わんちゃんの寿命は、年々伸びています。医療の向上、食事や環境の変化、飼い主の知識向上が原因と言われています。その中でも、犬の高齢化も社会問題になっています。
シニアになると起こる「犬の三大死因」のひとつである「心臓病」は年々増えています。
昔はフィラリ症による心臓病が問題になっていましたが、現在では高齢化に伴う弁膜疾患です。
みなさんもご存知の通り心臓は生きて行く為には、とても大切な臓器です。
もし愛犬が「心臓病」だと言われたら、獣医師の指示に従って治療を受ける事は当然の事ですが
病気の病状の度合い(ステージ)によって「薬での治療」なのか?「手術」が必要なのか?むしろ無治療でいいのか?と言う判断を獣医師から仰ぎ、最善の策を考える必要があります。
その為に、飼い主自身が愛犬にしてあげられることはなんでしょうか?
下記の3つが言えます。
心臓病になった時に愛犬に出来る事
- バランスのいい食事を与え、太らせないこと
- 過度なストレスをかけず、穏やかに過ごさせること
- 激しい運動は避け、適度な運動を心がける
大きく分けるとこの3つです。
それと、家での過ごし方も注意しないとなりません。例えば、温度管理です。家の中と外との温度差で血圧が上下してしまうこともあります。この場合は心臓に負担をかけることになります。それと、夏場の暑い時期も気をつけないといけません。暑いと呼吸が早くなり、自然と心臓の拍動も早くなります。心臓の拍動が早くなることで、心臓の負担がおきます。
これからの季節は風や日陰を利用して自然のひんやりとした空間を作る工夫をしてあげましょう。
これらのことを理解しておくと事が、飼い主さんが出来る事に繋がると思います。
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