よく「人間に野菜は必要ですが、犬も必要なんですか?」と言う質問を受けることがあります。
答えは、必要です。
犬は猫のように完全な肉食動物ではありません。
現に、犬の祖先であるオオカミ達は、草食動物の内臓を主に好んで食べていました。
いわゆる、草食動物がある程度消化した状態の物を摂取していた事になります。
最近で見かけますが、肉のみの食事を与える方がいますが、完全否定はもちろんしませんが、栄養バランスには十分に気をつけていただきたいです。
肉のみではカルシウムやリンのバランスが崩れ、返って病気を招く恐れがあります。また、生肉には寄生虫も多く存在するので注意をしましょう。
人間も同じですが、やはり栄養バランスが一番大事だと言う事です。
野菜には多くの食物繊維が含まれています。
みなさんもご存知だとは思いますが、腸を健康にしてくれます。
ただ、ビタミンや栄養と言った物は加熱処置には弱いのであまり期待はできません。
野菜には、あげていい野菜とあげてはいけない野菜があることには注意をしましょう。
まず、タマネギ、にら、ねぎなどはいけないことは知っていると思います。
後は野菜にはカルシウムなどを多く含むブロッコリーのあげ過ぎにも注意が必要です。
また、ブロッコリーはシュウ酸を多く含みます。
そのほか、カボチャ、ほうれん草、なすなども注意が必要です。
このような事を踏まえ、手作り食などを与える場合はちゃんとした知識を持って食べさせて欲しいです。
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