1.猫に好かれる方法はある?
2.猫に好かれる方法5選
2-1.小さめの高い声で話す
2-2.ゆっくりとした動作を心掛ける
2-3.かまわない時間を作る
2-4.ご飯やおやつをあげる
2-5.長い時間一緒に過ごす
3.猫に嫌われてしまう行動
3-1.大きな声や低い声を出す
3-2.しつこくかまう
3-3.強い香りがする
4.猫に好かれるために大切なこと
4-1.焦らない
4-2.基本のお世話を怠らない
5.まとめ
猫に好かれる方法はある?
とても不思議なことですが、人によって猫に好かれやすい人と、あまり好かれない人がいたりするものですよね。
中には、大好きな猫が自分になついてくれず、ちょっと悲しい気持ちになった経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
では、猫に好かれるにはどうしたらよいのでしょうか。猫に好かれる方法には、具体的にどんなものがあるのでしょうか?
以下では、猫に好かれる方法のうち代表的なものをいくつかご紹介します。
猫に好かれる方法5選
猫に好かれる方法を5つご紹介します。猫と仲良くなりたい方は、ぜひ試してみてくださいね。
◆小さめの高い声で話す
猫は、小さめの高い声を好むと言われています。
そのため、あくまで一般的な傾向ですが、どちらかというと男性よりも女性の声の方が猫に好かれやすいと言えるのかもしれません。
猫に話しかけるときは、なるべく小さめの高い声を意識するとよいでしょう。
◆ゆっくりとした動作を心掛ける
猫は、ゆっくりとした動作の人を好むと言われています。
素早い動きは、猫を警戒させ、恐怖心を持たせてしまうこともあります。できるだけ猫に安心してもらえるように、ゆっくりとした動作を心掛けましょう。猫と目が合ったときには、目をじっと見つめるのではなく、ゆっくりまばたきをするのが良いと言われています。
◆かまわない時間を作る
猫はマイペースで、気まぐれで、自由を好む性質があります。
過剰なスキンシップなど、人間が構いすぎることはストレスを与えるため好ましくありません。
特に新たに猫を迎え入れたばかりの頃は、猫の様子が気になってついつい構いすぎてしまうものですが、まずは環境に慣れてもらうことが大切です。
できるだけ猫のペースを尊重し、自由にさせる時間を作りましょう。
猫が環境に慣れ、リラックスするにつれて、猫自身の意思で飼い主さんに近寄って「スリスリ」をしてくるようになるかもしれません。
◆ご飯やおやつをあげる
猫にご飯やおやつをあげると、飼い主さんとの信頼関係が深まり、仲良くなりやすいです。
とはいえ、食事のあげすぎは肥満や病気に繋がり、猫の健康面で好ましくありません。
猫の体重やライフステージによって必要な食事の量が決まっていますので、その範囲内であげるようにしましょう。
◆身の回りのお世話をする
猫の身の回りのお世話は、猫を飼う上で不可欠なことです。
同時に、飼い主さんとの絆を深め、仲良くなる方法の一つでもあります。
猫はきれい好きな動物のため、トイレが汚れたままだとストレスを感じますし、排泄を我慢して泌尿器の病気になってしまう恐れもあります。
トイレはできるだけこまめに掃除をして、きれいな状態を保ってあげましょう。
また、爪切り、ブラッシング、マッサージなどの体のケアや、季節に応じた暑さ対策、寒さ対策を行い、猫が快適に過ごせるようにしてあげましょう。
このような日常のお世話を続けることで、徐々に飼い主さんとの信頼関係が構築されていくでしょう。
◆長い時間一緒に過ごす
猫と仲良くなるには、ある程度の長い時間を一緒に過ごすことも大切です。
おうちに迎え入れた当初はあまりなついていなかった猫が、一緒に暮らす時間が長くなるにつれて、徐々に飼い主さんとの距離が縮まっていったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
猫は初対面の人や、たまにしか会わない人に対しては警戒心を持つことも多いです。
例えばご家族の中でも、猫と接する時間の長い方と短い方では、猫のなつき具合が違ったりするかもしれません。
猫が人に心を開きリラックスできるまでには少し時間がかかるため、長い目で見てあげることが大切です。
猫に嫌われてしまう行動
猫に好かれる行動とは反対に、猫に嫌われてしまう行動もあります。
「なんだか、猫にあまり好かれていない気がする…」と言う方は、ひょっとすると無意識のうちに「猫に嫌われてしまう行動」をしてしまっている可能性があるかもしれません。
普段の行動を振り返り、当てはまるものがないか確認してみましょう。
◆大きな声や低い声を出す
大きな声や低い声は猫に不安を与え、警戒心を持たせてしまいます。
とはいえ、声の大きさや低さは人それぞれですので、解決するのが難しい問題ですよね。
例えば、声の低い男性の方の場合は、なるべく高めの声を意識して出すことや、または声を出すのを控えめにして静かに接してみると、多少は効果があるかもしれません。
◆しつこくかまう
よく言われることですが、猫にしつこく触るなどかまいすぎることは、嫌われる原因の一つになります。
猫は長時間触り続けると、イライラして攻撃してくることがあるかもしれませんが、これは猫の性質上ごく自然なことです。
スキンシップは「ほどほど」が良いでしょう。
また、時々は「ボール」や「じゃらし」などのおもちゃを用いて一緒に遊んであげることも大切ですが、猫は体力がそれほどあるわけではないため、あまり長時間の遊びは疲れてしまいます。
疲れている様子が見られたら、遊びは終わりにした方がよいでしょう。
猫と仲良くなるには、かまいすぎることなく、猫がリラックスできるようにして「この人は怖い人ではない」と安心してもらうことが大切です。決して無理強いをすることのないように、気を付けたいものです。
◆強い香りがする
猫は嗅覚に優れた動物で、飼い主さんのにおいを覚えるのが得意です。
そのため、人間では気にならない程度のかすかな香りでも、猫は敏感に感じ取るということに注意する必要があるでしょう。
例えば、香水やタバコなどの強い香りは猫にとっては刺激が強すぎて、猫が離れていく原因となる可能性が高いです。
また、有害な化学物質も含まれているため猫の健康に対する影響も心配です。
人間にとっては影響のない微量であっても、体の小さい猫にはどのような影響があるかわかりません。
猫に近寄るときは、強い香りをさせないように注意したいものです。
猫に好かれるために大切なこと
猫に好かれるために大切なことをまとめました。
◆焦らない
猫に好かれるためには、何よりもまず、焦らないことが最も大切だと思います。
猫と仲良くなるには、時間がかかるものです。上でご紹介した「猫に好かれる行動」をとったからと言って、すぐに猫と仲良くなれるとは限りません。
また、猫の性格はそれぞれ異なり、個体差や生活環境の違いもあります。
したがって、一般的に言われる「猫に好かれる行動」や「嫌われる行動」が、おうちの猫ちゃんに必ず当てはまるとは言い切れないようです。
「自分は猫が大好きなのに、なぜ猫に好かれないのだろう…」などと悩みすぎても、飼い主さんが疲れてしまうことと思います。
繊細でデリケートな動物である猫が、人に心を開くまでには、それなりに時間がかかるのが普通です。
飼い主さんが長い目で見守ってあげることで、少しずつ信頼関係が深まっていくのではないでしょうか。
◆基本のお世話を怠らない
猫には、人間の3歳児くらいの知能があると言われています。記憶力も意外と高く、毎日お世話をしてくれる人のことは、しっかりと覚えているものです。日常の食事、トイレ、生活環境、体のケア、しつけなど、基本的なお世話をきちんと行い、猫にとって居心地のよい空間を作ることで、飼い主さんとの絆が深まっていくと思います。
まとめ
猫に好かれるためには、いくつかのコツがあるようです。
猫に好かれる代表的な方法として、良く知られているものは、「小さめの高い声で話す」「ゆっくりとした動作を心掛ける」「かまわない時間を作る」「ご飯やおやつをあげる」「身の回りのお世話をする」「長い時間一緒に過ごす」などがあります。参考にしてみてください。
とはいえ、新たに迎え入れた猫が新しい飼い主さんと仲良くなるには、それなりに時間がかかるものです。
過度にかまおうとしたり、無理やり仲良くなろうとすると、猫にストレスを与えてしまい逆効果にもなりかねません。
まずは、猫がリラックスできる環境を整えて、じっくりと信頼関係を作っていくことが大切です。
焦らずに、時間をかけて「猫に好かれる方法」を実践し、大好きな猫と今までよりもっと仲良くなれたら嬉しいですね。
この記事が「猫に好かれる方法を知りたい!」と考えている方の参考になれば嬉しいです。
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