最近急増中!!うさぎの尿事情!
そこで最近、増えてきているのが尿結石です。
では、結石はどのようにしてなるのでしょうか?
まず、うさぎさんはカルシウムの調節が出来ない動物です。
カルシウムを摂取し過ぎると、どんどん体に溜まっていき膀胱結石等の病気になりやすくなります。
飼い主様がしっかりカルシウムチェックする必要があります。
他にもうさぎの腸は筋肉が無いので食べ物が動きづらいく、食べたら排出と言ったプレス式のような形になっています。
ご飯を食べなくなるとお腹の中で食べ物が発酵し、体に負担がかかり体調が悪くなりやすくなります。
濡れた牧草などはお腹で発酵しやすいため控えて下さい。
ですので、ご飯を食べなくなったうさぎさんは要注意となります!
では、どんな食べ物がいいのでしょうか?
ピーターラビットなど、うさぎさん=人参というイメージがあります。
しかし、それはイメージですのでうさぎの主食ではありません。
元々、草を主食として食べていたうさぎさんなので7割は牧草、残りの3割は人参や葉物、果物で補う形となります。
うさぎさんは素食で充分なのです。
フードもいいのですが、草を主食としている為できるだけ牧草を多めに与える事も元気に成長してもらえるようです。
うさぎさんは盲腸が大きく食べ物で左右される動物です。
ご飯を改善することでうさぎさんの体調、尿の病気を少しでも緩和させることが出来ます。
また、うさぎさんの寿命も延びてきています。
ペットの体調管理は飼い主様の義務でもあります。
食事を気をつけることで日々の健康づくりを目指していきましょう!
ドイツのペット事情を説明、日本との違いなどを参加者とデスカッションしました!
休憩にはオーガニックの美味しい紅茶でリラックス♪
可愛いうさぎさんもいるので癒やされながらの勉強会でした!
Dr.クレス聖美(ドイツ在住獣医師)
ドイツ在住獣医師(北海道大学獣医学部卒)
白金高輪動物病院客員獣医師。
30年に及ぶドイツでの臨床経験と動物病院副医院長のキャリアを元に、近年は日本で講演活動や後進指導、ボランティア診療にあたる。
alfave社、マインシャッツ顧問。
今回の勉強会で使ったお店はこちら!
カフェ・ミニヨン
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-11-2 もみじビル3F
Tel: 0422-26-7972
Open: 11:30−20:00