他の犬にあった時の愛犬の気持ち
散歩をしているとほかの犬にあうのですが、社交性がある、散歩に慣れている犬とそうでない犬とでは、相手の犬に対しての接し方に違いがでてきます。
たとえば、社交性がある犬同士では、匂いを嗅ぎあって挨拶をしたり仲良くじゃれあったりすることもあります。
社交性がない、または散歩に慣れていない犬だと、緊張してしまったり、敵とみなしてしまったりするため、吠えたり、喧嘩になってしまうこともあります。
散歩に慣れていないと、道端で他の犬に会うことが普通のことだと認識できないため、「自分のテリトリーを侵された」、「知らないやつは敵だ」といったような、動物的本能によって相手の犬を威嚇してしまう、または逆に怯えてしまったりします。
ところが、散歩に慣れて色々な他の犬も知っていると、吠えたり威嚇したりすることはなくなります。
自分以外の犬が存在することに慣れているので、特に吠えなくても大丈夫だと認識しているのです。
また、慣れているにしろ慣れていないにしろ、他の犬と交流することはとても大事です。
犬にとっては、ペットオーナー様を含めた家族の皆様が世界の中心なので、それ以外の動物、なにしろ自分と一緒の犬ですから
やはりとても興奮もしますし、うれしいものなのです。
散歩中にわかる愛犬の社交性
よほど早朝や夜中でない限り、散歩に行くと他の人や他の犬に出会うことが多いでしょう。
社交的な犬だと相手に寄り添っていったり尻尾をふったりするものです。
しかし、おとなしい犬だと怯えて震えてしまう、または吠えてしまうことがあります。
犬が通常、相手への挨拶として行うのがニオイを嗅ぎあう行動。
こうして社会性が身につくと、他の場所で犬に会った時も、ストレスなく散歩をすることができます。ニオイを嗅ぎ合う犬は社交的とも言えます。
また犬がペットオーナー様に従い寄り添って歩く形態をリーダーウォークといいます。これは、主従関係が築けていないとできません。
主従関係が築けている犬は散歩中に他の犬に吠えることも少ないはずです。
また大人しい犬も社交性がない訳ではありません。
吠えたり威嚇しなくても相手への興味はあります。
ニオイを嗅ぎ合ったりして挨拶ができるなら、他の犬とも仲良くできるので、ペットオーナー様と一緒にたくさんの場所に出向くこともできます。
そして、ニオイを嗅ぎ合ったりしないマイペースな犬もいます。
彼らは社交性がない訳ではありません。
吠えない、ニオイを嗅がないという犬はペットオーナー様との主従関係がしっかりしているからという理由の場合もあります。
散歩中の不思議行動あれこれ
犬と散歩してみると色々と気付くことが多いですよね。
犬たちは散歩中によく不思議な行動をとります。
何か落ちている食べ物を拾って食べようとするのは本能的行動。
しかし、雑草には気を付けてください。
たまに、雑草を食べてそれを吐き出すという行動をとることがあります、この不思議な行動。
これは胃腸を整えるためなのです。
つまり、雑草を食べようとした、または食べて吐き出した場合には、胃腸の状態が良くない可能性があるので注意してあげましょう。
また、おしっこをしてマーキングをしたがったり土やコンクリートに穴を掘ろうとしたり、犬の本能や習性が見えるのも散歩ならではの面白さです。
道端にある我々人間にとっては臭いと感じるものの臭いをかぎたがったり、何もないように見えるコンクリートに臭いが残っていてそれに体を擦り付けようとするのも本能です。
犬によって個体差はありますが、そのような臭いを好む犬が多いのです。
また、犬は好奇心が強い生き物ですから、好きな臭いでなくても嗅いだことのない臭いや変わった臭いにはやはり反応を示します。
もし何かの臭いを嗅ごうとしている時は、危険なものでもない限り、嗅がせてあげましょう。
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