ドッグカフェデビュー　目指せ！素敵な飼い主さん

こんな犬はドッグカフェに入れません

狂犬病ワクチン、６種以上のワクチン接種をしていないと入れません。接種証明書は必ず持参しましょう。ドッグカフェはたくさんの犬が集まる場所。他の飼い主さんに不安を与えない為にも最低限のマナーです。

ノミ、ダニ対策をしていないと入れません。ドッグカフェでノミを拾っちゃった、なんて嫌ですよね。入店の際に確認しているところが多いです。

ヒート中のメスも入れません。オスを刺激する匂いを発して興奮させてしまうからです。
マナーパンツを履かせても犬の嗅覚には敵いません。ヒート中は諦めましょう。

大切なのは日ごろのしつけ

まず問題になるのがトイレです。食事をする場所なので店内では排泄させないようにしたいものです。カフェに入る前にお散歩で排泄を済ませておくと良いでしょう。マーキングの癖がある場合はマナーベルトをつけましょう。トイレシートの上での待機はオススメできません。店内にトイレを持ち込むのと同じで衛生的とは言えないですよね。シートの上ならおしっこをして良いと認識している犬は排泄してしまうかもしれません。

次に問題になるのがムダ吠えです。
自分の犬がどんな時に吠えてしまうか、飼い主さんなら把握出来ていると思います。
うちの場合はお店に新しい人や犬が入って来た瞬間吠えるので
その直前にフードやおやつをあげて吠えさせません。

それでも収まらず、お店にいる間ギャンギャン吠え続ける場合は、まずムダ吠えのしつけをする必要があると思います。他の犬を興奮させてしまうし、なにより飼い主さんが楽しめないですよね。

抜け毛にも配慮しましょう。お料理の中に入っていたら嫌な気分になりますよね。犬の毛は抜けるもの、家の中は毛だらけ、という状況に慣れてしまうと疎かになりがちです。カフェに行く前にブラッシングをして抜け毛が出ないように気をつけましょう。うちはトイプードルで殆ど毛が抜けませんが、プルプルっとした時に毛が飛ぶ事があります。その対策としてカフェに行く時は服を着せるようにしています。

持参するべきもの

私はいつも犬を待機させるためのマットを持参しています。お店によっては貸してもらえるところもありますが自分の匂いがついたマットの方が安心します。
ワンコをイスの上に乗せるのは靴を履かせたままの子どもを乗せるのと同じでNGです。
もし乗せたいならマットを使いましょう。膝の上に乗せる場合は、前足をテーブルに掛けないように気をつけましょう。
あくまで裸足で外を歩いてきたのですから。

お店の中でもリードが必要です。
うっかり目を離した時に何が起こるかわかりません。マットの上で伏せで待機させる時、私は片足でリードを踏んで動かないようにしています。
リードをかけるフックが設置されたお店がありますが、犬がウロウロしないようにリードの長さに注意しましょう。

お店の食器はあくまで人間用です。洗ってから他の人が使います。人間用のお皿やコップを犬に舐めさせるのはマナー違反です。犬用の食器は貸してもらえるお店もありますが、匂いに敏感だと嫌がる犬もいます。念のため持参しましょう。

持ち込み可能か事前に確認して、フードやおやつを持参しましょう。犬用メニューを用意しているお店は沢山ありますが、お腹がデリケートな場合はちょっと心配ですよね。

万が一の粗相に備えてマナー袋やテッシュ、消臭スプレーも持参すれば安心です。粗相してしまったらすぐに片付けましょう。

近所のドッグカフェを探してみよう！

ネットで調べると沢山、掲載されています。まずは近場で探しましょう。車に慣れているから大丈夫、という犬は良いですが万が一酔って、カフェに着いて吐いてしまったら大変です。
歩いて行けるとお散歩を兼ねて排泄を済ませられます。
貸し切り可能なドッグランがあるカフェもあります。慣れないうちは、知り合いのワンコ仲間だけで貸し切りにしてしまうのも良いですね。
私が利用するカフェも貸し切り出来るドッグランがあります。
飼い主はカフェのドリンクを持ち込めるので犬を遊ばせながらお茶できます

ドッグカフェに行くからと言って、特別なしつけが必要なわけではありません。必要なのは全て日常的な基本のしつけです。ペット先進国のドイツのように、飼い主がしつけをするのが当たり前になれば犬を受け入れてくれるお店や施設が増えると思います。そうなれば、愛犬と行動を共にできる範囲が広がっていくのではないでしょうか。一緒にどんどんお出かけして、犬にもたくさんのお友達を作ってあげたいですね。