- 1.猫が窓の外を見る理由は?
- 2.窓際好きの猫には「猫窓ハンモック」がおすすめ!
- 3.猫窓ハンモックおすすめ3選
- 4.窓際におすすめのキャットタワー3選
- 5.まとめ
1-1.縄張りを見張るため
1-2.好奇心のため
1-3.ストレス解消のため
1-4.日光浴をしているため
1-5.本当のところは外に出たいため
3-1.K&H EZ マウント ウィンドウベッド
3-2.K&H EZ マウント ウィンドウポッド
3-3.K&H キティシル クレイドル EZ マウント スクラッチャー
4-1.キャットポール
4-2.necoco スリムで壁ぎわに置きやすい キャットリビングタワー
4-3.necoco スリムで壁ぎわに置きやすい キャットリビングタワー ハイタイプ
猫が窓の外を見る理由は?
窓辺に佇んで、じーっと外を眺めている猫の姿は、背中から哀愁が漂い、どことなくセンチメンタルに映りますよね。
私たちはその姿を見て、「やっぱり外の世界は自由に見えているのかな?」「外に出ておもいっきり遊びたいのでは?」などの解釈をしてしまいがちです。でも、窓際で外の世界を見ているからといって、本当に猫がそう考えているのかは正直分かりません。
ただ猫の性質を考えてみると、窓の外を見ているのには、色々な理由があるのではないか…と推測できますね。猫が何を思い、何を考えているのか、想像してみましょう。
◆縄張りを見張るため
猫はとても縄張り意識の強い動物です。家の中はもちろん、窓際から見える外の世界も、自分にとってのテリトリーとして認識している可能性が高いのです。
鳥や犬の鳴く声や、人の声や車の音など、耳の良い猫は色々な情報を敏感にキャッチします。家の中で接触することのないそれらの侵入者がテリトリーを荒らさないように、その他の異常がないかなど、しっかりと監視をしているのです。
家の中と外とを繋ぐ窓は、そんな微妙な縄張りの境界線となるので、窓際から長い時間外を眺めていることが多いのかもしれませんよね。
◆好奇心のため
若く好奇心の強い猫であれば、窓の外の世界に期待の眼差しを送ることも。猫の狩猟本能をくすぐる鳥の姿は、仕留めたくてウズウズしてしまうのでしょう。
窓の外を見ながら口元を小刻みに震わせ、「カカカカカ」「ケケケケケ」などの変わった声で鳴く場合は、獲物を見つけた合図でもあります。
今はとにかく窓の外に夢中!の状態なので、そっとしておいてあげましょう。
◆ストレス解消のため
聴覚が優れている猫は、様々な音を聞き分けられる動物でもあります。
虫や鳥の鳴く声、風の音や木々が揺れる音など、目を閉じて耳を傾けるだけで、色々な風景が頭の中に浮かんでいることでしょう。雑音に聞こえがちな車の音や人の声なども、安全な家の中で聞く分には特に問題はないのかもしれません。
それらをぼんやり眺めたり耳を傾けたりすることによって、心も身体もリラックス状態となり、ストレスの発散が出来ているのでは?と考えることが出来ます。
音とニオイでしっかり四季を感じている猫って、なんだかとても贅沢な暮らしをしているようで、羨ましくなっちゃいますね!
◆日光浴をしているため
特に外の世界に興味はない場合でも、猫が窓際に行くことはよくあります。晴れた日にはポカポカのお日様の元で、日向ぼっこをするためです。
太陽の光を浴びながら毛繕いを思う存分して、そのままウトウト眠ってしまう子も少なくないでしょう。
この行動にもしっかりと意味があり、紫外線を浴びることによって猫にとって必要なビタミンDを摂取していると考えられています。
もちろん猫が自ら「ビタミン、ビタミン!」と必死になって窓際に出向く訳ではないですが、本能的に理にかなった行動が出来ていることが、素晴らしいですよね。
◆本当のところは外に出たいため
家の中の生活しか知らない猫であれば、外の世界は別のものと思い込んでいることが多く、窓や玄関の外に出たがらない子はとても多いです。
しかし、元々外で暮らしていて、外の世界があることを知っている子は、外に出たがることが多いです。
家の中は安全で安心出来る場所ではあるけれど、いわば大きなケージのようなもの。どこか不自由さを感じてしまっているのかもしれません。
窓の外を見つめる姿に、どことなく哀愁が漂っていたのなら、外の世界に思いを馳せているのかもしれませんね。
窓際好きの猫には「猫窓ハンモック」がおすすめ!
窓際に居る時間が多く、窓の外が気になってしまう愛猫に対して、飼い主としてはその場所がもっと居心地の良いものにしてあげたいですよね。
少しでも眠れるようなスペースがあるのなら、お気に入りの毛布やブランケットを置いてあげ、広いスペースがあるのなら、ベッドやハンモックなどを置いても良いでしょう。
ただ、窓際は床からそれなりの高さがあると思いますので、猫がぐっすり眠っていて姿勢を変えた際に床に落下してしまう可能性も。
しっかりと固定出来るタイプでなければ、愛猫が怪我をしてしまう可能性がありますので、不安定な物は置かない方が得策です。
その点しっかりと窓に固定出来るハンモックベッドが売られていますが、これはかなりおすすめです。吸盤でしっかりと固定する上に、窓際のデッドスペースを有効活用することが出来ますよ。
選ぶ際のポイントとして、耐荷重がどれぐらいなのかを確認してから購入するようにしましょう。せっかく購入しても、愛猫が肥満気味で使えない!となってしまえば、もったいないですもんね。
猫窓ハンモックおすすめ3選
猫と一緒に暮らす方が増えてきた分猫用商品の需要が高まり、種類が沢山増えてきたことは、飼い主さんにとっても嬉しいことではないでしょうか。
窓際が好きな猫のために開発された猫窓ハンモックは、今でこそ需要がありますが、一昔前には存在すら知らなかった方も多いはずです。
人気の高いおすすめの猫窓ハンモックを、まずは見てみましょう!
◆K&H EZ マウント ウィンドウベッド
3箇所の強力吸盤でベッド部分を支え、愛猫が入っても安全に使用することの出来る猫窓ハンモックです。
家の中からは愛猫がベッドにすっぽり収まっているように見えますが、外側から見ると猫が宙に浮いているように見える、ユニークなハンモックです。
ジャンプ力のある愛猫には少し高めの位置に、子猫や高齢猫の場合には下の方になど、成長過程で簡単に調整出来るのも嬉しいですよね。
◆K&H EZ マウント ウィンドウポッド
個性的な猫窓ハンモックが欲しい飼い主さんにおすすめなのが、こちらのグリーンが鮮やかな商品です。
あえて鮮やかな色合いを選ぶことによって、お部屋のインテリアとしても楽しむことが出来ますよね!
身体をすっぽりと包み込んでくれつつ、大好きな窓の外を存分に楽しむことが出来るので、安心と満足感の両方を得られる商品と言えるでしょう。
◆K&H キティシル クレイドル EZ マウント スクラッチャー
ベッドなの?ハンモックなの?爪とぎなの?と、色々な可能性を見出せるのがこの商品のおすすめポイントです。
ベッド部分は猫が日常的に愛して止まない爪とぎになっているので、すぐにお気に入りの場所として認識してくれるはずです。
ボロボロになったら破棄…ではなく、ベッド部分のリフィルが販売されていますので、交換しながら長く使用することが出来ますよ。
窓際におすすめのキャットタワー3選
愛猫が窓の外を見たくても、窓際にちょうどいいスペースがない…と悩まれている飼い主さんにおすすめなのが、キャットタワーです。
キャットタワーを設置することによって、愛猫が外を眺めることの出来る空間が産まれますよ!
まずはどんな商品があるのかを見て、是非検討してみてくださいね。
◆キャットポール
「キャットタワーって邪魔で威圧感凄そう…」と思われる方も、多いことかと思います。だとしたら、逆の発想で、スリムで邪魔にならない商品を選んでみてはいかがでしょうか?
キャットポールは省スペースで、とてもシンプルな見た目と構造のキャットタワーとなっています。
床と天井に突っ張るタイプなので穴を開ける心配もなく、窓付近に設置すれば快適な場所がすぐに手に入れられますよ!
◆necoco スリムで壁ぎわに置きやすい キャットリビングタワー
「窓の外は見せてあげたいけど、極力小さい商品が希望」という飼い主さんも多いと思います。
このキャットタワーはコンパクトながら、高さが107cmあるので、快適に窓の外を眺めることが出来ます。急な雨が窓から入ってきても安心な設計で、樹脂加工された素材が雨をはじいてくれるのです。
お手入れも簡単なので、コンパクトなキャットタワーを探している飼い主さんにおすすめですよ。
◆necoco スリムで壁ぎわに置きやすい キャットリビングタワー ハイタイプ
「キャットタワーは移動が簡単に出来る据え置きタイプがいい!」とお望みの飼い主さんには、こちらの商品がおすすめです。固定されていないので、場所を変えることが億劫ではなくなります。
ハイタイプは重量が重めですが、その分安定しますので、元気な猫ちゃんが居るご家庭でも安心して設置出来ますよ!
多頭飼いされているご家庭の猫ちゃんたちも、仲良く使用出来るのが嬉しいですよね!
まとめ
猫の大好きな虫や鳥の鳴く声、風の音、雑音や騒音が聞こえる外。窓の外は、家猫にとって様々な可能性が溢れている世界に映っているのかもしれません。
猫の暮らしを豊かにしてあげるためにも、私たちが出来ることといえば、窓際を有効活用してあげることなのではないでしょうか。
ベッドやハンモック、毛布やブランケットなど、愛猫の好みを考慮した上で、快適な空間を提供してあげてくださいね。
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