ビション・フリーゼの歴史は?見た目の特徴は?
14世紀にイタリア人がヨーロッパに持ち出したことから、ビション・フリーゼの人気が高まってきます。16世紀になると、貴族たちの間でビション・フリーゼを「白い抱き犬」として飼い、リボンをつけたり、香水をつけたりして可愛がっていたことが分かっています。
また、1950年代にはアメリカに持ち出され、知名度が上がってきます。その後、アメリカ人が考え出した独特のカット方法によりビション・フリーゼが世界的に注目を浴びるようになってきたのです。
ビション・フリーゼの外見的特徴で最も注目したいところは、なんといってもフワフワの巻き毛でしょう。まるで、ぬいぐるみのように白いフワフワした毛並みと、愛くるしい表情に愛犬家は癒されることでしょう。
体重は成犬で5キロ~7キロくらいになり、結構筋肉質。よく似た犬種であるマルチーズよりは大きめとなっています。
ビション・フリーゼの性格は?そして魅力は?
ビション・フリーゼの性格を一言で表すなら「陽気」という言葉がぴったりです。見た目の愛くるしさもありますが、人見知りのしない陽気な性格から、多くの人達をとりこにしてしまう犬種です。誰とでも仲良くできて、コミュニケーション力は相当高いです。小さな子供から高齢の人まで、ビション・フリーゼは相手にしてくれそうです。ただ、そのフレンドリーな性格から、誰にでも愛想がよく番犬的な役割は難しいと言えます。
またビション・フリーゼの性格として特徴的なのが、飼い主に従順な性格であるということ。飼い主からの愛情を察知していて、愛されるべきふるまいをします。空気が読めるとでも言うべき、周囲に対しても気遣いができる優しい性格の犬種なのです。
また、基本的にはしつけがしやすく飼いやすい犬です。頭がいい犬種で、知能が高いと言われています。そのため、飲み込みが早いので、人間との新しい環境にも順応しやすい犬です。
また甘えん坊な一面もあり、目が合った時の表情は「かわいい」と無条件に思ってしまうほど魅力的です。家族として、大切にしていこうという気持ちを人間に感じさせてくれる表情が魅力となっています。
また、フワフワの長い毛が特徴的なのですが、抜け毛があまりないため、手入れもしやすいです。
元気で明るい性格で、そして楽しそうに動く姿は、家族として迎え入れると、癒されること間違いなしですね。
ビション・フリーゼとの愛すべき暮らし方!飼い方のポイントとは?
運動不足にならないような飼い方を!
ビション・フリーゼは活発で元気です。運動不足にならないように注意しましょう。室内犬として飼っていると、家の中で遊ばせるだけでもいいですが、外に連れ出して散歩をさせるなど定期的な「運動」を取り入れる飼い方がお勧めです。
美しい被毛を保つためのケアが重要
ビション・フリーゼはそのフワフワの白い美しい毛並が特徴です。抜け毛を放置すると、毛が絡まってしまうので小まめにブラッシングでケアをしてあげる必要があります。
また、トリミングはプロに頼むようにしたいものです。見た目の美しさをキープするためには、2か月に1回、もしくは1か月に1回はトリミングに行くことが大切となってくるので、費用は結構かかるかもしれませんね。
暑い時期の散歩には注意が必要
ビション・フリーゼは「パウダー・パフ」と呼ばれるカット方法が特徴的となっています。これは、メイク用品に使用されるパフのようなイメージから付けられたものです。毛の量が多く、また長いため、暑い夏などは体の体温が上がってしまいます。長い時間、散歩をすると体調を崩すこともあるので注意をしましょう。
犬らしくない犬、ペキニーズとの暮らし方とその性格は?
美犬「ヨークシャテリア」の知っ得7つをまとめました