トイプードルの特徴について知りたい!!
始めにトイプードルの特徴についてご紹介します。トイプードルの特徴としては、以下の4つが挙げられます。
– 毛が抜けることがない –
人間と同様に一生毛が抜けることがほとんどありません。季節ごとの抜け毛もほとんどないので、アレルギーをお持ちの方にも飼いやすいと言えるでしょう。(全てのアレルギーの方に当てはまるわけではないので、医師に確認しましょう)ブラッシングを怠ると、すぐに毛が絡まってしまうので、こまめにブラッシングをしましょう。
– 体臭が少ない –
トイプードルは、他の犬種と比べて体臭が少ないというのも、特徴のひとつです。といっても、まったく臭わないとういうわけではないので、あしからず。
手入れをしていないとにおいが出てくるので、お手入れはこまめに行いましょう。
– 頭が良い –
全ての犬種の中でも、トイプードルは、頭の良い犬種とされています。(全体の2位です)とても頭脳明晰なので、訓練を行うのにも適しています。その反面、頭が良すぎて、逆に人間のほうが振り回されてしまわないようにしっかりしつけを行いましょう。
– 人懐っこい –
4つ目の特徴として、とても人懐っこいということも挙げられます。お散歩中に出会った人にも近寄っていく習性があるので、番犬としては向かないでしょう。
気をつけておきたい遺伝病って?
もともとは、健康的で活発な犬種とされているトイプードルですが、頻繁な繁殖が原因とされる『遺伝性疾患』を抱えている場合もあるので、気をつけてあげましょう。
– 目に関する病気 –
水晶体が白濁してしまう白内障や、眼球の中にある液体の影響で眼圧が高まり、視神経を圧迫してしまう緑内障に注意しましょう。白内障・緑内障ともに、視力障害につながってしまう恐れがあります。とくに、緑内障では、激しい痛みを伴うこともあります。遺伝性疾患の面で言えば、『進行性網膜萎縮症(PRA)』と呼ばれる病気もあります。この病気は、網膜が変性や萎縮をしてしまい、最終的には、失明につながってしまう病気です。遺伝子検査で調査することも可能なので、心配な場合は、早めに動物病院の診断を受けましょう。
– フォンウィルブランド病 –
この病気は、「フォンウィルブランド因子」という因子の量的、および質的な異常により引き起こされる遺伝性の止血異常症です。3つのタイプに分類することができ、最も重いタイプの場合、死に至ることもあります。
– ガングリオシドーシス –
トイプードルの遺伝的に、ガングリオシドと呼ばれる糖脂質を分解する酵素が欠如しているために、神経系にガングリオシドが蓄積してしまいその結果として、重篤な発達障害・神経障害を起こしてしまう病気です。
– パテラ –
後ろ足にある膝のさらが正常な位置から、逸脱している状態のことをさしています。実は、トイプードルの約9割の子がこの症状を抱えているのです。先天性の疾患・毎日の生活上の問題が影響していると考えられています。症状によって4段階に分けることができます。最高レベルのグレード4になってしまうと、激痛や歩行困難になってしまう恐れもあり、動物病院で手術をしなくてはいけなくなります。
まとめ
今回は、「トイプードルがかかりやすい遺伝病」についてまとめてきました。ご紹介したいずれの病気も放置しておくと、失明・死亡にいたるという最悪なケースになってしまいます。愛犬のトイプードルの健康状態が心配な場合は、早めに・こまめに動物病院に相談に行きましょう。
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