猫のリュック型キャリーバッグのメリット・デメリットは?おすすめ商品もご紹介

2021.04.16

猫のリュック型キャリーバッグのメリット・デメリットは?おすすめ商品もご紹介

愛猫を病院に連れて行くとき、遠出のお出掛けをするときなどに重宝するのが、キャリーバッグですよね。 いざというときに、一つ持っておくと、とても便利でおすすめの商品でもあります。 猫にとっては喜ばしいアイテムとは言えませんが、最近では嫌がる猫ちゃん用にリュックタイプのキャリーも多く販売されています。 リュック型のキャリーバッグには、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

猫用キャリーバッグの種類

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猫用のキャリーバッグには沢山の種類があり、デザインなども豊富です。

それらは大まかに分けて、4種類に分類することが出来ます。

キャリーバッグの購入を検討されている方は、是非参考にしてみてくださいね。

◆ハードキャリー

キャンピングキャリー

一般的にもっともポピュラーなキャリーバッグが、ハードタイプのキャリーです。

キャリーケースなどの別名もある通り、キャリーバッグといったらコレ!と思われる方も多いのではないでしょうか。

プラスチック製となっており、外部の衝撃から猫ちゃんを守ってくれるので、臆病な性格の子にもピッタリです。

前面の扉以外にも、上からも開けることができるタイプのハードキャリーは通院の際にも無理に猫ちゃんをキャリーから出さずに処置してもらうことができます。

ハードキャリーは少し肥満気味の体重の重い猫ちゃんや、病院が苦手で暴れる猫ちゃんに向いているキャリーと言えるでしょう。

◆ソフトキャリー肩掛けタイプ

猫壱 ポータブルキャリー 黒

短時間の移動に最適なのが、ソフトタイプの肩掛けキャリーです。

軽い布素材で作られていることが多く、飼い主さんに負担が少ないので、このタイプのキャリーバッグを選ばれる飼い主さんも多いです。

ただ暴れる子が使用すると壊れてしまうことがあるので、猫ちゃんの性格を考慮した上で購入する必要があります。

飼い主さんとの距離が近く、すぐに顔を除いてあげることも出来るので、甘えん坊な猫ちゃんや心配性な猫ちゃんとの相性が良いかもしれませんね。

◆ソフトキャリーリュックタイプ

Porta ドッグリュックキャリー ブラック

身体の大きな猫ちゃんにおすすめしたいのが、ソフトタイプのリュックキャリーです。

どうしても手持ちや肩掛けのキャリーだと、飼い主さんへの負担が多くなってしまうので、移動するだけでも一苦労となってしまいます。

徒歩や自転車移動の際に、背負うだけで愛猫を外に連れていくことの出来るリュックは、車を所持していないご家庭でも重宝することでしょう。

肩掛けのソフトタイプのキャリーよりも頑丈な作りの商品が多いので、ソフトタイプで悩まれた場合は、利便性の高いリュックがおすすめですよ!

◆カートキャリー

エアバギー ~ドッグカート ドーム2 ブレーキモデル M ブラック

乳母車のようなバギーのような、カートタイプのキャリーも存在します。

カートに手すりが付いており、飼い主さんが後ろから押して動かすことが出来るので、足腰の弱い方や高齢の飼い主さんにおすすめのキャリーです。

キャリーによっては、キャリーバッグの下に荷物を入れられる商品などもあるので、様々な用途で使用出来ることが嬉しいですよね。

お散歩が好きで外の景色に興味がある猫ちゃんにも、喜んでもらえるようなキャリーではないでしょうか。


リュック型キャリーバッグのススメ

バロンちゃん_バロンママさん
>>バロンママさんちのバロンちゃん|PetSmile

今現在キャリーバッグの購入を検討していて、どんなタイプを選ぶか悩まれている飼い主さんにとくにおすすめなのが、リュック型のキャリーバックです。

前述した通り、おすすめ出来る点として飼い主さんに負担が少ない点や、徒歩や自転車でも楽に移動が出来る点などが挙げられます。

まだまだメリットの多いリュック型キャリーバッグですが、利点をまとめて見ていきましょう。

◆リュック型キャリーのメリット

やはりリュック型キャリーバッグの一番のおすすめポイントとして、愛猫の重さを感じにくいことが挙げられますよね。

リュックタイプのキャリーは両肩に均等に愛猫の体重がかかるので、肩掛けのキャリーや手持ちのキャリーよりも負担が軽減されます。

いくら猫は人間より身体が小さく軽いといっても、ある程度の負担は必ずかかってしまいますもんね。

長時間の移動の際(徒歩や電車など)は、リュック型であれば安心して使用することが出来るでしょう。

他にもリュックとして背負うことで、飼い主さんの両手が自由に使えますので、別の荷物を手に持ったり、自転車を運転したりすることも可能です。

飼い主さんの背中でしっかりと固定されることから、猫ちゃんにも大きなストレスはかかりませんので、キャリーバッグへの苦手意識も軽減されるかもしれませんよね。

また、災害時にもすぐに愛猫を中に入れて避難することが可能なので、防災グッズとしてもおすすめです。

◆リュック型キャリーのデメリット

では反対にリュック型キャリーバッグに、どんなデメリットがあるのか気になってしまうところですよね。

リュック型のキャリーは飼い主さんが背中に背負う形となりますので、目を合わせての意思疎通が出来ません。

飼い主さんの顔が見られないことで、不安を抱いてしまう猫ちゃんも居るかもしれません。

キャリーが苦手だったり不安を強く感じたりしている場合は、猫が入るバッグ部分を前にして、背中にストラップ部分がくるように装着してあげましょう。

そうすることによって飼い主さんとの距離も縮まりますし、通気口部分から目と目を合わせてコミュニケーションをとることも可能になります。

こまめに猫ちゃんに話しかけて、安心させてあげるようにしましょう。

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リュック型キャリーのおすすめ5選

リュック型キャリーバッグのメリット・デメリットを知った上で、やはりリュック型を購入したい!と思ったのなら、今度はどんな商品があるのか知っておきたいですよね。

愛猫にはどんなタイプの商品が合っているのか、どんな使い勝手のリュック型キャリーがあるのかなどを知っておくと、検討材料になってくれることかと思います。

おすすめの商品を参考にしつつ、理想のリュック型キャリーを見つけてくださいね!

◆CoConte cat リュックサックキャリー

CoConte cat リュックサックキャリー
購入


底面が広く、中で猫ちゃんが横になっても窮屈にならないスペースがあります。

出入り口の開閉もボタンなどではなく、ファスナーになっているのでとてもラクに行うことが出来ますよ!

8kg以下の猫ちゃんであれば使用することが可能なので、大半の猫ちゃんは使用できるでしょう。

カラーバリエーションも豊富で、カラフルな赤やオレンジ、落ち着いたブルー、シンプルなベージュと好みに合わせて選ぶことができます。

◆necoco リュックキャリー ブラック

necoco リュックキャリー ブラック
購入


飼い主さんの身体に沿ってくれるような形状になっているので、背後だけでなく前で抱えて使うことも出来る商品です。

出入り口は大きく開くので使用しやすい上に、ブラックでまとめられたデザインは、飼い主さんのどんなファッションにも違和感なく溶け込みます。

左右と上の開閉部にはメッシュ素材の窓が付いているので、外カバーをロールアップすれば通気性も良く、猫ちゃんは外を眺めながら飼い主さんともコミュニケーションをとることが出来ちゃいます。

クッション性の高い二重構造の中敷を採用し、クッションカバーは洗濯で丸洗いすることが出来るので、常に清潔が保てますよ。

◆hugmove 抱っこキャリー ブラック

hugmove 抱っこキャリー ブラック
購入


背後に背負うリュックではなく、前で抱っこする感覚で使えるリュック型キャリーです。

水平に保つショルダーベルトと、しっかり固定してくれる腰ベルトがついているので、大切な愛猫を安全に運ぶことに長けた商品と言えるのではないでしょうか。

ソフト素材で出来ているので、使用しないときは小さくたたむことが可能な上に、ウエストポーチとしても使用することが出来ますよ!

ウエストポーチの形状のときには、猫を入れることは出来ませんのでご注意ください。

◆Liscio CAT リュックキャリー グレー

Liscio CAT リュックキャリー グレー
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猫を入れるキャリーに対しての不安を解消してくれる、猫に優しいリュック型キャリーとなります。

とくに開閉時のトラブルを回避し、猫の重みで変形しがちなリュックの形状を考慮して作られているので、猫にはもちろん飼い主さんへの負担が少ないです。

取り外しが可能な中敷きは、リバーシブル仕様になっていて、片面側はペットシーツやタオルをはさむことが出来るゴムバンド付きなので、おもらしの心配も要りません!

13の便利な機能がふんだんに散りばめられているので、飼い主さんもついつい普段使いしたくなってしまうような商品ではないでしょうか。

◆Nパラレルキャリー ブラウン

Nパラレルキャリー ブラウン
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様々なシーンに合わせて、その都度使い方を選べる利便性の高いリュック型キャリーです。

ショルダーベルトを利用すればリュックとして使用出来ますし、キャリー下部に360度回転するキャスターが付いているので、カートタイプのキャリーとして使用することも出来ます。

リュックとして使用とする際のキャスターの汚れの心配も不要で、キャスターカバーを後輪に被せれば、衣類を汚すことなく使用することも可能なんですよ。

災害時や緊急時にもすぐに移動することが出来るので、とてもおすすめのキャリーとなっています。


まとめ

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緊急時に直面した際に初めて、キャリーバッグが必要だと思って購入に至る飼い主さんは多いことだと思います。

すぐに必要なときに焦って購入してしまうと、後に不便な点が出てきたり、もっと良い商品があったのでは、と思ったりと、後悔してしまうことも。

なので猫と一緒に暮らし始めるタイミングが、購入に踏み切るベストタイミングと言えるのかもしれません。

数々のキャリーバッグの中でも、リュック型の商品は利便性が高いので、とてもおすすめです。

愛猫の大きさや性格を考慮しつつ、飼い主さんが気に入るようなデザインの商品を選ぶと愛着も湧いてきますよ!

そして購入した際には災害時の対策として、すぐに取り出せる場所に置いておくか、玄関付近に置くようにしておくと良いでしょう。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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