Q)下痢は命取りになると聞きました。下痢をしやすい子は、注意した方がいいのでしょうか?
と言う質問です。
実は「下痢」を甘く見ているととんでもない病気に発展する場合が多いです。
わんちゃんの病気の中で一番多い症状と言っても過言ではありません。
この質問者の場合、早急に病院に行っていただき、原因を見つけなければなりません。
下痢とは糞便中の水分含有量が増加したために糞便が液状の状態のことを言います。
回数の増加する場合が多く、時に粘膜を伴い、匂いがきつくなる。
原因は様々あるため、原因に合った治療が望ましいです。
少し柔らかい便も下痢の前兆の事が多いため注意が必要です。
実は「下痢」にも種類があります。
1.ストレスによる下痢
2.寄生虫による下痢
3.ウィルスによる下痢
4.細菌による下痢
5.膵炎による下痢
飼い主さんに分からなくても、多くの場合「脱水症状」が見られる場合が多いので、病院で、水分補給はもちろんの事、急激が慢性下痢かにより検査方法はかわるものの、糞便検査、レントゲン検査、血液検査、超音波検査などをする必要があります。
また、他の症状や経過があまりに長いことがあると下痢とは他に違う病気が合併している可能性があるため、しっかりと診断していかないと命の危険もあります。
特に、子犬の場合「下痢しやすいから」と思いがちなので、要注意です。
「下痢」を甘く見ないでください。
一番、危険な病気の1つである事を認識していただければと思います。
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