1.猫が喜ぶこととは
1-1.ごはんやおやつをあげる
1-2.おもちゃで遊ぶ
1-3.優しくなでる
2.猫の喜びの表現方法
2-1.スリスリしてくる
2-2.しっぽを立てている
2-3.ゴロゴロと喉を鳴らす
2-4.耳を寝かせている
猫が喜ぶこととは
猫と仲良くなりたいという方は、まずは「猫が喜ぶこと」を知っておくとよいでしょう。
一体どのようなことで喜ぶのか、何をすれば猫にいい印象を与えられるのか、具体的にご紹介していきます。
◆ごはんやおやつをあげる
これはどんな動物にも当てはまることですが、やはりごはんやおやつをあげることは、猫が喜ぶことのひとつと言えます。
私たちも美味しいものを貰うと、それだけでなんだか心を開いてしまいますよね。
まさに、ごはんやおやつをあげることは、猫との信頼関係を築く為の第一歩と言えるでしょう。
警戒心の強い猫ですと、いきなり手から食べるということは難しいかもしれませんが、その際はおやつを置いて離れたところから見守ってあげるなど、とにかく始めは無理強いしないことが大切です。その猫にとって自分という存在は安心できるものであるということがしっかりと伝われば、自然と距離も縮まっていくことでしょう。
おうちにお迎えしたばかりの猫の場合は、普段からごはんをあげることで美味しいごはんをくれる飼い主という良い印象がつきますし、それに加えておやつを与えながら自然とコミュニケーションを取れれば、さらに絆が深まること間違いなし。
ジャーキーやドライタイプ、ウェットタイプなど様々なおやつがありますので、その子のお気に入りのおやつを見つけてあげられるとよいですね。
◆おもちゃで遊ぶ
猫じゃらしや蹴りぐるみなど、猫が大好きなおもちゃを使って一緒に遊ぶと、猫は大喜びしてくれます。
おもちゃで遊ぶことは、猫の運動不足が解消できるとともに、飼い主さんとのコミュニケーションも取れるため、一石二鳥。特に、子猫は遊びたい時期なので、積極的に遊んであげましょう。
猫によっておもちゃの好みもあるため、おうちの猫ちゃんが気に入るおもちゃを見つけてあげましょう。
ただし、ひも状おもちゃや小さなおもちゃは猫が誤飲する危険性があります。猫が間違えて食べてしまうことがないように、素材やかたちには注意しましょう。
以下にオススメの商品をご紹介していきます。
一つ目は、動くおもちゃ!「おどる電動けりぐるみ エビ」
刺激に反応しておどり出す、電動タイプのけりぐるみ!
大人気のあのエビが踊る♪踊る♪
二つ目は、猫が大好きなキャットニップ入りおもちゃ!「コング キッカルー キリン」
コングキッカルーは、ふわふわのシッポが付いた、猫ちゃん用のキックまくらです。キリン柄のプリント。白いリボンもキュートです。猫が押さえ込んで、うしろ脚キックするのにちょうど良い大きさ。アゴ乗せまくらにもちょうど良い心地よさです。猫が大好きなキャットニップ入り。
三つ目は、猫のおもちゃといえば!定番のねこじゃらし「フリフリしっぽ猫じゃらし デレデレ猫用」
あまえんぼうな性格のデレデレ猫ちゃんがじゃれてる姿にメロメロ!
下のレバーを引いたら、フリフリ動くよ!しっぽの先端に鈴入り。
◆優しくなでる
猫は優しくなでてもらうと、目を細めてリラックスしながら喜んでくれます。
猫が喜ぶ場所は、「顔周り」です。特に、アゴや眉間を優しく撫でてあげると、ゴロゴロと喉を鳴らして喜んでくれるでしょう。
猫はもともと自分でグルーミングをしており、仲間同士で自分では届かない場所をお互いに毛づくろいします。このような背景から、猫は顔周りを撫でてもらうと喜ぶ一方で、お腹やしっぽなどは撫でられるのを嫌がる傾向があります。
また、猫は長いスキンシップを好まず、長時間撫でると、噛むなどの「愛撫誘発性攻撃行動」を起こします。
猫を撫でる時は、顔周りを優しく撫で、様子を見ながら猫が喜ぶ時間をつくってあげましょう。
猫の喜びの表現方法
猫が喜ぶことをしても、ちゃんと喜んでくれているのか不安ですよね。
猫は感情が分かりにくいと言われたりもしますが、よくよく見ていると、「嬉しい」「楽しい」といった喜びをきちんと表現してくれているでしょう。
猫が喜ぶ時に出すサインについてご紹介していきます。
◆スリスリしてくる
猫が喜ぶ時、飼い主さんにスリスリしてくることがあります。
猫がスリスリするのは、「甘えている」「マーキング」「あいさつ」といった意味が込められています。また、猫はごはんやトイレ掃除などの要求がある時もスリスリすることがあるでしょう。
◆しっぽを立てている
猫が喜ぶ時、しっぽにも気持ちが表れます。
猫がしっぽを立てるのは友好的なあいさつなのです。
子猫が母猫に近づく時に見られる行動で、おとなの猫同士でも同様にあいさつします。人に対しても、しっぽを立てることで友好的なあいさつをしていると言えるでしょう。
猫がしっぽを立てていれば、機嫌がいい証拠。一方で、しっぽを巻き込んでいたり、しっぽが太く逆立っていたりするのは、警戒や威嚇からくるもの。特に、猫がしっぽをバタバタと降っている場合は不機嫌な証拠です。
猫が喜ぶことをして、甘えてきている時でも、途中からしっぽをバタバタさせて不機嫌になってくることもあります。猫は気分屋なので、不機嫌だなと思ったらすぐに撫でたり遊んだりするのをストップしましょう。
◆ゴロゴロと喉を鳴らす
猫が喜ぶ時に見せるサインとして、よく喉をゴロゴロと鳴らしてくれます。
猫が甘えている時や優しく撫でてもらっている時など、リラックスしている時にもよくゴロゴロと喉を鳴らしてくれます。猫が喜ぶことをした時に、ゴロゴロと喉を鳴らしてくれたら、安心と嬉しさがこみ上げてきますよね。猫のゴロゴロという鳴き声には、人をリラックスさせる効果もあるとのこと。猫が喜ぶことをしてあげて、お互いにとって癒しの時間を作れたらいいですね。
ただ、猫によってはゴロゴロと鳴かないような猫もいます。ゴロゴロと鳴かないからといって、喜んでいないという風には一概には言えません。
猫の気持ちは表情やしっぽなど、ほかの場所に表れているかもしれませんので、よくその子のことを見てあげてくださいね。
また、ゴロゴロと鳴くのには「喜び・リラックス」以外にも「要求」「ストレス」という意味が込められている場合があります。猫のゴロゴロは、時と場合によっては意味が異なるため、注意が必要です。
◆耳を寝かせている
猫が耳を寝かせているのは、リラックスしている証拠です。
猫が威嚇している時や怯えている時は、耳がイカ耳になったり、耳を後ろにたたんだりします。猫が寝ている際などに、耳が寝ているようならリラックスしているため、猫が喜ぶ優しい撫で方でリラックスさせてあげましょう。
猫が喜ぶスキンシップとは
猫はスキンシップ好きな子が多いですが、激しいものやうるさいものは喜びません。猫が喜ぶスキンシップとはどのようなものなのかをご紹介していきます。
◆短めなスキンシップ
猫は長い時間じっとしているのが苦手で、長時間のスキンシップには耐えられません。私たち人がちょうど良いと感じる時間でも、猫にとってはしつこく感じられることもあるでしょう。
では、どのくらいの長さならいいのでしょうか?
猫にとってちょうど良いスキンシップの時間は猫の性格や気分にもよるでしょう。猫によっては、触られるのが苦手な子もいれば、ずっと甘えてくるような子もいます。猫とスキンシップをとる際に重要なのは、猫の気持ちを読み取ること。
猫の気持ちは、表情や耳、しっぽなどに表れます。猫がどうしてもやめてほしいと感じた場合は、「噛む」「逃げる」などの行動をとることでしょう。このようになる前に、猫の様子を観察しながら、猫が喜ぶ「ちょうどいいスキンシップ」をとっていきましょう。
◆落ち着いた声と動作
猫はうるさい音や激しいスキンシップを好みません。
猫は基本的にマイペースな性格をしていることが多いため、猫の生活の邪魔をしないようにしてあげましょう。
猫は、大きな音をたてず、自分に危害を加えないような人を好みます。また、ゆっくりとした高い声も好きなので、女性を好む傾向もあるとのこと。猫に声をかけるときには、高く穏やかな声で話しかけてあげて、猫から寄ってくるまでは触ろうとしないことが大切です。
猫が可愛くて、追いかけてしまったり、しつこく触ってしまったりすることもありますよね。しかし、猫に懐いてほしいのであれば「猫ファースト」で、猫の気持ちを一番に大切にしてあげましょう。
まとめ
猫が喜ぶことは、「ごはんやおやつをあげる」「おもちゃで遊ぶ」「優しくなでる」ことです。猫が喜ぶ時は、スリスリしたり、しっぽを立てたりしながら身体で表現してくれるでしょう。
一方で、機嫌が悪い時も猫の表情やしぐさから読み取ることができます。猫は、しつこいスキンシップや大きな声は好みません。
大切なのは、猫の気持ちをいかに汲み取ってあげるかです。
猫をしっかりと観察しながら、猫が喜ぶことをしてあげて、猫との仲を深めていきましょう。
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