日常のお手入れは、パグの毛が短いためにあまり苦ではないでしょう。
ブラシでのブラッシングをこまめに心がけましょう、それで基本大丈夫です。
そんな中でも重要なお手入れ必須ポイントがあります。それは顔のしわです。
特徴的なこの顔のしわの間は、とても汚れが溜まりやすい部分でもあります。この部分のケアを怠ると、シワの間に失神などの皮膚トラブルが起こり、影響が全身に及び、取り返しが付かないことになります。ワンちゃんはかゆいところを脚でかきますが、かいたことで全身に汚れが移ります。
ごはんをあげた後や、おさんぽに出かけた後は、蒸しタオルで拭くようにすると、こういったトラブルはなくなるでしょう。
パグは耳がたれている子が多いです。なので、耳もしっかりと拭いてあげましょう。臭い防止になるだけでなく、病気の防止にも繋がりますので、しっかりと拭いてあげて下さい。
そして、パグはとっても太りやすい体質です。何もせずとも太ると言われるくらいぽっちゃりしやすいです。適度な運動が必要ですので、肥満解消、さらにはストレス解消のために散歩へでかけてあげましょう。朝夕の2回が基本です。
パグの一番の敵。それは暑さです。
パグのような鼻の高くない犬種は、上手に口から熱を出すことが出来ない種類です。
常に口を開けて呼吸をしている、呼吸音が普段より大きい、今までよりイビキが大きくなった。普段通りの運動が出来ない、あぶく状になった唾をよく吐き出す。
そんな症状がひどく見られる時は、早めに獣医さんへ行きましょう。
気付かないうちにワンちゃんが倒れてしまい、そのまま天国に…なんてことを防ぐ為に、暑さ対策はしっかりしておきましょう。
パグの暑さ対策
パグは特に暑さに弱いです。そんな時どうしてあげたらいいでしょうか?
基本夏場はクーラーかけっぱなしになります。
かわいいパグちゃんのためなら、冷房代なんて…と思えるほどの寛容さが必要になります。
もし、冷房代をケチりたいのであれば、パグがかわいそうなので一緒には暮らせないでしょう。
クールマットを使うという手もありますが、これも涼しい室内でこそ威力を発揮するものです。すずしい環境づくりが必要です。あと、散歩の時など濡れた服を着させる人もいますが、それは熱を体内にこもらせてしまいがちだからです。もし冷えた服を着させてあげたいと考えるのでしたら、やはり専用の商品を買ってあげましょう。
そして、散歩の時間は必然的に夏の朝は早く、夕方は遅くなると思います。というのも日中外へ出ると、アスファルトが焼けていて、照り返しで熱中症になりますし、マンホールの上などを歩いたら、足の裏を焼けどしてしまいます。なので、気温の下がった時間帯を狙って散歩に行くといいでしょう。
5月頃になると、もうすでに熱中症になるワンちゃんが出てきます。なので、しっかり暑さ対策はしてあげましょう。
パグまとめ
いかがでしたでしょうか? パグというワンちゃんについてわかりましたか?
ワンちゃんは暑さにとても弱い生き物です。その中でも鼻の低いパグのような種類の犬は、特に弱いのです。
なので、しっかりと暑さ対策をして、すずしい環境でかわいがってあげましょう。与えた愛情以上のものをワンちゃんは返してくれるハズですよ。