黒のペルシャ猫って知ってますか。実は豊富なペルシャの毛色

2020.05.26

黒のペルシャ猫って知ってますか。実は豊富なペルシャの毛色

柔らかくてフワフワとした毛が特徴のペルシャ猫。性格はもの静かで温厚のため、かわいがりやすい猫と言われています。ペルシャ猫といえばホワイトかクリームを想像すると思いますが、実はペルシャには黒色やチョコレートなどいろいろな毛色があります。この記事では、ペルシャの毛色や歴史をご紹介します。

【目次】
1.ペルシャってどんな猫?

2.ペルシャの歴史

3.ペルシャの毛色の種類
 3-1.◆ソリッド
 3-2.◆ソリッド
 3-3.◆タビー
 3-4.◆パーティーカラー
 3-5.◆キャリコ&バイカラー

4.実はチンチラもペルシャの1種
 4-1.◆チンチラゴールデン
 4-2.◆チンチラシルバー

5.ヒマラヤンもペルシャの仲間 

6.ペルシャの綺麗な毛を保つにはブラッシングが重要!
 6-1.◆ブラシの種類
 6-2.◆コーム
 6-3.◆スリッカーブラシ
 6-4.◆ラバーブラシ
 6-5.◆獣毛ブラシ
 6-6.◆アンダーコート用ブラシ

7.ペルシャにはシャンプーも必要
 7-1.◆シャンプー前はブラッシング
 7-2.◆からだを洗う
 7-3.◆シャワーでゆすぐ
 7-4.◆乾かす
 
8.まとめ

ペルシャってどんな猫?

長毛種のキング&クイーンと言われるペルシャは被毛の美しさが1番の特徴です。首と胸に飾り毛があり、しっぽもフサフサで猫の中では貫禄があります。顔は丸く鼻がペチャっと潰れたような形をしていて、まん丸のとても可愛らしい目がついています。

ペルシャは毛色だけではなく目の色も種類が豊富です。ゴールド・ブルー・グリーンの目を持つことが多いですよ。

また、毛量が多いため大型に見えますが、一般的な猫と体重はあまり変わりません。体格は骨太で筋肉がしっかりついたガッチリタイプで、全体的にずんぐりむっくりしているコビータイプに属します。


ペルシャの歴史

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ペルシャの歴史は非常に長く、実ははっきりとした起源がわかっていません。西ヨーロッパで生まれた可能性が高く原産国はイギリスとされています。

キャットショーには1871年に初めて登場しました。19世紀にはイギリスからアメリカへと渡り、美しく特徴的な見た目から注目を浴びることとなります。ブリーダーの手により品種改良が重ねられ、「猫のキング&クイーン」と呼ばれるほどの人気を獲得するにいたりました。現在でもキャットショーに多数出場する人気の高い猫種です。

また、ペルシャは他の猫の基礎となっています。ヒマラヤンはペルシャとシャムから、エキゾチックショートヘアはペルシャとアメリカンショートヘアを交配することによって生まれました。


ペルシャの毛色の種類

ペルシャの毛色は7つのグループに分けられています。それぞれの特徴を1つずつご紹介します。

◆ソリッド

ソリッドは毛色が1色の被毛のことです。からだ全体を見ても1色なのはもちろん、1本の毛を取っても根本から毛先まで同じ色をしていることが特徴です。

おなじみのホワイト、クリームから珍しい黒色、チョコレート、レッド、ブルー(灰色)などの毛色がありますよ。

◆シェーテッド&スモーク

1本の毛に2色入っている被毛のことです。からだ全体では色の違いがなく、柄もありません。しかし毛をよく見ると根本と毛先で色が異なっていることがわかります。

シェーテッドは毛先から中間あたりまで色が入っているもの、スモークは毛先から根本近くまで色が入っているものです。根元は明るい色、毛先は濃い色が入っていることが特徴です。ペルシャが歩くたびに根本のホワイトが見えて色の変化が楽しめますよ。

◆タビー

しま模様のことをタビーと呼びます。フサフサの毛にしま模様が入ることで、より立体的に見えますよ。色によって雰囲気はかわりますが、他の毛色に比べると少しワイルドな印象になります。

色はシルバータビー、ブラウンタビー、ブルータビー、レッドタビー、クリームタビーなどがあります。

◆パーティーカラー

複数の色が入った毛色をパーティーカラーと呼びます。その中でも黒色とレッドがパッチ状に入った毛色を「トーティシェル」、ブルーとクリームがパッチ状に入った毛色を「ブルークリーム」と言います。

トーティシェルとブルークリームはメスだけに見られる特徴があります。フサフサの毛に複雑な色が入りとても魅力的ですよ。

◆キャリコ&バイカラー

白地に1色または2色の色が入った毛色のことです。白地+1色を「バイカラー」、白地+2色を「キャリコ」と呼びます。キャリコは日本語では三毛猫です。

色の入り方は得に決められていません。ハチワレのような模様になることもあれば、顔が半分ずつ色付いていることもあります。1匹1匹の柄が違うのも魅力的ですよね。


実はチンチラもペルシャの1種

チンチラのことを猫種の1つだと思っている方が多いかと思いますが、実はペルシャの毛色の1種です。チンチラゴールデンとチンチラシルバーのことを、合わせてチンチラと呼びます。チンチラは目がブルーかグリーンで、ペルシャより目の縁がハッキリとしていることも特徴ですよ。

◆チンチラゴールデン

チンチラゴールデンのベースカラーはアプリコット色です。毛先になるにつれて黒色になっています。また、毛先がブルーになるブルー・チンチラゴールデンもいますよ。胸元の飾り毛はホワイトになるチンチラが多いようです。

シルバーに比べて毛色のコントラストが出やすく、ワイルドな印象になります。フサフサの毛からのぞくグリーンやブルーの目がキラっと光ってとても魅力的ですよ。

◆チンチラシルバー

チンチラシルバーのベースはホワイトです。ゴールデンと同じく毛先になるにつれて黒に近い色味になります。胸元の飾り毛や首回りは白が強く出る傾向にあります。毛先がブルーになるブルー・チンチラシルバーもいますよ。

初めに生まれたチンチラシルバーは「シルバーラムキン(銀の子羊)」と名付けられました。生まれたのは1882年とペルシャの長い歴史と比べると最近のことですね。

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ヒマラヤンもペルシャの仲間

ヒマラヤンはペルシャとシャムを交配することで生まれた猫です。チンチラと同じく独立した猫種とは認められていないため、ペルシャの仲間とされています。目の色はブルーだけと、全色が認められているペルシャと比べるとかなり限定されているのも特徴です。

ヒマラヤンの最大の特徴はポイントカラーです。ホワイトの毛並みに耳、口、脚、しっぽだけ濃い毛色になります。これはまさにシャムの特徴ですよね。

ペルシャからフサフサの毛を、シャムからポイントカラーとブルーの目を受け継いだヒマラヤン。未完成とされ品種改良がおこなわれているので完成形がどうなるのか楽しみですね。

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ペルシャの綺麗な毛を保つにはブラッシングが重要!

ペルシャの毛は長いので少し抜けただけでも量が多いように感じますよね。換毛期ともなれば大量の毛が抜けてお手入れが大変になります。

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抜け毛を放置するとフェルトのような毛玉がたくさんできて、手に負えなくなってしまいます。また、グルーミングで毛を大量に飲み込むことで胃の中で大きな毛玉ができて吐き出せなくなる毛球症(もうきゅうしょう)になるリスクもあります。

見た目のためにも健康のためにも毛のお手入れは大切ですよ。毎日ブラッシングをしてあげてくださいね。

◆ブラシの種類

ペルシャは長毛種なので、つぎのようなブラシがオススメです。それぞれに特徴があるので上手く使いわけながらブラッシングをしましょう。

・コーム
・スリッカーブラシ
・ラバーブラシ
・獣毛ブラシ
・アンダーコート用ブラシ

◆コーム

コームはいわゆるクシです。抜け毛はあまり取れませんが、毛のもつれを丁寧にほぐしたいときに重宝します。また、毛並みを整えるときにも使いますよ。また、顔周りの細かい部分をブラッシングするときにもコームを使います。

ブラッシングのはじめに、コームで軽く毛を整えてあげましょう。途中で毛のもつれを見つけたら毛先から少しずつほぐすと良いですよ。ペルシャに痛がられることないため、ブラッシング嫌いになることがありません。

◆スリッカーブラシ

スリッカーブラシは抜け毛を取り除きたいときにオススメなブラシです。ブラッシングのメインどころでもあります。

スリッカーブラシは金属の細い棒がたくさんついて、これがペルシャの被毛の中に埋もれている抜け毛を絡め取ってくれます。

ブラッシングするときは毛を持ち上げながら少しずつとくようにするとスムーズです。また、スリッカーブラシは先がとがっているので皮膚を傷つけないよう優しく扱うことがコツとなります。傷つくことが怖い人は、先に丸い玉がついたピンブラシを使っても良いでしょう。

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◆ラバーブラシ

ラバーブラシはシリコンなど柔らかい素材でできたブラシのことです。スリッカーブラシを嫌がるペルシャにはラバーブラシを試してみましょう。毛先が適度に曲がるので、マッサージ効果もありますよ。

ラバーブラシはスリッカーブラシと同じく抜け毛除去に役立つブラシです。コームのあとに使いましょう。

◆獣毛ブラシ

獣毛ブラシは名前のとおり動物の毛からできたブラシです。イノシシや豚の毛を使うことが多いです。適度に油分を含んでいるので、獣毛ブラシでブラッシングすると毛がツヤツヤになりますよ。

毛並みを整えるブラシですので、使う順番は最後です。あってもなくても良いブラシですが、仕上げにツヤ出しをしたい方はチェックしてみてくださいね。

◆アンダーコート用ブラシ

アンダーコート用ブラシは、ペルシャの表面の毛はそのままに皮膚近くに生えている毛(アンダーコート)を取り除くブラシです。驚くほど毛が取れます。アンダーコートは換毛期に抜け変わるため、3月と11月の使用がオススメです。

ただし、毛が取れるからといって使いすぎは禁物です。抜ける必要のない毛まで刈ってしまうと最悪ハゲてしまいますよ。

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ペルシャにはシャンプーも必要

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ペルシャにはシャンプーもオススメです。ブラッシングだけでは抜け毛に対応しきれないからです。1ヶ月~2か月に1回はシャンプーしてあげましょう。

◆シャンプー前はブラッシング

シャンプー前にはブラッシングを行い、毛玉をほぐしてあげてください。水にぬれるともつれた部分が固まり余計にほぐしにくくなってしまいます。

◆からだを洗う

ブラッシングができたら、ベビーバスやたらいに34~38度くらいのぬるま湯をはります。根元からお湯で濡らしたら、あらかじめ泡立てておいたシャンプー剤で洗っていきます。背中、お腹、おしり、脚の順で洗います。

ペルシャは目が大きくシャンプーが入りやすいので、顔は無理して洗わなくても大丈夫です。そのかわり日頃から濡らして硬くしぼったタオルやガーゼでお手入れしてあげてくださいね。

◆シャワーでゆすぐ

全身を洗えたらシャワーを使って流していきます。シャワーヘッドを身体に押し当てるように使うと、根元までお湯が行きわたってスムーズにゆすぐことができますよ。

脚のつけ根やお腹はシャンプー剤が残りやすいので、入念に流してあげましょう。手を受け皿のようにしてあげると洗い流しやすいですよ。

◆乾かす

まずは、洗い場で毛の水分をきっておきましょう。しっぽや脚も、つけ根から先に向かって軽く握っていくと絞ることができます。だいたい水気がきれたらタオルでざっと拭いておきましょう。

ドライヤーをする場所に移動したら、新しいタオルで入念に拭きます。ここで水分をしっかり取っておくことでドライヤーの時間を短縮できるからです。背中だけではなく、脚やお腹も拭いてあげてくださいね。

ドライヤーをするときはエプロンを付けると便利です。胸元にドライヤーの持ち手を差し込めば、両手が空きますよ。片手で毛をかきわけながら、もう片手でブラシを使います。

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まとめ

ペルシャの毛色は規定されていないためクリーム、黒色、チョコレートなど様々な毛色が存在します。また、毛柄によってソリッド、シェーテッド&スモーク、タビー、パーティーカラー、キャリコ&バイカラー、チンチラ、ヒマラヤンに分けられています。ペルシャは豊富な毛並みが美しい猫種です。ブラッシングやシャンプーをしていつまでも美しさを保ってあげてくださいね。



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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。


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