愛犬の様子が変!?
家で一緒にいる時は、トイレでちゃんと排泄をしたり、ムダ吠えもせずとってもいい子なのに、愛犬を留守番させて外出から帰ってくると、トイレ以外で排泄をしていたり、物が壊されていたという経験はありませんか?実は、これらを犬の問題行動呼びます。問題行動とは、犬にとっては問題ない行動であっても、人間からするとあまり好ましくない行動のことを意味し、以下のような行動が挙げられます。
吠える
初めて会う人・来客・他の犬・何か欲求がある時などに、犬は吠えます。吠えることは、犬にとって本能的な行動でもあるのですが、【キャンキャン】【ワォーン】【ウー】といった遠吠えや唸り声、悲鳴のような声をあげるときは、怖がっている時や威嚇の時が多いです。吠えることはやめさせることは不可能ですが、ムダ吠えをさせないようにしつけをすることは出来ます。
噛む
何かを噛むということも犬の本能です。【噛む】という行動には、甘噛みと本気噛みの2種類があります。甘噛みは、遊び半分で噛んでいるという感覚ですが、本気噛みの場合は、恐怖や怒りなどを感じた時に起こるので、注意が必要です。噛ませないために、噛んでもいいおもちゃを与えてしつけをしましょう。
トイレ以外で排泄をする
犬の性格やしつけの仕方により、トイレをなかなか覚えない子もいますが、根気づよく覚えさせましょう。もし、失敗しても起こってはいけません。起こることのより、犬が恐怖を感じてしまいます。失敗しても怒らず、成功した時は思いっきり褒めてあげましょう。
こららの問題行動を外出時にしてしまう場合、犬は極度のストレスや不安を感じ【分離不安】という精神的な病気になっている可能性があります。分離不安が悪化すると、自分の足をかじったり毛をむしったりといった自傷行為をしてしまうのです。
分離不安とは
分離不安とは、犬が極度のストレスや不安を感じている状態のことで、飼い主が外出をしている間に犬が問題行動を起こしてしまうことを言います。外出から帰ってきたら、家の中がいつも荒れている…そんなことはありませんか?もし、このような状況が続く場合、愛犬が分離不安になっている可能性があります。また、愛犬に構いすぎるのも分離不安を引き起こす要因になります。分離不安は、精神病の1つなので、問題行動を改善せず放置してしまうと、症状が悪化し自傷行為をしてしまう可能性があります。もし、愛犬が、自分の足を舐め続ける・噛む、毛をむしるといった行動が見られた場合は、症状が悪化しているので治療が必要となります。
分離不安の対処法
もし、愛犬に自傷行為まで及ぶ分離不安の症状が見られた場合は、動物病院に連れて行きましょう。最近では、分離不安を治すがための治療もあるので、1人で悩まず獣医師に相談をしましょう。
もちろん、薬を使わずに症状を和らげる方法もあります。
生活パターンを決めない
生活パターンを決めてしまうと、「この行動をしたら、飼い主がいなくなる」と分かってしまうので、生活パターンは日々変えましょう
外出前に遊ぶ
外出前に愛犬とたくさん遊ぶことで、外出中は遊び疲れて寝てくれます。
飼い主が家にいる時もハウスさせる時間を作る
家にいると、つい出しっぱなしにしがちですが、家にいる時もハウスさせる時間を作ることで、1人の時間に慣れさせます。
テレビやラジオをつけて外出をする
無音になると、犬は孤独を感じてしまいます。出来るだけ、いつもと同じ状況を作るためにも外出時はテレビやラジオをつけましょう。
ストレスを感じさせない環境作りをしよう
犬も人間と同じでストレスを感じます。ストレスが溜まると、体調が思わしくなくなったり、分離不安等の精神病にもなり兼ねません。人間が良いと思ってやっていることが、実は愛犬にとってはストレスということはよくあります。愛犬がストレスを感じない環境を作り、構いすぎないことで、愛犬と飼い主さんの絆はより深まります。
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