介護施設ではどんなワンちゃんが預かられているの？
主に、人間の介護施設と同じでなんらかの理由で飼うことが困難になった老犬等を施設で預かっています。
理由としては飼い主さんが亡くなってしまい、引き取り手がないケースや老犬になり排泄のお世話が難しいためプロに任せたいなど理由は様々です。
無論、ワンちゃんは老犬ならなおさら一匹で生きていけませんから誰かのお世話が必要になります。そういったお世話をすべてお金を払い、プロに任せて預けているということです。愛犬家の方の中には「可哀想に…。」と思ってしまう人も多いかもしれませんが、実はこのご時世ですとそういった老犬を保健所にいって処分してしまう人も少なくないのです。そのケースを考えると介護施設に預けるといった選択はとても良識なものだとおもいます。
私も先代のワンちゃんの介護に携わったことがありますがかなり過酷なものです。
人間の介護は言葉がある程度通じる分マシなようにも思えました。私は結局おうちで看取ることになりましたが、今ワンちゃんの介護施設が普及していることもあり、利用するという選択もなくはないと思いました。
老犬の介護って思っているよりとても大変！
前述でも記載しました通り、老犬の介護は想像をはるかに超えるくらい大変です。
痴呆症にかかるワンちゃんもたくさんいますが、夜鳴きや無駄吠えなどで夜中に起こされることもしばしばあります。
家族だけならいいですがもちろん近隣住民の方にもご迷惑をかけてしまうことになります…。
近所付き合いも難しくなり、トラブルのもとにもなりかねませんし、最悪の場合裁判沙汰になってしまうケースも…。
さらに排泄をきちんとさせることが難しく一日中お掃除をしたり等肉体的にも精神的にも大変です。
ワンちゃんの介護施設にはもちろんプロの動物看護の資格をもった方がいらっしゃいますからその点、そのワンちゃんに適した治療・対処をしてくれるので自宅においておくよりもとても安心できます。
また、飼い主さんがご高齢、または病気を患ってしまった場合にはワンちゃんの介護をするのはとても重労働になってしまいますからそんな時にワンちゃんの介護施設を利用するととても助かりますよね。
お金はいくらくらいするの？
ワンちゃんの介護施設を利用する料金につきましては施設が運営されている地域によって大きく異なります。
たとえば、つくばにあるワンちゃんの介護施設だと1年契約で388,800円です。1か月で換算すると32,400円です。
しかし1年以内に預けたワンちゃんが亡くなってしまった場合には金額の残額を返金してくれるというシステムを取り入れているようです。
もし、病気等で治療費が発生するときのために予備費を数万円預かっておくケースもあるようです。もちろん何もなければ退所する際に全額は戻ってきます。
同じように京都にあるワンちゃんの介護施設もある程度一緒で月々38,800円で預かってくれます。
しかし、預かり金として10,000円を渡さないといけないので初期費用は少し高いようです。
しかし、介護の大変な老犬をプロに預かってもらって適切なときに適切な処置をしてくれると思ったら安く感じる人も多いかもしれませんね。お預けになる際には事前に施設を見学するなど最適な場所を探し出してあげるといいと思いますよ！
まとめ
いかがでしたでしょうか？ワンちゃんも生き物ですからいつかはヨボヨボになってしまいます。
もちろん家族で最期で看取ってあげることがワンちゃんにとっては一番いい方法だと思います。
しかし、本当に難しい時はペットの介護施設を利用するといった選択肢があることも片隅においていてください。
ぜひ参考にしてみてくださいね！
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