猫の去勢と避妊にかかる費用はいくら?予約~手術当日~手術後の流れも紹介

2018.11.09

猫の去勢と避妊にかかる費用はいくら?予約~手術当日~手術後の流れも紹介

猫と暮らす時に必ず考える問題に、去勢手術・避妊手術があります。飼い猫の子猫を望まない、と決めれば、手術をすることになります。去勢や避妊にかかる費用はいくらくらいなのでしょうか。オス猫とメス猫それぞれの予約~手術当日~手術後の流れについてもご紹介します。

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猫の去勢と避妊とは

猫 去勢手術 避妊手術

不妊手術のことを、オス猫の場合は去勢(きょせい)手術、メス猫の場合は避妊(ひにん)手術と言います。

猫と暮らす上で、軽い気持ちでの繁殖は貰い手のない子猫を生み出すことにもなりかねません。猫にとって決して良いことばかりとは言えませんが、不幸な子猫を減らすには、まず不妊手術を施すことが飼い主のつとめです。


猫の去勢と避妊にかかる費用

猫の去勢手術と避妊手術は動物病院で行います。一般的にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

日本獣医師会による、家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査(平成27年度)によると、

猫の去勢手術 12,652円
猫の避妊手術(卵巣切除)19,833円
猫の避妊手術(卵巣子宮切除)20,986円
(中央値)

となっています。

※日本獣医師会による、家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査(平成27年度)


オス猫の去勢手術

オス猫 去勢手術 費用

去勢手術の費用は、10,000円〜20,000円が一般的な相場です。
動物病院や、地域によっての違いはもちろんあります。

◆去勢手術の流れ

一般的な流れは次のようなものです。

①予約
去勢手術をすると決断したら、手術希望日の予約を取ります。一週間前から取るのが目安です。

②手術前日
手術前日の夕方にフードを与えて、それ以降は絶食にします。獣医師から指示がある場合はそれに従います。

③手術当日
手術直前に排便・排尿を済ませて手術です。手術は短時間で終わり、日帰りや1日入院程度で退院することができます。こちらも動物病院により違いがありますので説明をしっかり聞いてください。

④手術後
手術後は、手術から7日~10日前後に動物病院に連れて行き、抜糸してもらいます。なお、最近は抜糸のいらない手術法もあります。どちらにしても、経過を診てもらいに動物病院に行くのが良いでしょう。


メス猫の避妊手術

メス猫 避妊手術 費用

避妊手術の費用は、15,000円~30,000円が相場です。
動物病院や地域により違いがありますので、こちらもかかりつけの動物病院の料金を確認しておきましょう。

◆避妊手術の流れ

メス猫の場合は避妊手術と言い、卵巣と子宮の摘出を行います。

①予約
避妊手術をすると決断したら、手術希望日の予約を取ります。一週間前から取るのが目安です。メス猫の場合は入院が必要な場合がほとんどなので、予約時にしっかり確認しましょう。

②手術前日
手術前日の夕方にフードを与えて、それ以降は絶食にします。獣医師から指示がある場合はそれに従います。

③手術当日
手術直前に排便・排尿を済ませて手術です。オス猫と違い、開腹手術となりますので、1〜2日の入院が必要となる場合がほとんどです。こちらも病院により違いがありますので、病院の説明をしっかり聞いてください。

④手術後
手術後は、手術から7日~10日前後に動物病院に連れて行き、抜糸してもらいます。経過を診てもらいに動物病院に行くことになります。

近年は腹腔鏡を用いて傷口を最小限にとどめる、という避妊手術を行う動物病院も増えてきました。猫の体の負担や手術後の傷の痛みが減らせますし、精神的ストレスも少なくて済む可能性があります。


手術後に飼い主が気を付けてあげたいこと

無事に手術が成功すれば、ホッと一安心。でも、愛猫が帰ってきてからも飼い主さんの心配が続くかもしれません。

手術後に注意すべき点をお伝えします。

◆興奮させ過ぎない・リラックスさせる

手術前から手術直後は、猫の生活は急激に変わります。

・手術前日からの絶食する
・当日には病院に預けられる
・麻酔で目が覚めても1~2日の入院をする

と、数日程度いつもと違う状況で過ごさなければなりません。

それに、去勢手術、避妊手術ともに、麻酔をしているとはいえ、体にメスが入ります。手術後には、違和感や疲労感で興奮することもあるでしょう。

帰宅したらいつもと変わらぬように接し、興奮させ過ぎないようにしましょう。

キャットタワーにジャンプしたり、走り回ったりすると傷口が開くこともあるので、リラックスさせ落ち着かせるような配慮をしましょう。

◆痛んでいないか?傷口をチェックする

猫ちゃんの性格によっては、傷口を舐めないように取り付けた「エリザベスカラー」を嫌がることがあるかもしれません。
だからと言って外してしまうと、傷口を自分で舐めたり、縫合してある糸を取ろうとしたりすることもあるので注意が必要です。

また、傷口が化膿して極端に痛がるかもしれません。手術後は、傷口に変化がないか毎日確認するようにしましょう。

◆獣医師の指示に従おう

一般的には、手術の疲れから「元気がなくなる」「ナーバスになる」という猫ちゃんが多いようです。

手術後に食べさせる食事や服用させる薬、抜糸の期日など、獣医師の指示に従うようにしましょう。手術前の絶食や数日の入院などで、ストレスから排尿や排便パターンが変わるケースもあります。

気になる点があれば、病院に相談することがおすすめです。

◆食べ物に注意しよう

「子孫を残したい」という猫の本能がカットされるのが、去勢および避妊手術。手術をすれば恋愛脳が失われ、異性の猫ちゃんを求めようとするホルモンがなくなるでしょう。

そうなると、猫ちゃんが生きていくなかで「食べること」への欲求が強まるので、手術前よりも食欲が強くなる傾向になります。

基本的に、太りやすくなるので以前と同じカロリーのフードだと肥満のリスクが高まります。食事量を減らすと猫のストレスになるので、低カロリーのフードに切り替えるのが理想です。
避妊・去勢した猫ちゃん用のキャットフードを与えるようにしてくださいね。

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また、定期的に体重をはかり、太り過ぎていないかを確認しながら健康管理してあげましょう。

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◆性格が変化しても優しく接しよう

ホルモンバランスの変化から、今までの性格とは違った様子が見られるようになるケースも多いです。「運動好きだったのに動かない」「体調が戻らず失敗ごとが増えた」など、猫ちゃん自身も体質の変化に戸惑っていることでしょう。
それで、飼い主さんがピリピリと神経質になると、それが愛猫に伝染してストレスになることも。

飼い主さんは大きな心で優しく接してあげましょう。そのなかで、特に気になる点があれば、動物病院で相談するのもいいかもしれませんね。


猫の去勢と避妊、よく考えて

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猫の不妊手術をするということは、猫の生殖能力を、飼い主である人間の勝手な判断で奪うということです。そのことについて、道義的な問題はあります。ただ、無計画に繁殖させた子猫が捨てられたり殺処分されたりするという事実があり、そのような猫を増やさないためという理由も考えてみてください。

去勢、避妊は、単に費用だけのものではなく、猫の体そのものにも負担がかかるものです。自分が飼い猫とどのように暮らしていきたいのか、どのように世話していってあげられるのかをよく見極め、できれば猫を飼う前に去勢や避妊についてしっかりと考えを決めておきましょう。


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ねこちん

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ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

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