子犬にストレスを与えていないブリーダーを選ぼう
犬には血統書が付いていますが、親犬の様子を知ってから引き取ることが大切です。ブルドッグは、元々は好戦的な性格であった為に、その名残が残っている場合があります。そして、子犬の時に大きなストレスを与えられてしまうことで、そういった気質が目覚めてしまう場合もあります。ブルドッグの性格は、他の犬種と同様に子犬の時の飼育方法で変わります。ブリーダーから引き取る場合には、必ず直接ブルドッグを見ると共に、親犬も一度見ておきましょう。先天性の病気を発症する可能性もあるので、健康状態を確認しておくことが大切です。ブリーダーは、基本的に電話をすれば犬を届けてくれるのではなく、直接犬舎を見に来て引き取る方式を採用しています。愛情を込めて育てているブリーダーであれば、間違いなく家族を全員連れて見に来るように言われます。時間が無い場合は、行くことを面倒に感じてしまう場合もありますが、逆にここまで拘っているブリーダーは信頼できます。
ブルドッグの良い部分
ブルドッグは、不審者に対して吠え立てたり好戦的な態度を見せます。しかし、普段は非常に大人しく、飼い主など好きな人の側に寄り添っています。周囲の状況の変化をいち早く読み取って、飼い主に知らせてくれるので番犬には最適です。温厚な性格なので、子供の遊び相手にも最適です。ただし、運動はそれほど好まないので、一緒に走り回ることはできません。子供に手を出されても、我慢強く耐えるような面もあるので、子供がいる家庭でも安心して飼えます。一見、不機嫌そうな表情をしていますが、その表情とは裏腹に飼い主に忠実なので、その性格が買われてイギリス国家のシンボルとして知られるようになりました。そのコミカルな表情や、その性格とのギャップに魅了される人は非常に多いです。基本的に温厚ですが、頑固な一面もあります。無理強いをさせてしまうと、余計に頑固になってしまうので注意が必要です。
ブルドッグを飼う場合の3つの注意点
- 顔の周りを常に清潔に保とうブルドッグは、子犬の頃から顔の周りによだれが付くことが多いです。長期間に渡って、よだれを放置してしまうと、ばい菌が入って化膿する場合があります。必ず、顔の周りは常に清潔に保ちましょう。毎日でなくても、3日に1回はよだれを拭いてあげることが大切です。もし、その程度の期間でも肌に異常が見られた場合は、毎日吹いてあげましょう。
- 甘やかしすぎて太らせないようにしようブルドッグは、運動をそれほど好まない為に、非常に太りやすい体質になっています。運動しようとしてもしてくれない場合は、食事の量を変えずに1日4回に増やし、おやつもできるだけ与えずに、運動をした時にのみ与えることが大切です。
- 体毛のケアを欠かさずにブルドッグは短毛なので、基本的にブラッシングだけで充分です。しかし、短毛だからこそノミや汚れによって皮膚に異常が見られたり、不快感に襲われることがあります。夏はできるだけ一週間に一回はシャンプーをして、清潔に保つことが大切です。また、顔のシワの間にゴミや汚れが溜まってしまうので、日頃からケアを欠かしてはいけません。これさえ気をつけていれば、散歩をして汚れてしまった時など、必要な時だけのシャンプーで済みます。