愛犬の交通事故

2016.01.05

愛犬の交通事故

ワンちゃんのお散歩中にヒヤッとした事はありませんか? 我が家の愛犬はお散歩中に車と接触してしまった事があります。 今回は我が家の愛犬が事故に遭った時の事をお話したいと思います。

事故の連絡

無題

仕事で帰りが遅かった私の元に主人から愛犬が事故に遭ったと連絡がありました。
車一台通れる程度の道を散歩していたら、前から車が来たので横の駐車場に入った所愛犬が飛び出してしまい車と接触してしまったそうです。
元々排水溝の所の銀色の網が苦手だった愛犬。駐車場に入ったらその苦手な網がありパニックになって飛び出してしまったそうです。
私は突然の事で気が動転してしまい、生きているという事だけ確認して急いで家に帰りました。


帰宅

救急で病院へ行き、命に別条はないという事を確認して、詳しい検査は次の日にしましょうという事で家に帰っていた愛犬。
目で見て分かるような傷はありませんでしたが、とても怯えたような悲しい表情をしていました。
生きていて良かった。
自分の目で愛犬が生きている事を確認すると一気に涙がこみ上げました。
そっと愛犬の体を確認すると、左前肢に全く力が入らずプラプラしてしまっている状態で立ち上がる事すら出来ない状態でした。
細い道だったので幸い車もそんなにスピードは出ていなかったものの左側の頭らへんがぶつかり倒れた愛犬はしばらく動かずに倒れたままだったそうです。
もちろん飛び出してしまった愛犬が悪いのですが、主人は倒れた愛犬を確認する事で精一杯で、車の方は止まりもせずに行ってしまったそうです。
主人は自分の事を責めているようでとても落ち込んでいましたが、私はただただ生きていてくれた事に安心して、この日は眠らずに愛犬を撫でながら朝になりました。


歩けない

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次の日朝一でかかりつけの病院へ行きました。
一通り検査をしてもらい体に炎症がある状態ではありましたが骨が折れているような場所は無く徐々に歩けるようになるだろうという診断でした。
ワンちゃんは後ろ足を怪我しても前足の力で動く事が出来ますが、前足を怪我してしまった場合動く事ができなくなってしまいます。
前足を触られる事が苦手なワンちゃんが多いのは前足がそれだけ大切な部分だからだと言われています。
愛犬の場合左側の前足に力が入らなくなってしまった事で常にうずくまった状態でトイレもそのまましてしまうので、体が汚れてしまいお世話がとても大変でした。
いつもはトイレや外でしていた愛犬も申し訳なさそうにしていてとても可哀想でした。
2~3日しても状況は何も変わらず、だんだんこのまま一生歩けないのではないか?と不安になり、他の病院にも行ってみましたが筋肉のダメージが大きいのかもしれないとの診断でやはりそのまま様子を見て行くか、頭をぶつけたという事もあるので心配であれば頭の検査をしてみるしかないと言われました。
しかし詳しく頭の検査をするとなると大学病院等の大きい病院へ行かなければならなく、費用もかなりかかります。
私は家で様子を見る事にしました。


回復

それから何日かすると徐々にトイレに行こうと動こうとしていたり、ちょっとずつ立ち上がろうとしている姿を見れるようになっていきました。
最初のうちは上手く立てずに倒れてしまう事もありましたが、立ち上がろうとするようになってからはあっという間に歩けるようになりました。
今では何の後遺症もなく走り回れます。


最後に

2

安全に気を付けてお散歩しているつもりでも、思いがけなく事故に遭ってしまう事もあります。
お散歩中に事故に遭ってしまうと、もしも命が助からなかったら・・・後遺症が残ってしまったら・・・飼い主様は責任を感じ一生後悔する事になってしまうと思います。
我が家の愛犬もいつもお散歩していて慣れている道だったのに事故に遭ってしまいました。
皆さんもワンちゃんの交通事故にはくれぐれも気を付けてお散歩を楽しんでください。

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おぎゆみ

おぎゆみ

子供の頃から動物が大好きで動物関係の専門学校で数々の資格を取得後、動物病院で看護士兼トリマーの仕事をしていました。 飼い主さんとペットが毎日楽しく幸せに暮らしていけることを願って、私の持っている知識、経験を元にいろいろな情報を発信していきたいと思います。


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