したりします。

ファーミネーターは、軽くブラッシングするだけで、抜け毛のうち最大90%を取り除くことができます。猫の体についた抜け毛を取り除くことで、猫も快適になり、部屋も汚れにくくなります。

◆特許取得のステンレス刃

ファーミネーターには、技術特許を取得した、ステンレススチール刃が使われています。このステンレススチールの刃により、猫の皮膚を傷つけることなく、抜け毛のみをうまくすくい取ることができます。

◆猫の体に良い

定期的にファーミネーターを使うことで、猫の皮膚や被毛のケアができます。

ファーミネーターは、長毛でも短毛でも、トップコートの下の不要な毛や抜け毛だけをすくいとり、皮膚をひっぱるなどして痛めることもないので、安心して使うことができます。

◆抜け毛の問題が減る

ファーミネーターでブラッシングすることで、抜け落ちる前に猫の体についている不要な毛や、すでに抜けている毛を取ることができるので、部屋に抜け毛が落ちるのを減らすことができます。

今までのブラシでは取りきれなかった、アンダーコート部分に隠れた抜け毛をすくい取るので、抜け毛が減るのですね。

◆毛玉症対策になる

猫が体をグルーミングすることで抜け毛を飲み込むことにより、胃の中に毛がたまってしまう「毛玉症」という病気があります。毛玉症はすぐ命にかかわるものではありませんが、体調不良のきっかけとなることもあります。

ファーミネーターで不要な毛や抜け毛を取り除けるので、毛玉症を防ぐことにつながります。

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◆猫に合わせてラインナップがある

ファーミネーターは、犬用、猫用、小動物用とサイズや種類が揃っています。猫用の中でも4種類あるので、体の大きさや毛の長さなど、自分の猫に合ったファーミネーターを選んで使うことができます。

長毛種だけでなく、短毛種用もあるので、短毛の猫のお手入れにも安心して使うことができます。短毛種には、小型猫用のSサイズ、短毛種用を選ぶと良いでしょう。


猫用ファーミネーターの使い方は?

ファーミネーターの使い方は、販売元である株式会社ライトハウスのサイトに動画も出ています。普通のブラシを使うように扱えば良いので、とても簡単です。

◆猫の体を確認する

ファーミネーターを使う前に、猫の体に以上がないかを確認します。皮膚に傷があったり、具合が悪そうだったりしないかなどを観察しましょう。

ブラッシングする時は、猫の皮膚や体に異常がないかをチェックできる良い機会です。

◆猫の体をブラッシングする

毛の流れに沿って、猫が嫌がらないような場所からファーミネーターでブラッシングします。猫の頭や背中など、普段よく撫でるような場所から始めると、うまくいきやすいでしょう。使い方次第で猫が気持ちよくなってくれるので、リラックスしてくれることも多いですよ。

ファーミネーターはある程度重さがあるので、あまり力を入れる必要がなく、ゆっくりと猫の体に添わせる感じで使います。例えば猫の背中であれば、頭から尻尾の方向に向かって動かします。

長毛種は尻尾からも抜け毛が多いので、ファーミネーターを使うとすっきりできます。尻尾部分は、猫にとってデリケートな部分なので、慎重にファーミネーターを使いましょう。

ソファや床の上にしっぽがある時に上からブラッシングしたり、手の上に尻尾を乗せてファーミネーターを細かく動かしたりするなどして使ってみてください。

◆取れた毛を取り除く

ファーミネーターには抜けた毛がたくさんついてきますが、エッジの上についているワンプッシュボタンを押すことで簡単に取り除くことができます。抜け毛の量や猫の様子を見ながら、やりすぎないように程よい回数だけブラッシングしましょう。


猫用ファーミネーターを使う時の注意点

椅子にもたれる長毛の猫

◆毛が乾いている時に使う

シャンプー直後など、猫の被毛が濡れている時には、よく乾かしてからファーミネーターを使うようにしましょう。濡れていると、エッジがひっかかって皮膚を引っ張ったり、毛をちぎったりしてしまう可能性があります。

シャンプー後によく猫の被毛を乾かしてから使うと、引っかかりなどもなく使うことができます。

◆力を入れすぎない

ファーミネーターは人間工学に基づいた設計で、力を入れなくても効果が出るようになっています。ブラシよりも重さがあるので、力を入れすぎると、エッジが皮膚にあたってしまい、猫の皮膚を傷つけたりすることもあるので、やさしく行いましょう。

◆骨や関節などにあたる部分は慎重に

被毛が少ない部分や、背骨の上や手足の関節などは、優しく使うようにしましょう。

被毛の少ない部分は骨にエッジがあたりやすく、猫が不快に感じることがあります。骨部分を避けて両側をブラッシングするなど、うまくファーミネーターを使うようにしましょう。

ファーミネーターは、今まで使っていたブラシやコームとの併用もできます。

◆使いすぎない

ファーミネーターを使う目安は、1週間から10日に1回です。定期的に使えば効果がでますが、猫の抜け毛の量に合わせて調整してください。

安全とはいっても、毎日使っていると、毛が取れすぎて被毛が少なくなってはげてしまうので、使いすぎないようにしましょう。1週間から10日に1回の使用でも、充分に猫の抜け毛を取ることができます。

また、猫の毛艶が悪くなった、抜け毛が取れなくなったなどの良くない変化があれば、使用を控えて様子を見ましょう。

◆エッジのお手入れをする

ファーミネーターを使っていると、エッジの刃の間に、ゴミや皮脂などがたまって目詰まりしてきます。乾いた丈夫な布で挟んで拭いたり、歯ブラシなどで目詰まりを取ったりして使ってください。

◆猫が嫌がったらやめる

毛がよく取れるファーミネーターですが、猫が必ず喜ぶとは限りません。使い方にもよりますし、猫の気分にもよります。

猫がリラックスしている時に、撫でたり声をかけたりしながら、上手にファーミネーターを使いましょう。

猫のお手入れには、猫とのコミュニケーションが大切です。猫が飽きてきて嫌がったり、逃げていったりしようとしたら、無理矢理ブラッシングすることなく、自由にさせてあげてください。

◆模倣品に注意

ファーミネーターは、一般的な猫用ブラシよりも少しお値段が高めですが、人気の商品のため、模倣品が多く出回っています。模倣品には粗悪品もあるので、短い期間の使用でも壊れたり、それが元で使っている人が怪我したり、猫にも怪我をさせたりする可能性があります。

模倣品は、エッジの根元部分が不揃いで、ちゃんと尖っていなかったり、グリップ部分の突起が揃っていなかったりするようです。

販売元であるライトハウスのホームページで、模倣品との見分け方も記載されているので、よくチェックして、正規品を選んでくださいね。


猫用ファーミネーターのまとめ

猫用ファーミネーターは、抜け毛がごっそり取れて、部屋もきれいになり、猫の毛艶も良くなるということで、大人気のお手入れグッズです。使い方も簡単で、力を入れずに猫の体をブラッシングするだけで、難しくなく楽に猫のお手入れができます。長毛猫だけでなく、短毛猫にも使えるというのがさらに良いところです。

猫用ブラシやコームなどより少しお値段が高めですが、それだけの効果は期待できるようですよ。よく抜け毛を飲み込んでしまう猫ですが、毛玉を吐く回数や量が減ったという口コミも多くあります。

ファーミネーターを購入する際には、正規品を選び、模倣品を買ってしまわないように気をつけましょう。

ファーミネーターを使うことで、飼い猫が健康になり、抜け毛が減ること、さらに飼い主さんがお手入れを楽しんでできるようになるといいですね。

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抜け毛を最大90%取り除きます。短毛種用ステンレススチール刃がワンちゃんの短いトップコートの下にあるアンダーコートと抜け毛を安全に取り除きます。

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ネコ、犬、インコ、金魚などと暮らした経験を生かし、飼い主さんに役立つよ うな記事を作成しています。 ペット情報を日々チェックしながら、ペットについて勉強中です。かわいいペ ットをメインとしたイラスト作成もしています。


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