早期発見につながる犬の健康診断!
冒頭でもお伝えしました通り、犬はもともと痛みを隠そうとする習性をもっています。
それはオオカミや野犬だった時代に痛みや弱みを見せてしまうと群れの中でも敵に襲われてしまうリスクが高まってしまうため、痛みを隠そうとする習性がついたとされています。
進化していった今でもその名残もあり、痛みや不調を見せない家庭犬が多いのです。
そういった面でも健康診断は病気の早期発見につながりますし、難しい病気だったとしても早めの治療でよくなることもしばしばあるのです。
近年では、ペット医療が発達しつつあることもあり、ペットも高齢化が進んでいます。
一方で、ペットブームということもあり、犬にとっての社会的ストレスや高カロリー高タンパク質のご飯を与えすぎることによっての生活習慣病なども懸念されており、犬の新しい病気は増え続けています…。
そういった面でも健康診断を定期的に受けておくと獣医さんからも都度新しいアドバイスをもらうことができますし、気になることも相談できるのでとても良いと思います。
頻度はどのくらいで、費用は?
犬は基本的に7歳前後から老犬期に突入します。
そのため、6歳くらいから毎年健康診断を受けることをおすすめします。
病気はすぐに進行してしまいますから、年に2回受けることが望ましいです。
費用面でもそれは厳しい!と思われる方は最低でも年に1回は健康診断を受けさせてあげることをおすすめします。
価格帯は動物病院の規模や地域によってさまざまですが、相場では1回5,000〜15,000円が良心的な価格帯だといえます。
ただ、受ける検査等の内容にもよりますので、一概に15,000円を超えるからといって特に悪徳というわけではありません!
価格帯だけではなく、健康診断の内容を考慮して診断を受ける病院を選ぶといいと思います。
健康診断で受けておきたい診断項目は?
診断を受ける前に、近くの動物病院をいくつか調べておくといいでしょう。
価格はもちろん、診断項目やどんな科目に特化した動物病院であるのかなども判断材料になります。
健康診断で出来るだけ受けておきたい診断項目は問診・検温・血液検査・検尿・検便検査です。
この診断内容である程度の病気は分かると思います。
もし、もう少しきっちりと検査を受けたいのであれば、超音波検査、心電図、レントゲンなども受けておくと申し分ないと思います。
ただ、犬の現在の健康状態から負担になる検査もいくつかあると思います。
自分の愛犬はどの項目を受けることが適切であるか、一度先生と話し合ってから決めるという方法でもいいと思います。
病院を嫌う犬はとても多いですが、健康診断等で病院を慣れさせてあげると愛犬にとっても嬉しいと思いますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
可愛いわが子が大きな病気にかかってしまったら大変ですよね。
少しでも早期に発見できるように、定期的に健診を受けてあげることで、防げる病気もたくさんあるんですよ!
ぜひ、上記を参考に受診を検討してみてくださいね。
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