もともと、オモチャが好きだから遊ぶわけではない?!
ボールやフリスビー、ぬいぐるみなどを投げると嬉しそうに尻尾を振って持ってきてくれたり、ガジガジして独自で遊んだりしているワンちゃんですが、実はオモチャが好きだから遊んでいるわけではないことを知っていましたか?実はワンちゃんは飼い主さんが喜ぶことを知っていてわざわざ尻尾を振りながらオモチャで遊んでいたんですよ♪とても健気で可愛いですよね。
ワンちゃんは常に飼い主さんがどうしたら自分をほめてくれるか?を考えています。飼い主さんが喜ぶことをすることが彼らにとっては生きがいなのです。
オモチャが嫌いな子はどうしてそうなったの?!
前述でお伝えしました通り、ワンちゃんはオモチャが好きで遊んでいるわけではなく、飼い主さんに少しでも褒めてほしくて遊ぶのです。そのため、好きでも嫌いでもない状態で遊んでいる。ということになります。そのオモチャが嫌いになるという理由としては「オモチャを使っていると嫌なことがあった。」「飼い主さんが楽しそうではない。」などが上げられます。
前者の「オモチャを使っていると嫌なことがあった。」といった理由においては、“オモチャを使ってる際に怒られた”“なにかに挟まったことで痛いことがあった。”があります。
そんなトラウマを持っている子に関しては、オモチャを見せるだけでもブルブルと震え、逃げ出してしまう子もいます。ワンちゃんはとてもかしこい動物です。嫌なことがあればそれを習慣として覚えてしまうのです。こうなってしまってはトラウマを解消することは少し難しいかもしれません。そして、もう一つは「飼い主さんが楽しそうではない。」という理由。たとえば、“ポイっとボールを投げてテレビや携帯に集中していて構ってくれない。”“膝でゴロゴロしていても本人は上の空”などがあげられます。飼い主さんは遊んでいるつもりでも、ワンちゃんはあまり楽しいと感じなくなってしまいます。これが理由の場合はオモチャを見ただけで嫌悪感を感じるようなトラウマ
になったりはしないですが、オモチャを与えられても見向きもしないといったことが多いです。
オモチャを好きにさせるには?!
嫌いになった原因を解消してあげることがとても大事です。もし「オモチャを使っていると嫌なことがあった。」など、トラウマが原因で遊ぶことをやめてしまったワンちゃんは恐怖を取り除くことから始めなければならないため、多少時間がかかることになります。まず、その嫌な思いをしたであろうオモチャは捨ててしまいましょう。そして、ワンちゃんを高い声で名前を呼んでよしよしと撫でながら新しいオモチャを取り出してから与えます。それでも反応がなかったり、避けるようであれば無理に与えるようにはしません。身体を撫でながら自然にオモチャでも撫でるようにします。徐々になれてきたかな?と思えれば、ご褒美を与えるなどをしてワンちゃんを褒めます。このときは決して怒ったりせず、終始高い声で笑顔で接するようにしてください。少し時間がかかりますが、徐々になれていきますので、根気強く続けていくことがとても大事になります。そしてもうひとつ「飼い主さんが楽しそうではない。」が理由としてあげられる場合はとにかく遊ぶときは全力で遊んであげるように心がけてあげることで解消されます。テレビや携帯を見ることをやめ、ワンちゃんと全力で遊ぶようにしましょう。そうするとワンちゃんの方から次第にオモチャを持って「遊ぼう~」といったしぐさをしてくれるようになり、オモチャは“あなたと遊べる楽しい道具”といった理解ができるようになりますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ワンちゃんはオオカミの時代の狩りの習性の名残が残っている犬種も多く、動くものを瞬発的に捕まえようとする動きを見せることがしばしばあります。そういう子はオモチャが好きですが、愛玩犬として人間に作られたワンちゃんは割とオモチャで遊ぶことは飼い主さんと遊ぶことの道具として考える子が多いようです。
上記のことを参考に、ワンちゃんとオモチャでたくさん遊べるようにしてくださいね!
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