1. 介護ってどんな状態?
一言で「介護」といってもワンちゃんによって、症状はそれぞれです。
うちの犬の場合は、・夜鳴き・徘徊・粗相・痴呆・視力、聴力低下・寝たきりなどが15歳頃から徐々に症状が現れてきました。
2. 介護グッズって?
大きく分けると、オムツ・歩行・食事・生活・床ずれ防止の5つに分けられると思います。その中でさらに細かく色々なグッズがあります。
3. 実際に使用した介護グッズ
① オムツ・・・これは粗相が始まったときから使い始めました。今では犬用に尻尾がちゃんと出るものもありますが、昔はそこまでいいものはなく、自分で犬の尻尾の太さにオムツに穴を開けていました。
② ウエア・・・元気な頃は太りすぎだった愛犬も、介護をしていくにつれ、どんどん痩せてきました。痩せてきたり、寝たきりですと体温調節も難しくなります。そこで可愛いウエアを着せていました。体を保護したり、床ずれ防止の効果もあります。
③ 木製ステップ・・・ベランダが大好きだった愛犬ですが、足の筋力が衰えるにつれ、ベランダにジャンプできなくなっていきました。そこでベランダにスムーズにいけるよう、スロープを付けました。無理な負担をかけずに大好きなベランダで日向ぼっこを楽しんでいましたよ。
④ ヤギミルク・・・食欲が衰えていく中でも、ミルクは大好きで良く飲みました。その中でもヤギミルクが栄養価が高いということで選んでいました。
⑤ 食事台・・・これも食事に関してですが、今までは床に直接食器を置いていました。でも、老犬になると首を下げるのも大変になります。さらにお皿が動いてしまうと食べるのも困難です。そういった犬用に高さ調節できる食事台を購入しましたら、楽に食べていました。
⑥ ふかふかベッド・・・老犬になると、1日の大半は寝て過ごします。そこで、ベッドはとても重要になってきます。通気性、弾力性のあるベッドを使っていました。サイズも大きすぎず、犬にちょうどいいものを選んであげましょう。
⑦ 消臭スプレー・・・粗相のときにとても助かりました。私が使用していたのはプロも使う除菌・消臭剤「バイオチャレンジ」というもので、ウエブショップで購入できます。清潔に保つことも大事なので、とにかく毎日シュシュとしていました。
⑧ 同じ介護をしている人の本やブログを読む・・・介護は大変だけど、自分だけじゃない、みんな愛犬のために頑張っているんだという励みにもなりましたし、介護グッズも紹介されているので参考にしました。
私はこんな感じの介護グッズを使用していました。犬種や介護の状態にもよりますが、これがあると便利!また、やっておけばよかったなと思うことを書きます。
4. あると便利な介護グッズ
① 散歩用カート・・・うちの犬は柴犬だったし、体重も落ちてしまったので歩けなくなっても、抱っこしてお散歩に出かけていました。犬にとって散歩は気分転換になりますし、とにかく大好きな子が多いと思います。このカートは大型犬に特に便利です。抱っこするには思い大型犬でも、カートに乗せてお散歩すればきっと嬉しいですよ。
② サプリメント・・・当時は犬に、まして老犬に良いサプリメントがあるなんて知りませんでした。でも、骨や筋肉のためにいいサプリメントって実はたくさんあるんです。
③ ハーネス:老犬の足腰の筋力低下をサポートするものです。特に後ろ足が弱ってしまう犬が多いので、そこをハーネスでサポートしてあげると、まだまだお散歩にだって行けますよ。
④ ウエア・・・介護犬専用のウエアがあるのはご存知ですか?オーガニックコットン生地だったり、寝たきりを想定して床ずれが出来ないようにクッションが入っていたりします。床ずれ防止のサポーターだったり、足を保護するためのシューズもあります。肉球マッサージクリームもあるので、やってあげたかったなと思います。
⑤ 安全な場所の確保・・・うちの場合、痴呆症になっていた犬を部屋に自由にしていました。でも、ぶつかったり、挟まったりしてしまったので、周りを囲んで安全な場所を作ってあげることも大切だと思います。
どうでしょうか?介護グッズは本当にいいものがたくさん販売されています。その子に合ったものを選ぶということが1番大切だと思います。ウエアやスロープなどは飼い主さんが作ってもいいと思います。お金もかかってしまいますので、手作りのものでも全然いいと思いますよ。楽しく愛犬介護してあげましょうね。
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