フィラリア症
フィラリアは、別名(犬糸状虫)と言われています。
そうめんのような姿をしており、蚊の媒介により肺動脈や心臓に寄生して、血液中の栄養分を吸って生きています。
フィラリアは成虫になると30cnにもなります。
フィラリアが寄生することで血液の流れが悪くなり、様々な障害を引き起こします。
元気がなくなったり、呼吸困難などを引き起こし、放置すると死にいたりますので、早急に獣医師の診察を受けましょう。
ワンちゃんに辛い思いをさせないためにも、フィラリアの予防薬がありますので投与して、感染症を防ぎましょう。
ノミ
ノミは犬の体に寄生する外部寄生虫です。
ノミはワンちゃんの体表上で繁殖して卵を産みます。
卵はつるつるしており、ワンちゃんの体からすべり落ち周囲に落ちます。
ノミはワンちゃんの体の上だけで過ごすわけではなく、ベッドやお気に入りの場所などにも潜んでいます。
また、そのようなところには、ノミの卵や幼虫、サナギといったノミの予備軍がたくさん潜んでいるのです。
室内飼いで、ノミをワンちゃんの体上で発見した場合、繁殖していたら駆除は困難になるでしょう。
ワンちゃんの体に寄生すると、かゆみのためにかんだりひっかいたりして皮膚炎を引き起こします。大量にノミが寄生すると、吸血されて貧血を引き起こすこともあります。
ノミが潜んでいる可能性が高い寝床などのお気に入りは、掃除機をマメにかけるなどして清潔に保つようにしましょう。
その他にも、ノミのシーズンが始まる前にしっかり対策しましょう。
シャンプーやブラッシングの行き届いていないペットの被毛は飲みにとって絶好の住処になります。
シャンプーには被毛に隠れているノミの卵や成虫などを洗い流す為にも重要です。
マダニ
ワンちゃんに寄生するダニは一般的にマダニです。
マダニは草むらなどに潜んでおり、散歩などでワンちゃんの体にくっついて血を吸います。
皮膚の柔らかいところを好み、ワンちゃんの血を吸って200倍以上にも体がふくらんで、まるで黒いイボのように体にくっついています。
マダニは、口でがっちり皮膚をとらえているので、無理に引きちぎると口の部分が皮膚に残ってしまい、それが原因で化膿してしまうこともあります。
~マダニの駆除方法~
マダニには体内に病原菌が保有しており、マダニの体をつぶしてしまうと感染症を起こしてしまう可能性があります。
市販で“マダニ取り ティックツイスター”というマダニを取る商品が販売されています。
マダニをはさんでクルクル!!スポッ!!!と簡単にとれます。
とれたマダニは幅の広いガムテープなどでサンドイッチ状態にしてから捨てましょう。
●おすすめ商品
獣医師によってデザインされたフランス生まれのマダニ除去器具。
マダニの形態的特徴を考慮した形状で、マダニを引っ張るのではなく、回転させることにより、簡単に取り除くことができる器具です。
丈夫で壊れにくく、何回でも使用できます。大:1個、小:1個の2本入り。
愛犬に辛い思いをさせないように予め、フィラリア・ノミ・ダニの予防対策をして、ワンちゃんと幸せな生活を過ごしましょう。
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