まず、私の場合は、赤ちゃんが産まれて実家に帰省しておりましたので、2匹の室内犬がいました。どちらも子供は苦手な犬だったので、少し心配でした。案の定、赤ちゃんを連れて帰った日にはワンワン大鳴き、犬も初めての赤ちゃんなので、好奇心と恐怖心があったと思います。もし噛んでしまっては困るので、初日は部屋を締め切り、犬は近づけないようにしました。
2日目、3日目と時間が経つにつれ、犬も赤ちゃんの匂いを覚え、敵ではないんだなと確認できたのか、赤ちゃんを近づけても匂いを嗅ぎ、決して噛んだりすることはありませんでした。たまに私のちょっと目を離した隙に赤ちゃんの顔や足を舐めていたり、ちょっとドキッ!とすることもありましたが、1ヶ月経つ頃には仲良くなり、犬も赤ちゃんを受け入れたように感じます。でも今思えば、もっとやっておいたほうがよかった事がたくさんあります。少しでもご参考になればいいなと思います。
《赤ちゃんを連れてくる前にやっておくこと》
1. 犬に言い聞かせる。犬は人間の言葉が理解できるかはわかりませんが、言わないよりは言ったほうが効果はあると思います。犬にちゃんと、「赤ちゃんが今度くるからね!仲良くしてね。」と、優しく伝えてあげましょう。
2. 事前に赤ちゃんの匂いの付いたものを嗅がせて、匂いを覚えてもらう。そうすると、いざ赤ちゃんがきた時に最小限のストレスで済みます。犬も知っている匂いだと安心できるんです。
3. 犬は予防接種などをしてキレイにしておく。これも最低限やるべきことですね。特に、毛の抜ける犬はキレイにブラッシングしたり、お部屋に毛が舞わないように、お掃除しておくことも大切です。
《いよいよ赤ちゃんとご対面!その時の注意点は?》
1. 無理に赤ちゃんと犬を近づけたり、離しすぎたりしない。基本的に犬は人間が好きで、もちろん赤ちゃんのことも好きな犬が多いです。お互い自然体で接することが大事です。
2. 犬に赤ちゃんの口を直接舐めさせない。嬉しくて、ぺろぺろしたくなる犬もいるかもしれません。でも、犬は外で何を舐めているかわかりません。免疫力の弱い赤ちゃんの口を直接舐めさせるのは厳禁です。
3. 赤ちゃんはベッドに寝かせて犬より高い位置で。これも犬が動き回るとホコリも舞い、衛生的によくありません。また、犬が喜んで赤ちゃんに乗ってきたりすることもあるかもしれません。何も出来ない赤ちゃんを守ってあげましょう。
4. 犬と赤ちゃん2人きりにしない。これは、犬ももしかしたら赤ちゃんを噛んでしまうかもしれないし、赤ちゃんも犬の尻尾を引っ張ったり、犬を叩いてしまうかもしれません。目の離した隙に、大事な2人が怪我をしてしまっては大変ですよね。
《まとめ》
犬と赤ちゃんと一緒に暮らすハッピールールは、あなたが「赤ちゃんも犬も共に愛してあげる」ことではないでしょうか?どちらか一方ではなく、どちらも平等に、兄弟のように接してあげればいいと思います。普通に接する、これに尽きます。お互い家族なのだから、自然に接するのが1番です。時が経つにつれ、これが日常になり、犬も赤ちゃんもお互い大事な存在になっていくのではないでしょうか?犬から学ぶことはとても大きく、私の子供も2歳になると、犬におやつをあげたり、抱っこしていますよ。それを見るのは私にとってもとても幸せな光景です。あなたも自信を持って、一緒に暮らしてくださいね。
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