寒い、この時期に多い!?ダックスフント、トイプードル要注意?手、足、腰、関節の病気について

2015.03.11

寒い、この時期に多い!?ダックスフント、トイプードル要注意?手、足、腰、関節の病気について

ワンちゃんも人間と同様に寒くなると痛みを感じ易くなり、症状が出ることがあります。 筋肉への血液循環なども悪くなり、筋肉が固くなる事も原因の一つではあると思います。根本的に病気があるからこそ痛みを感じている事は間違いありません。そんな手、足、腰、関節の病気についてお話してい行きます。

関節の病気ってどんな所に起こるの?

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犬の場合、脊椎(せきつい)疾患、肘(ひじ)や膝(ひざ)などの関節など様々な場所で痛みを訴えることがあります。
脊椎の場合、一番多い原因としては椎間板ヘルニアです。特にダックスフントなどの腰が長い犬種に多く見られていましたが、最近ではトイプードルなどでも多く診察する事があります。

また、フレンチブルドックやボストンテリアなどでは腰の脊椎自体の骨が変形している事が多く痛みを発します。

痛みを和らげる応急処置

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家での応急処置としてはまずは温める事で痛みがなくなる可能性もあるため、腰に不安がある子は腰を冷やさない様にしてください。

手、足の関節の原因について

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手足の関節疾患の原因も様々です。
変形性関節症など高齢になると起こる疾患は骨の変形により痛みを生じます。
また、靭帯などの損傷などの軽度な物から、多発性関節炎など免疫関与の厄介な関節炎もあります。

手足の関節疾患は手足をあげてしまうなどの症状ですので解り易いとは思いますが、歩き方がおかしい場合はすぐに動物病院へ行きましょう。
万が一腫瘍などの可能性もあるため、様子を見る事は危険です。

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Dr.佐藤 貴紀

Dr.佐藤 貴紀

幼い頃から大の動物好きで、獣医を志す。 麻布大学獣医学部卒業後、西荻動物病院、dogdaysミッドタウンクリニックにて副院長をつとめる。 また、獣医生命科学大学内科学教室において循環器を主に学ぶ。 2008年7月に「白金高輪動物病院」開業。 2011年4月に「中央アニマルクリニック」開院。 専門は「循環器」。全国に約60人しかいない(2013年5月現在)「日本獣医循環器学会認定医」の一人。 専門外来を特徴とし、確定診断にもこだわり、かかりつけ医を推進している。 誠実でやさしい人柄と確かな技術に惹かれて、全国の飼い主さんから相談が絶えず寄せられている。


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