猫が死ぬ時にいなくなる本当の理由3つ。最期にしてあげたいことは?

2019.05.27

猫が死ぬ時にいなくなる本当の理由3つ。最期にしてあげたいことは?

「猫が死ぬ時にいなくなる」という、話を耳にしたことはありませんか?猫を飼っている方でしたら、このような話が存在するだけで、とても心配になってしまうものですよね。猫を飼う上でいつかは必ずくる「最期」ですが、果たしてこのような話は本当なのでしょうか? 猫が死ぬ時にいなくなると言われる理由と死ぬ時に見せる行動、愛猫の最期にできることについてご紹介します。

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【目次】

猫は死ぬ時にいなくなる?

振り返る猫

どんなに若く元気な猫であっても、いつか老いて最期の時を迎える日がきます。飼い主さんは猫を飼うと決めた時点で、いつかくる別れの時まで、責任を持って面倒を見なくてはいけません。

しかし、猫にまつわる話の中には「猫が死ぬ時にいなくなる」や「猫は死ぬ姿を人間に見せない」などの不安になってしまうようなものも。

猫が自分の死を悟ったとき、もし姿を消していなくなることがあったら…と考えるととても辛い気持ちになってしまいますよね。大切だからこそ最期まで看取ってあげたいと思う気持ちは、自然のことだと思います。

このような言い伝えが昔からある時点で、ただの迷信と思うことが出来ない方も多くいらっしゃることでしょう。

猫が死ぬ時にいなくなるという話が語り継がれているのは、何か理由があるのでしょうか?


「猫が死ぬ時にいなくなる」本当の理由は?

目を閉じた猫

猫が死ぬ時にいなくなると言われる理由には、以下のようなものがあります。

◆猫が死ぬ時にいなくなる理由①体調が悪く隠れている

動物は体調が悪い時やケガをした時に、自分で薬を飲んだり病院に行ったりすることが出来ません。

飼い猫であれば飼い主さんが気付いて、何かしらの処置をしてあげることが可能ですが、外猫や野良猫の場合はどうでしょうか?

人間でも具合が悪い時に、賑やかな場所や人が多い場所でゆっくり休むことはなかなか出来ませんよね。なるべくなら静かで落ち着いた場所で、ゆっくりと休みたいと思うのではないでしょうか?

これは動物も同じで、猫ももちろん例外ではありません。元々野生で暮らしていた猫にとって、体調が悪くなれば他の動物(敵)に襲われないように、物陰に潜んで回復を待つことしか出来なかったのです。

中にはそのまま最期を迎えてしまう猫も居たことから、猫が死ぬ時にいなくなる理由として挙げられるようになりました。

◆猫が死ぬ時にいなくなる理由②交通事故にあってしまった

体調が悪くて動けず回復を待つのと同じように、猫が交通事故にあってしまった場合も理由として挙げられるでしょう。

家猫であったとしても、外への行き来が自由な状態のご家庭や、何かの拍子に逃げ出してしまった場合などは、交通事故のリスクも高くなってしまいます。右も左も分からず、道路に飛び出してしまうことも無いとは言い切れませんよね。

そして猫は恐怖を感じた時に動かなくなってしまう習性があるので、そのまま車も止まりきれずに、交通事故が起こってしまうこともあるのです。

体が負傷してしまえば、家に帰りたくても帰れない状態となってしまうことでしょう。

重症ともなればそのまま命を落としてしまうこともあるので、家猫が外に行って戻らない場合は、交通事故も視野に入れて探してみてくださいね。

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◆猫が死ぬ時にいなくなる理由③縄張り争いや迷子で戻れない

家猫が外に出て戻ってこない場合、交通事故の他にも、縄張り争いや迷子で戻れない場合もあります。

好奇心で外に出てみたものの、外猫のテリトリーに入ってしまい追いかけられて迷子になってしまうことや、ケガを負わされて動けなくなってしまうこともあるようです。

一度でも怖い思いをしてしまうと、その場から動けなくなってしまう子もいるので、家までの帰り道さえ分からなくなってしまうなんてことも。

若い猫ほど好奇心で外に出て行ってしまうことがあるので、普段から連絡先が書かれた首輪を付けておくなどして、いざという時の不安を軽減させる準備をしておくと良いかもしれませんね。

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猫が死ぬ時に見せる行動は?

猫は死ぬ時を悟ったから、飼い主さんの前からいなくなるというよりも、何かしら動けなくなってしまう理由があって、最期を迎えるという考え方が一般的かもしれません。

最期を迎える瞬間が近づいた時、猫はそれを悟り、特別な行動を見せることがあるのでしょうか?考えられる行動をいくつか挙げていきましょう。

◆猫が死ぬ時に見せる行動①口呼吸をする

元々口呼吸をすることのない猫ですが、死ぬ時が近づいてくると口呼吸をすることがあります。

うまく酸素を吸えず呼吸が浅くて早くなったら、飼い主さんも覚悟を決めなくてはいけません。

◆猫が死ぬ時に見せる行動②目の異常

猫は最期が近づいた時、目にも何かしらの異常が表れやすいです。

目がくぼみ、焦点が合わずに瞳孔が開いたままの症状などが確認できた場合は、視力もなくなっているかもしれません。

◆猫が死ぬ時に見せる行動③心拍数がゆっくりになる

猫の心拍数は、正常であれば1分間あたり120~180回程度となります。死ぬ時が近づくとどんどんスローペースになってゆき、ゆっくりとした鼓動となっていきます。

◆猫が死ぬ時に見せる行動④嘔吐をする

食欲もないのに嘔吐する、何かしらの病気の延長で嘔吐するなどは、迷走神経(内蔵に分布する脳神経のひとつ)を刺激し、心拍数を下げます。

死期が近づいた中での嘔吐は、心臓も止まってしまうほどの危険が潜んでいるので、注意が必要です。

◆猫が死ぬ時に見せる行動⑤大きな声を出す

猫は最期が近くなると、今まで一緒に暮らしてきた飼い主さんに、別れの挨拶を言うとも言われています。

いつもしない行動を死ぬ間際にすると言われているように、普段大きな声で鳴かない子が大声で鳴くこともあるようです。

「もっと生きたい」というように聞こえるので、胸が苦しくなってしまいますよね。

◆猫が死ぬ時に見せる行動⑥痙攣を起こす

猫によっては痙攣を起こす子も居ます。病気を患いその延長で痙攣を起こす場合もあれば、筋肉の運動の場合もあります。

死期が近い猫にとっての痙攣は、最期を迎える合図でもあります。痙攣が収まったとしても、そのままチェーンストーク呼吸となっていきますので、覚悟しておきましょう。

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◆猫が死ぬ時に見せる行動⑦最後の力を振り絞る

寝たきりの状態で力がなくなっていたとしても、飼い主さんがびっくりするような行動を死ぬ時に見せる子もいます。

飼い主が居る部屋の戸を開けて一緒に眠ったり、飼い主さんが傍に来れば立ち上がってその傍に近づこうとしたりするのです。

どこにこんな力が残っているのだろうと不思議になってしまうほど、猫は飼い主さんに感謝の気持ちを精一杯伝えようとしてくれているのかもしれませんね。


猫が最期を迎える時にしてあげたいことは?

寝転がる猫

どんなに別れが辛くても、どんなに延命をしたとしても、必ず来てしまう最期の瞬間には抗うことが出来ません。

飼い主として最期を迎える愛猫に、どんなことをしてあげるべきなのでしょうか。

◆出来る限り傍に居てあげる

猫が最期を迎える時は、自由に動くことが出来ないことがほとんどです。辛い状態が続くわけですから、気持ちは不安でいっぱいなことでしょう。

飼い主として出来ることは、1分1秒も無駄にすることなく傍に居てあげることではないでしょうか。

大好きな家族が傍に居る気配がするだけで、愛猫はきっと安心してくれているはずです。

最期の瞬間が来たとしても、家族が傍に居るのと居ないのでは、大きな違いがあると思いますよ。

◆悔いの残らないようにお世話を精一杯する

いつか必ずきてしまう愛猫との別れの時ですが、飼い主として彼らにしてあげられることと言えば、後悔しないことなのではないでしょうか。

最期を迎える瞬間まで、少しでも長く生きてほしいと飼い主さんは思うことでしょう。
ご飯を口に出来なくても食べてもらいたい、水を飲まなくても飲んでほしい、目を開いてほしい、声を聞かせてほしい…など、愛猫にとって願うことばかりだと思います。

愛猫との一生の別れは飼い主さんにとってとても辛いことですが、死期を迎えている子は
恐怖でいっぱいのはずです。そんな中で飼い主さんがうろたえ、泣いてばかりいては、きっとその子は更に不安になってしまうことでしょう。

そのため、悔いの残らないように、出来る限りのお世話をしてあげてください。

寝返りがうてないようなら、床擦れをしないように体位交換をし、自分でグルーミングも出来ない状態なら優しくブラッシングしてあげるのも良いでしょう。

愛猫が逝ってしまったあとにペットロスにならないためにも、飼い主さん自身が後悔しないことも重要です。

◆感謝の気持ちを伝える

自分と出会ってくれたこと、家族になってくれたことを言葉にして伝えるのも良いでしょう。

「頑張って」「死んじゃ嫌だ」などの言葉が出そうになったとしても、出来ることなら感謝の気持ちを伝えてあげた方がお互いにとって良いのかもしれません。

最期を迎える瞬間まで、きっと沢山頑張ってくれたはずなのですから、労いの言葉をかけてあげましょう。

そしてまたいつか再会出来ることを信じて、「もう頑張らないで大丈夫」「ゆっくり休んでね」と伝えてみてはいかがでしょうか。

最後の最後まで愛されていたということが、きっと伝わるはずですよ。


まとめ

考えたくはないけれど、いつか必ずきてしまう愛猫の最期のとき。愛猫にとっても、そして飼い主さん自身にとっても、後悔はしたくないものですよね。

ましてや突然いなくなる場合もあるのが猫ですから、死ぬ時に直面出来ないことだって無いとは言い切れないのです。

愛猫との普段の生活から、愛情をいっぱい注いでコミュニケーションをとることが何よりも大事です。悔いの残らないように、愛猫をたくさんたくさん愛してあげてくださいね。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。

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