1.猫のキャリーバッグを使う場面
1-1.病院へ行く
1-2.お出かけをする
1-3.災害時
2.キャリーバッグの代用ができるもの
2-1.洗濯ネットとカゴ
2-2.洗濯ネットとリュック
2-3.ダンボール
4.猫がキャリーバッグに入らない時はどうする?
4-1.事前に慣れさせておく
4-2.おびき寄せる
4-3.狭い場所に追いやる
4-4.洗濯ネットを使う
4-5.毛布を使う
4-6.PIBIを活用する
猫のキャリーバッグを使う場面
猫と一緒に暮らしていると、そこまで使用の頻度は多くはないけれど、あると便利な猫用のグッズと言えば、キャリーバッグと答える方も多いのではないでしょうか。
準備していなかったら、別のもので代用することも可能ではありますが、持っていると何かと便利なのがキャリーバッグの良いところでもあります。
キャリーバッグは以下のような場面で、活躍してくれます。
◆病院へ行く
キャリーバッグの出番が多い機会と言えば、動物病院が挙げられるでしょう。
病気や怪我をしたときはもちろん、予防接種や健康診断など、病院に愛猫を連れていく機会は意外と多いですよね。
とくに病気を患うことや、怪我をしてしまうことは突然のことが多いので、キャリーバッグを事前に準備しておくことによって、慌てず安心して病院に連れて行くことが可能です。
◆お出かけをする
実家への帰省や引っ越しのときなども、キャリーバッグがあると安心ですよね。
完全室内外のネコちゃんは家の中に慣れていることもあり、外の世界に出た瞬間にパニックを起こしてしまうことが多々あります。
キャリーバッグに入っていないネコちゃんは、そのまま脱走してしまう可能性もあるので、しっかりとキャリーバッグに入れて移動し、脱走しないような工夫が必要です。
狭い場所を好む猫にとって、外に出たときはキャリーバッグの中の方が安心できることもあり、安全面を考慮した上でお出かけの際はキャリーバッグに愛猫を入れてあげましょう。
◆災害の時
キャリーバッグは災害時にも、大活躍してくれるグッズとなります。
避難所では、キャリーバッグに入っていないペットを受け入れられない場合も多いですし、何よりパニックで移動の際に脱走する危険性もありますよね。
猫は大事な家族となりますので、災害時にも一緒に連れて非難したいと思っている飼い主さんは多くいらっしゃるはずです。
そしてキャリーバッグの種類によっては、ケージのように使用できる商品もあるので、持っているのといないのとでは、安心の度合いも変わってくることでしょう。
キャリーバッグの代用ができるもの
猫を迎え入れる際に同時に準備しておくべきキャリーバッグですが、タイミングが合わず準備できていない段階で、使用する用事ができてしまった場合はどうでしょうか。
すぐにでも使用しなくてはいけない用事であれば、購入に時間をかけることはできませんし、なにより長く使用するグッズだからこそ、安易に選べないといった気持ちになってしまうことでしょう。
キャリーバッグを準備することができないときは、以下のグッズで代用することが可能です。
◆洗濯ネットとカゴ
急遽キャリーバッグが必要になったとき、家にあるもので代用するのであれば、洗濯ネットがおすすめです。
洗濯ネットは編み目が細かく、チャックも付いているので、中に猫を入れても脱走の心配が要りませんよね。
ご自宅に洗濯ネットがない場合や、猫が入れる大きさの洗濯ネットがない場合には、コンビニや薬局などでも手軽に購入できますので、キャリーバッグを購入する時間がない際は、是非活用してみてください。
安定感を増すために、猫が入るぐらいのカゴがあれば、洗濯ネットに猫を入れてから、カゴの中に入れて移動をすると安心ですよ。
◆洗濯ネットとリュック
洗濯ネットとカゴの組み合わせは、近場への移動や、車で移動する際にはとても便利ですが、徒歩や自転車で長距離の移動には向いていません。
長距離の移動には、リュックを利用するのがおすすめです。
リュックは中身の重さを拡散してくれますし、何より両手があくので安全ですよね。
リュックにそのまま猫を入れてしまうと、脱走の不安もあるので、必ず洗濯ネットに入れてからリュックに入れてあげるようにしましょう。
リュックの底に板のようなものを入れて置けば、安定感がさらに増しますので、猫ちゃんも快適に過ごすことができますよ。
◆ダンボール
猫を譲渡する際にも、ダンボールはキャリーバッグの代用として使われることが多いですよね。
ですがダンボールは重いものを入れてしまうと、すぐに底が抜けてしまうこともあり、強力なガムテープで補強して安全性を確保しなくてはいけません。
子猫や小柄な猫であれば、耐荷重もクリアして問題なく運べますが、標準サイズの成猫や大型の猫をダンボールに入れるだけでは、不安要素が残ってしまうことでしょう。
ダンボールをキャリーバッグの代用品として使用する際には、耐久性のことを考慮した上で使用するようにしましょう。
代用する際に注意すること
キャリーバッグを準備していないご家庭では、洗濯ネットなどでの代用が可能ではありますが、猫を入れるために作られているわけではありません。
なので代用の際には注意が必要となります。
洗濯ネットには強度もありませんし、チャックが開いてしまえば猫は簡単に脱走できてしまいます。
そしてリュックやダンボールなども、猫用のグッズではないので、長時間の使用には向いていないと言えますよね。
代用できるからといって、猫が快適に過ごせるわけではありませんので、長期的に使用をするのではなく、一時的に代用するだけにしておきましょう。
猫がキャリーバッグに入らない時はどうする?
家にあるものでキャリーバッグを代用したのちに、実際キャリーバッグを購入される方も多くいらっしゃるかと思います。
ですが猫は警戒心の強い動物ですので、新しいグッズは警戒して中に入ってくれないのも事実です。
愛猫がキャリーバッグに入ってくれないときは、どのような対策が有効なのでしょうか?
◆事前に慣れさせておく
警戒心が強い子であれば、中に入れられて閉じ込められてしまうキャリーバッグは、恐怖でしかないですよね。
基本的には狭くて暗い場所を好む動物のはずなのに、なかなか入ってくれないときは、初期のニオイや使用する際の目的が関係しているのかもしれません。
「キャリーバッグを使う=嫌なこと(病院など)をされる」と認識しているはずですので普段からキャリーバッグを生活環境の中に置いておき、猫が自由に出入りできるようにしておきましょう。、
◆おびき寄せる
キャリーバッグへの警戒心が強いようでしたら、愛猫が好きなおやつやおもちゃなどでおびき寄せてみましょう。
とくに嗜好性の高いタイプのおやつは、ご褒美などにもらえることが多いと認識しているので、特別なときに与えるようなおやつなどがおすすめです。
美味しく食べたり遊んだりするうちにキャリーバッグへ入れるようにし、キャリーバッグに入るとおやつがもらえるという流れを作っておくとスムーズです。
◆狭い場所に追いやる
なかなかキャリーバッグの中に入ってくれず、部屋の中を逃げ回ってしまう場合には、愛猫を狭い場所に追いやり、逃げ道をなくしてからキャリーバッグに入れてあげてください。
無理矢理捕まえてキャリーバッグに入れてしまうと、猫自身や飼い主さんも怪我をしかねませんので、危険を避けるためにも確実に猫をキャリーバッグに入れられる手段を試みるようにしましょう。
◆洗濯ネットを使う
キャリーバッグの代用品としても使える洗濯ネットは、キャリーバッグに猫を入れる際にも役立ってくれます。
洗濯ネットは編み目も細かくある程度の視界を遮ってくれるので、興奮していた場合も落ち着きを取り戻す働きをしてくれます。
洗濯ネットに入れてからキャリーバッグに愛猫を入れれば、さらに安全性を高めることができるでしょう。
◆毛布を使う
キャリーバッグに愛猫を入れられたとしても、なかなか鳴きやまない場合や、落ち着きがない場合には、普段愛用している自分のニオイが染みついた毛布などを一緒に入れてあげましょう。
大きくて入らない場合は、飼い主さんのニオイのついたものや、愛用しているおもちゃなどでも構いません。
普段から使用しているものであれば、外の世界に出ても家の中の気分に浸れるので、不安を取り除いてあげるような工夫が大切です。
◆PIBIを活用する
上記のさまざまな方法を試しても、キャリーバッグに入れることができないのであれば、PIBIを活用してみるのもおすすめです。
PIBIとは「つまみ誘発性行動抑制」の略となり、猫の首元をつまんでおとなしくさせる行為(鎮静反応)のことを言います。
暴れている猫の力を抜く手段として有効ですが、体重の重い猫に対して活用してしまうと、痛い思いや呼吸が苦しくなってしまうので、最終手段として行うようにしましょう。
まとめ
愛猫を外に連れ出すような緊急の用事ができたとき、キャリーバッグの準備ができていないと焦ってしまいますよね。
すぐに買いに行くことができない場合は、家にあるものを代用するしかありません。
比較的どこのご家庭にもある洗濯ネットなどは、いざというときに代用可能ですので、有効に活用したいものですよね。
しかし猫と一緒に暮らす以上、キャリーバッグは必ず必要になってきます。
準備しておくことによって、災害時などの非常事態にも愛猫と一緒に居ることができますので、購入を悩まれているようであれば、この機会に準備してみてはいかがでしょうか。
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