インターネットなどで熱中症対策の話をよく目にはするけれど、正しい知識を持っているつもりでうっかり熱中症になってしまえば、医療費も膨大ですし、なによりも発覚が遅れれば命にもかかわる事も・・・!
そこで、確認も込め愛犬家は絶対にやらない!犬を熱中症にさせない!3つの習慣をお伝えします。
高温多湿な場所で留守番させる
仕事や買い物などで、暑い日に愛犬をお家でお留守番させなくては行けない時、ちょっと直ぐ戻るから大丈夫!電気代がもったいないから・・・と空調を切って、蒸し暑い室内に置いていくのは絶対NGです。
ワンちゃんは人間よりも体感温度が高く、飼い主よりも温度や湿度に敏感です。
「このくらいならいいよね」と自分の適温を理由に、温度対策をせずに留守番させてしまえば、帰宅したときに、愛犬が熱中症にかかっていることも!
人間ならエアコンをつけなくても我慢できそうな日でも、平均体温が38度くらいある犬にとっては、過酷な環境になっている可能性もあります。犬の体温は容易に40度くらいまであがってしまいます。また風の流れが無い状態は、犬にとって危険が高いです!
エアコン、扇風機やサーキュレーターを併用して、常に部屋の中で空気が循環している状態にしておましょう。
また、ちょっとの時間だからと車の中にワンちゃんを留守番させる行為も大変危険です。
えっ?エアコンをつけっぱなしにすれば大丈夫じゃないの!?と思っていませんか?
車で愛犬とドライブした時に、飼い主がエアコンをつけて車を離れ買い物をしていました。約1時間後に戻ってきた時には、エアコンが止まっていてその時、車中にいたワンちゃんは帰らぬ犬になっていたそうです。
ちょっとしたことから事故につながります。どんなときも、心がけ気をつけておきましょう。
水を飲ませる機会があまりない・少ない
熱中症対策として、こまめに水を飲ませることが重要です。
犬が自由に飲めるように水を欠かさない事はもちろんのこと、外出時などもワンちゃんの専用容器を持ち歩いて飲ませてあげるよう気を配ってあげて下さい。
犬が欲しがったときだけでなく、散歩中などにも飼い主から意識的に促してあげることも重要です。
また、飼い主がうながしてあげることで、犬もこまめに水分補給する習慣が付くようになります。
水分をあまり補給したがらない時は、ウェットフードを多めに与えたり、おやつやワンちゃんの好きな食べ物などを氷の中に入れて与えるのもオススメです。
※冷凍庫から出したばかりの氷は、ワンちゃんの舌にくっついてしまうので、少し表面が溶けてから、与えて下さい。
暑い時間帯に散歩に行く
毎日の欠かせない散歩!大好きなご主人とのお散歩♪足取りも軽くなる、るんるんと楽しそうに歩く愛犬の姿を微笑ましく見ていると自分も嬉しくなりますよね。
ですが、夏はお散歩の時間帯にも配慮してあげることが大切です。
アスファルトの照り返しは驚くほど高温になることもあります。人間よりも低い位置で歩くワンちゃんにとっては灼熱地獄に匹敵します!
日が陰ったから大丈夫、という過信も禁物です!思いのほかアスファルトに熱が残っていることもあります。
お散歩する前に自分でアスファルトに触り熱さを確認することもオススメです。
早朝や遅めの夕方以降に連れて行ってあげる心がけが、愛犬の熱中症を予防に繋がります。
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いかがでしたか?
また体力が落ちている老犬や体温調節が成犬ほどうまくできない子犬、太りすぎのワンちゃんなども気をつけたほうがいいでしょう。
また、様々な種類が販売されている熱中症対策グッズの活用もオススメします。
熱中症は予防できる!熱中症は防げる病気です!日本の暑い夏、飼い主は責任を持って、自分のペットの状況を見守る必要があります。
たった1度のうっかりで、大切な愛犬を熱中症にしないよう気温が高まるシーズンにはくれぐれもご注意ください。