1.猫のベッド選びのポイントとは?
1-1.体の大きさに合ったベッドを選ぶ
1-2.季節に合わせてベッドを選ぶ
1-3.洗えるタイプのベッドを選ぶ
2.猫のベッドを洗ってもいいの?
2-1.クッションタイプのベッドはしっかりと中まで乾燥させる
2-2.香りの強い柔軟剤などは使用しない
3.猫のベッドの洗い方
3-1.猫のベッドの洗い方①つけ置き洗い
3-2.猫のベッドの洗い方②洗濯機のドライ機能
4.洗える猫ベッドおすすめ3選
4-1.デニムスクエアベッド ベージュ
4-2.ナチュラル麻ベッド
4-3.デニム三角ドームベッド ベージュ
5.まとめ
猫のベッド選びのポイントとは?
愛猫にベッドを購入したいと思ったとき、気に入って長く愛用してもらえるかどうかが、重要になってくると思います。
猫は気まぐれな性格の子が多いので、ちょっとでも気に入らない要素があれば、使ってくれることはありません。
そうなってしまうと、せっかく買ったベッドが無駄になってしまいますよね?
猫のベッドを購入する場合には、しっかりとポイントを押さえて選ぶようにすれば、愛猫に気に入ってもらえる可能性がぐっと高くなります!
ベッドを選ぶ際には、以下のポイントを押さえて選んでみてくださいね。
◆体の大きさに合ったベッドを選ぶ
猫は成猫になればさほど大差のない体の大きさへと成長しますが、子猫や大型の猫種などの場合、一般的なベッドの大きさだと小さすぎたり大きすぎたりすることがあります。
猫のベッドにもサイズは多数ありますので、体の大きさと同じぐらいのサイズを選ぶよりも、少し大きめのベッドを選ぶとよいでしょう。
ポイントは「少し大きめ」という部分です。
猫は狭い場所を好む傾向も強いので、ジャストサイズを好む子も居ます。
愛猫がどちらの大きさを好む傾向にあるかを観察し、気に入ってくれそうなサイズ感のベッドを選ぶようにしましょう。
◆季節に合わせてベッドを選ぶ
猫のベッドにも様々な形状の商品があり、寝心地が良さそうな物からデザイン性の高い物まで種類の幅が広いです。
そして全てのベッドが同じ素材を使用している訳でもなく、通気性の良い商品や保温性に優れた商品まで、愛猫の好みに合わせて選ぶことが可能です。
しかし夏向けの素材を使ったベッドを冬場に設置したり、暑い夏にモフモフした素材を使用したベッドを設置したりすると、猫はそのベッドを使用してくれなくなってしまうことも。
猫は夏であれば涼しい場所を、冬なら暖かい場所を探すことが得意なので、季節に合わせたベッドを用意することによって、お気に入りになってくれることが多いですよ。
◆洗えるタイプのベッドを選ぶ
猫は年に2回の換毛期になると、沢山の毛が抜けるようになります。
お気に入りのベッドがあるとしたら、その場所にも抜けた毛が付着し、取っても取ってもキリがない状態に。
猫はとても綺麗好きなので、出来ることならお気に入りの場所は、常に清潔を保っておきたいものですよね。
ですので常に清潔を保つためにも、洗えるタイプのベッドを選ぶようにしましょう。
猫のベッドを洗ってもいいの?
猫のベッドには洗えるタイプのものと、洗えないタイプのものが存在します。
なので洗えるベッドであれば、問題なく洗っていただいてかまいません。
洗えるタイプの猫のベッドには、洗濯表記がついているものがほとんどですが、一見洗えそうな素材のベッドでも、注意が必要となってきます。
注意すべき点は、以下の通りです。
◆クッションタイプのベッドはしっかりと中まで乾燥させる
猫のベッドにはクッションのような、キルティング加工された商品が多く見られます。
猫がぐっすり眠れるような作りになっているので、ベッドと言えばこれ!と思われる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
布と布の間に綿を入れて、クッションのような弾力を感じられるベッドは、もちろん洗えることがほとんどですが、しっかりと乾燥させないとダニや細菌を繁殖させてしまう原因になります。
このようなハウスダストの原因を大好きなベッドに作ってしまえば、せっかくのお気に入りのベッドが、猫にとって悪い影響を与えてしまうようになってしまいますよね。
なのでしっかり中まで乾燥させて、半乾きの状態でないかの確認をしっかりし、再度愛猫に使ってもらうようにしましょう。
◆香りの強い柔軟剤などは使用しない
洗濯の仕上げに柔軟剤を使用しているご家庭も多いとは思いますが、猫のベッドを洗うときは、使用を控えた方が良いでしょう。
柔軟剤は洗濯物を柔らかくしてくれる効果がありますが、同時に強い香りを付ける商品も多いです。
鼻が利く猫にとって、この柔軟剤の香りは、ただの不快なニオイとして認識されてしまうことが多いです。
お気に入りのベッドには自分のニオイがしっかりとついているので、自身のニオイで安心する子も多いのですが、柔軟剤でそのニオイまで消してしまえば、急にベッドを使用しなくなってしまうなんてことも。
また、消臭スプレーや除菌スプレーで、ベッドのニオイを取る際も同じく、香りの強い商品を使ってしまえば、たちまちベッドで眠らなくなってしまうことがあるので、注意が必要です。
どうしても使用したい場合には無香料の商品を選ぶ、ペット用の柔軟剤を使用するなど工夫しましょう。
猫のベッドの洗い方
洗える猫のベッドを購入した場合は、常に清潔を保てるように、定期的に洗うことをおすすめします。
だいたい1~2ヶ月に1回を目安に洗えば十分ですが、洗い過ぎると型崩れしてしまうベッドもあるので、素材によっては洗う頻度を減らしても良いかもしれません。
猫のベッドを洗う場合には、どんなことに気をつければ良いのでしょうか?
◆猫のベッドの洗い方①つけ置き洗い
愛猫に長くベッドを使用してもらうためにも、手洗いは形を崩しにくいので、時間に余裕があるのであれば、毎回つけ置き洗いで洗ってあげるようにしましょう。
猫のベッドは意外と大きいので、お風呂のバスタブにぬるめ(40度前後)のお湯をはり、重層を適量溶かしてつけ置きにします。
お湯はベッドが浸かる程度で大丈夫ですので、ニオイ取りや除菌が目的であれば、30分程度そのままにしておき、軽く水気を絞ってから乾燥させるようにしましょう。
汚れが酷い場合には重層+洗濯洗剤、または重層+酸素系漂白剤などの組み合わせで、優しく手洗いしても良いでしょう。
人間用の洗濯洗剤を使う場合は、必ず洗剤が残らないようにすすぎ洗いをするようにしてください。
軽く絞ったあとには、ベランダなどの風通しの良い場所で、しっかりと乾燥させるようにしましょう。
◆猫のベッドの洗い方②洗濯機のドライ機能
マットのようなタイプのベッドや、ベッドのカバーを取り外して洗える場合、そして時間をかけないで洗濯したいのなら、洗濯機のドライ機能を利用した洗い方もお試しください。
ドライ機能は洗濯物を少ない回転数で優しく洗ってくれるので、洗濯物を傷めず型崩れを防ぎます。
なので洗える猫のベッドであれば、型崩れの心配をしないで洗ってあげることが出来ますよね。
洗濯機は人間用の洗濯物を普段洗うために使いますので、猫のベッドを洗う際には、最初に掃除機やコロコロなどで、ベッドに付着している毛をあらかじめ取り除いておきましょう。
そして洗濯ネットにベッドを入れて、重層を適量入れてドライ機能で運転を開始すればOKです。
ドライ機能の際の脱水も短い設定になっている洗濯機がほとんどですが、よりベッドの形を崩したくない場合には、脱水せずにベッドを取り出し、軽く絞って自然乾燥させるようにしましょう。
洗える猫ベッドおすすめ3選
愛猫のために安心して落ち着ける場所としてベッドを用意するのなら、お手入れの簡単な洗えるベッドを是非取り入れたいものですよね!
洗える猫のベッドにはどんな商品があるのか、現在商品を探している飼い主さんのために、いくつかご紹介させていただきたいと思います。
購入する際に、是非参考にしてみてくださいね。
◆キティベッド オールシーズン ベージュ
オールシーズン使用出来るこちらの洗えるベッドは、もちもちしていて肌触りの良い素材でできています。
猫の毛が付着しやすい内側の布は、ベージュの色味となっているので、抜けた毛も目立ちにくいですよ。
使用されているポリエステル素材は、しわになりにくく、丈夫な化学繊維なので、愛猫がお気に入りのベッドとして使ってくれたのなら、長く愛用していただくことが可能となります。
体をすっぽりと包んでくれるので、安心して眠ることが出来るのではないでしょうか。
◆ノーマルシェルベッド ネイビー
こちらのシェル型のベッドは、さらっとした手触りでオールシーズン使える、実用性に富んだベッドであると言えるでしょう。
フチが高く作られているので、寝るときにあごを乗せたい猫ちゃんにもおすすめです。
洗濯をする際には丸ごと洗濯機に入れられます。
◆もぐりベッド 北欧マーガレット
冬場の寒い季節には、もぐって温まれるベッドがおすすめです。
猫は寒さを感じたとき、自らあたたかい場所を探し求めることが出来るので、暖を取れると理解すれば、自然とベッドを受け入れるようになってくれます。
もぐりこめる形のベッドであれば、冷たい空気の入り込みも少なくて済みますので、きっと猫ちゃんも喜んでくれることでしょう。
形が崩れやすいので、洗濯の際は手洗いで優しく洗うようにしましょう。
まとめ
愛猫にストレスなく毎日を過ごしてもらうためには、安心して落ち着ける寝床を用意してあげる必要があります。
その際にベッドを設置しておくことはとても有効ですが、気まぐれな猫は用意された物を素直に使ってくれるかどうかは、猫次第であるとも言えるでしょう。
部屋のいたる所にベッドを設置したとしても、気に入ってくれなければ使ってくれることは少ないです。
なので出来る限り愛猫が気に入ってくれそうな、素材や形を意識して購入することが、お気に入りのベッドへの近道になると言えるのではないでしょうか。
そして何よりも綺麗好きな猫のために、常に清潔を保てる商品であるかも大切です。
洗えるベッドであれば、何度でも繰り返して使える上に、ハウスダストなどの繁殖も防げるので、猫の健康も同時に気遣ってあげることが出来るのです。
クッションタイプのベッドはつけ置き洗い、マットタイプのベッドは洗濯機など、洗い方もそこまで面倒ではないので、お手入れが簡単に出来るのも飼い主さんにとっては嬉しいですよね。
是非愛猫に洗えるベッドを購入する際は、愛猫の性格を考慮しつつ、長く使ってくれるような商品を探してみてくださいね!
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