薬と言うものは、病気の診断や治療に用いられています。
これは、人間も同様です。
本来治療すべき役目の効果を「主作用」。
治療すべき役目以外の他の動きをしてしまう事を「副作用」と言います。
この「副作用」を飼い主さんはとても、気にされます。当たり前ではありますね。
「副作用」と言っても個体や年齢、投与の量によっても異なります。
「副作用の病状」と言うと、主に肝臓や腎臓の負担になったり、吐き気や下痢などの消化器症状が出てきます。
最近は、動物専用のお薬も多くなってきていますが、動物の薬は人間用の薬を
調合して処方される事が今は多いのが現実です。
その為、獣医は人間の薬剤師に近い、知識を持っています。
獣医さんと十分に相談する事はどんなお薬を処方されても大切な事です。
効果がある薬ほど、副作用も出やすくなる事も十分理解する必要があります。
また、飲み始めたらある程度の決められた期間、薬を服用した方が効果的な
薬もあります。
その為、勝手に処方量を減らしたり、飲ませなかったりすると効果が見られないばかりではなく「薬を飲んでいるのに体調が悪い」と言う事になるのです。
また、薬を飲み忘れたからとご自分の判断で、一気に大量にのませる飼い主さんもいます。とても危険な行為です。命に関わるので絶対にやめて下さい。
できれば、飼い主さんも薬の基本的知識を持っておくとスムーズな治療も出来ますし、ワンちゃんやネコちゃんにも負担をかけないですみます。
もし、お薬で不安があれば、かかりつけの病院にきちんと聞いて、話しができないペットの健康を飼い主さんが守ってあげて下さい。
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