犬のための地震対策~トラブルを最低限にするため備えるべきグッズ

2016.07.03

犬のための地震対策~トラブルを最低限にするため備えるべきグッズ

大きな地震が起こり、対策をしなくては!と思う機会が多くなりました。人間の備えも万全とはいかないので、犬のための準備にはなかなか手が回らないですよね。でも最低限必要なグッズを用意しておかないと、いざ地震が起きたときに、トラブルは拡大します。そこで今回は、犬の避難生活を想定した対策を考えてみたいと思います。

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地震の後、避難所で犬を見かけない!?

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地震後、避難所になっている体育館などがテレビに映ることがあります。そのとき、画面のすみずみを見回しても、犬を見ることはほとんどありません。避難所へ身を寄せることになったとき、飼い犬たちはどこでどんな生活をしているのでしょうか?すごく気になりませんか?

避難所には、犬を連れている人はダメ、という所もあります。犬を受け入れている所でも、同じ建物内に一緒にいることはできません。会うこともエサの時間も制限されることが多いようです。飼い犬を受け入れるか、受け入れた犬をどう扱うかは、市区町村単位でガイドラインがあり、詳細は避難所ごとに決められます。

犬と一緒に避難することが原則

環境省は平成25年6月に「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を発行しています。その中で、災害時に飼い主はペットと同行避難することが原則になっています。そして飼い主は自らの責任でペットの世話をし、衛生面や周囲の人に配慮し、ペットの体調管理にも注意するようにと促しています。

大地震の発生後は、自分が生活するのも大変。それなのに、慣れない所で周りに気を配りながら犬の世話がちゃんとできるのか。犬は避難所生活に耐えられるのか。考えると、どんどん心配になってきます。やはり準備をしっかりしなくてはいけませんね。

犬が避難所で生活するために必要なこと

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避難所に飼い犬と一緒に避難した場合、どうなるのか?市区町村ごとに方針は少しずつ異なりますが、ここでは東京都新宿区の場合を見ていきます。

「動物施療カルテ(避難所ペット登録カード)」という文書があり、避難所にペットを連れて行ったら、これに記入することになると思われます。このカードには飼い主とペットの情報を細かく書く欄があります。ペットについて記入する項目は次の通りです。

・動物の名前
・動物の種類(犬・猫・その他)
・品種
・性別(雄・雌)
・年齢
・毛色
・大きさ(大・中・小) ○kg
・ワクチンの接種: 狂犬病(有・無) 混合ワクチン(有・無)
・鑑札番号
・済票番号
・ホームドクター
・病歴・特記事項等

これらの12項目は、犬を連れて避難するときに、大切な情報になります。

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坂田 ひかり

坂田 ひかり

子どもの頃から犬を飼い続け、犬と一緒に成長してきました。意外と知らない衝撃の真実や、知って得する豆知識を紹介していきたいと思います。犬好きさんがもっと犬を好きになって、犬と一緒に幸せになってもらえたら嬉しいです。


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