猫のケージは折りたたみもおすすめ!来客・お掃除・いざというときに

2020.02.22

猫のケージは折りたたみもおすすめ!来客・お掃除・いざというときに

自由気ままなところが魅力の猫ですが、事故や誤飲を防ぐためにも猫用のケージを用意してあげた方がよいでしょう。折りたたみケージは、使わない時には折りたたんで収納でき、必要な時だけ出して使えるのが魅力です。据え置きのケージとは別に、折りたたみケージがあれば便利な場面がたくさんあります。そこで、折りたたみケージを使いたい場面や、おすすめ商品についてご紹介しますので、上手に活用してみてください。

猫にはケージが必要?

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そもそも、猫にケージは必要なのでしょうか?
自由気ままなイメージの猫を、ケージに閉じ込めることに抵抗のある方も多いようです。
しかし、猫自身が安心に過ごせる「パーソナルスペース」を確保したり、人の目がない時の誤飲や事故を防いだり、猫にとってもケージを使うメリットは多いです。


猫の折りたたみケージとは

猫のケージは、一般に組み立て式で、2段や3段のものが主流です。
猫は上下運動を必要とする動物なので、1段のものより、2段以上のものがおすすめです。
しかし、大きなケージは、置く場所を取り、購入したものの使ってもらえないと始末に困ります。
また、2段以上のものは、組み立ててしまうと再度解体するのが難しい商品がほとんどで、使わないからと収納しておくにも、相応のスペースが必要です。
一方、折りたたみケージは、1段なので長時間猫を入れておくのには向いていません。
しかし、使わない時には折りたたんで収納できるので、置く場所を選ばず、収納時も場所を取りません。
組み立ても簡単で、必要な時にさっと出してきて使うことができるのも魅力です。

◆素材

フレームはスチール製で、本体はナイロンやポリエステル製です。
水拭きや丸洗いができて、お手入れも簡単な商品が多いです。

◆持ち運び

軽量で、収納ケースがついている商品がほとんどなので、持ち運びに便利です。
背面にストラップなどがついていて、車のシートベルトで固定して使用できる商品もあります。


猫の折りたたみケージの使い方

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折りたたみケージを使う場面について、具体的に見ていきます。
使い方も詳細にご紹介しますので、参考にしてみてください。

◆子猫を迎えたときに

猫用のケージが必要な場面の一つが、子猫を迎えた時です。
子猫は、初めての場所や人に警戒したり怯えたりすることがあり、ちょっとした隙間に入り込んで出てこなくなることもあります。
ベッドやトイレ、フード・飲み水を入れたケージの中で過ごさせてあげると、少しずつ新しい環境に慣れていくことができるでしょう。
また、特に好奇心の強い時期の子猫は、電気コードを齧ってしまったり思わぬものを誤飲してしまったりと、人の目の届かない時の事故も心配です。
そういう点からも、子猫にはケージが必須と考えてよいでしょう。
まだ身体能力の高くない子猫には、高い所に登って下りられなくなったり落下したりすることを防ぐために、1段のものがおすすめです。
しかし、成猫になると1段のものでは上下運動ができず、運動不足になったりストレスになったりするので、2段以上のケージが必要になります。
初めから2段以上のものを購入するか、1段のものを用意して買い替えるか、悩ましいところです。
必要がなくなれば折りたたんで収納できる折りたたみケージであれば、2段以上のものを買い足した後でも置き場所に困らないので、ぜひ活用してみてください。

◆引っ越し時に

猫は、縄張りを非常に大切にする動物です。
猫にとって、家は自分の縄張りなので、体をこすりつけたりして自分の匂いをつけ、安心できる場所にしています。
そのため、新しい場所に対しては、強い警戒心を持ち、ストレスを感じます。
そんな時に、新居に慣れさせようと部屋の中で自由にさせると、逆に不安や恐怖を感じてしまうのです。
そこで、引っ越しをした直後には、ケージの中で過ごさせて、新居が危険な場所でないことをわかってもらいましょう。
あらかじめケージに慣れさせておけば、新居でも自分の匂いを感じられてリラックスしやすくなります。
引っ越してすぐには、荷物の片付けなどがあり、大きなケージを組み立てられないこともありますし、引っ越しのためだけに据え置きのケージを買うのもためらわれるでしょう。
折りたたみケージがあれば、引っ越した時すぐに取り出して使うことができます。
また、車のシートに固定できるタイプの商品であれば、移動時から使用できるので、さらに愛猫は安心して過ごすことができるでしょう。

◆災害時の避難所生活用

日本は、地震や台風など、大きな自然災害の多い国です。
特に近年、台風や豪雨の被害が増えてきました。
大きな被害が出た時には、避難所での生活を余儀なくされることになります。
しかし、現状では多くの場合、避難所でペットが飼い主と一緒に過ごすことはできません。
ペットは、動物用の避難スペースや保護センターなどで避難生活を送らなくてはならず、そういう場所ではケージの中で過ごすことになります。
慣れない場所の慣れないケージで過ごすことは、猫に限らずペットにとって、非常にストレスが強いことです。
そんな時に、折りたたみケージに慣れていれば、避難先でもいつものケージで過ごすことができ、少しでもストレスを軽減できるでしょう。

◆手術後や病気の時の安静・隔離に

避妊・去勢などの手術後や病気の時には、安静に過ごさせる必要があります。
特に多頭飼いをしていると、他の猫が構ったり傷を舐めたりすることがあるので、隔離する必要が出てくるでしょう。
また、多頭飼いの場合、オシッコチェックなどの健康管理が難しい側面があります。
たとえば血尿など気になる症状が出た時、順番に隔離することで、どの子が体調を崩しているかを調べることができます。
手術後や病気というのは一時的なものなので、必要に応じて出して使える折りたたみケージは重宝します。
また、折りたたみケージは1段なので、安静にさせるのにもピッタリです。

◆来客時やお掃除の時

猫は、自分の縄張りをとても大事にするので、見知らぬ人が家に入ってくるのがあまり好きではありません。
来客に驚いて脱走してしまう例もあるので、あらかじめケージに入れてあげるとよいでしょう。
また、お掃除や洗濯物を干すときなどに、窓を全開にしたいこともありますし、工事などで玄関や窓を開けっ放しにしなければならないこともあります。
このような場合の脱走防止にも、折りたたみケージが便利です。

◆普段の猫の寝床に

ここまでご紹介してきたように、折りたたみケージに慣れておくことは、猫にとってもメリットが多いです。
そこで、普段から寝床として活用して、慣れておいてもらいましょう。
また、身体能力の衰えてきた老猫や、まだ発達途上の子猫には、2段以上のものより1段のものがおすすめです。
折りたたみケージであれば、必要な時期だけ使うことができて便利です。

◆屋外での気分転換に

猫に外の空気を感じさせたいけれど、お散歩は脱走が心配という飼い主さんも多いでしょう。
お散歩の代わりに、折りたたみケージをベランダや庭などに出して、日光浴させたり外の空気を感じさせたりするのも、おすすめです。
広めの折りたたみケージであれば、中で動き回ることもでき、愛猫もきっと楽しんでくれるでしょう。
ただし、屋外で使用するときには、脱走や事故を防ぐために、猫から目を離さないようにしましょう。


猫の折りたたみケージのおすすめ商品

・たためるペットサークル 90-90 ブラウン

たためるペットサークル 90-90 ブラウン
購入



本来、小型犬用のペットサークルなので、全体がメッシュになっています。
猫にとっては、やや落ち着かない場合もあるので、タオルなど布で覆ってあげるとよいでしょう。
広々した六角形のサークルなので、トイレなどを設置したり、複数の猫で利用したりできます。
別売りの給水器を取り付けられるので、水分補給もでき、ある程度長時間の利用でも安心です。
巻き上げ式の扉は固定でき、屋根はファスナーで簡単につけ外しができるので、猫やトイレなど用品の出し入れに便利です。
扉のファスナーとフックをつなげると、ペットが中から開けてしまう心配がありません。
持ち運び用のバッグがついており、帰省などの外出に持っていくのにも便利です。

・猫壱 ポータブル ケージ 黒

猫壱 ポータブル ケージ 黒
購入



人気ブランド猫壱の折りたたみケージです。
W51×D81×H51cmとコンパクトサイズながら、2匹でも使える十分な広さがあり、トイレやベッドを入れることもできます。
普段から個室として利用したり、安静時に利用したりと使える場面が多く、災害時や帰省時にも便利です。
シリーズで折りたたみのキャリーとトイレも販売されており、全てを一つの収納ケースに入れることができます。
背面にあるストラップにシートベルトを通して固定できるので、車での移動にも安心して使えます。
水洗いができ、お手入れも簡単です。
猫の名前や飼い主さんの連絡先を書ける表札付きなので、避難所などでも安心です。

・ソフクレートn2 M

ソフクレートn2 M
購入



13.6kgまでの犬用の折りたたみケージなので、複数の猫でも広々と使えます。
多頭飼いの方にもおすすめの商品です。
犬用品だけに強度の高い金属フレームで、本体も丈夫なヘビーデューティメッシュなので、力の強い子にも安心して使えます。
通気性も抜群で、底面は防水加工になっているので、アウトドアでの使用に最適です。
ドアは前面、側面、上部にあり、メンテナンスもしやすく、トイレなどの用品や猫の出し入れも簡単です。
出入り口の開閉はファスナーになっており、フックでロックできるので、中からペットが開けてしまう心配もありません。
丸洗いができ、いつも清潔に使うことができます。


まとめ

猫と暮らす上でケージが必要になる場面は意外に多いので、ケージに慣れておくことは、猫にとってもメリットがあります。
折りたたみケージは、必要な時だけ出して使えて、使わない時にはコンパクトに収納することができます。
子猫の時や病気の時など、一時的にケージが必要な時にとても便利です。
また、すでに2段以上のものを利用している方でも、災害時などに備えて、折りたたみケージを用意しておくと安心です。
折りたたみケージは、2段以上の商品より安価なので、ぜひ活用してみてください。



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SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。


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