接し方から犬と猫の違いをみてみよう!
海外で流行した、犬と猫の感じ方の違い。
餌をくれる人に対して、彼らは神に違いない、そう感謝の気持ちとうれしさでいっぱいになる犬に対して、彼らは自分に餌をくれる。私は神に違いない、そう自分を讃える猫。
日本人にはないユニークな表現に、思わずそうそう! と笑いがこぼれてしまいませんか?
他にも、帰宅した飼い主さんに対して、全身全霊で喜びを表す犬に対して、それほど大きなリアクションもなく、おねだり? ともとれるアピールをしてくる猫。
どちらにしても、可愛いと思える行動なのですが、確かに我が家の姉妹犬の体当たりに近い喜びかたに比べると、以前飼育していた白猫は淡白に見える態度だったかもしれません。
猫との共同生活初心者の皆さん。表現の仕方に違いはありますが、飼い主さんに対する好意の強さは同じですので、ご安心ください。
歴史からみる犬と猫の違い
犬の祖先はオオカミが有力だといわれ、家庭犬となった時期も猫よりも古いとされています。
そして猫の祖先は中近東のヤマネコではないかと考えられ、家庭で飼育されるようになったのは古代エジプト時代だといわれています。
しかし、時代をさらに遡り、ヨーロッパの森を住み家として生きたミアキスという動物が犬と猫の共通の祖先だというのです。
このミアキスは、生きていくうえで独自の進化を遂げます。
森を出て草原で生きることを選んだミアキスは、草原を走るための筋肉と、外敵を威嚇するための大きな声を手に入れ、さらに集団で生きる知恵と主従関係というルールを身につけました。
これが、のちに犬と呼ばれる種族になります。
さらに、森に残ったミキアスは、木や草むらに囲まれた環境で獲物をとり、時に危険を避けるため身を潜めなければならない状況に遭遇します。そこから、新しい進化が誕生します。
森で生きたミキアスは、よりコンパクトで柔軟な体と、瞬発力、さらに木を上ることのできる鋭い爪を手に入れ、のちの世で猫と呼ばれる種族になったのです。
犬と猫の違いあるある
犬にキャットフードをあげてもいいのかな? そんな疑問をもったことはありませんか?
本来、犬も猫も肉食です。しかし、家庭犬として人と近い距離で生活をするうちに、犬は雑食に近い食生活になったようです。もちろん、猫も雑食に変化していきましたが、こちらは肉食に近い雑食といわれています。
どちらにしてもすでにそれぞれの種として生態系が成り立っているため、必要な栄養素も異なってきますから、犬も猫も、特別な事情がない限りは専用のフードを用意した方がよさそうです。
他には、犬の歯や爪は猫よりも丸みがあること、犬よりも猫の体臭は薄いこと、さらに水遊びが好きな犬に対して猫は体を洗うことすらいやがる子が多いなど、日常的なことから目立った違いがあります。
もちろん、朝晩の散歩もそうですね。うちの猫は散歩にいきましたが、通常散歩が得意なのは犬で、猫は自由に家と外を出入りしているため、散歩の必要がありません。
もし、犬と猫と暮らしているのであれば、犬と猫の違いあるあるをもっと探してみるのも楽しいかもしれません。
さいごに
いかがでしたか?
全開の笑顔で飛んできて感情表現をするのが上手な犬も、素っ気ない態度をとりつつ、足元にすり寄ってゴロゴロと喉を鳴らし愛情表現をする猫も、どちらも違っているから楽しく、可愛いのかもしれません。
もしかすると、犬や猫の行動を愛情表現だと錯覚していたのかもしれない。そんなことを想像しながら、この違うふたつの種族を観察していくのも、また新たな発見に繋がるかもしれません。
Eyecatching by “Together”/mad artichoke
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