猫用ケージの種類をサイズ別・材質別に紹介!選び方のポイントや必要性も

2020.07.19

猫用ケージの種類をサイズ別・材質別に紹介!選び方のポイントや必要性も

猫を飼い始める時、ケージが必要かどうか悩む飼い主さんは少なくありません。しかし、飼いはじめだからこそ、ケージが必要な場面もあります。では、どんなケージを購入すればよいのでしょうか?ケージ自体が大きなものですし、安い買い物ではないので、どれを選ぶか難しくて購入に踏み切れないこともあるでしょう。そこで、購入の参考になるよう、猫用ケージの種類について、サイズや材質の面からご紹介します。

猫のケージとは?

ケージは、基本的に、トイレやフードボウル、ベッドなどを入れて、猫が中で過ごすことができるものを言います。
他方、猫を入れて持ち運びするものは、キャリー(キャリーバッグ、キャリーケース)です。

キャリーとケージ

ケージは、猫にとって「プライベートルーム」のようなものと考えるとよいでしょう。
市販されている猫用ケージは、サイズも材質も様々で、種類が豊富です。


猫のケージの種類【サイズ】

猫のケージの種類について、サイズの面から見ていきましょう。
設置場所の広さはもちろん、猫の年齢や性格、用途によって選ぶとよいでしょう。

◆小型ケージ

スリムキャットサークル 2段タイプ
購入



小型ケージは、主に1段のもので、体が未発達な子猫や、運動能力が低下したシニア猫におすすめです。
また、病気の時や手術の後、旅行や災害時に、一時的に利用するのにも適しています。
トイレスペースとフードスペース・ベッドスペースを分けることができないので、成猫を長時間入れておくのには向いていません。
来客時や掃除の時など、限定的に使うようにしましょう。
折りたためるタイプもあり、必要な時だけ出して使うことができるので、室内で放し飼いをしている飼い主さんも1つ持っておくといいかもしれません。
高さは、おおむね50cm~70cmです。
100cm程度の高さで、ステップが設置できるもの、2段構造になっているものもあり、子猫の初めてのケージにおすすめです。

◆中型ケージ

ウッドワンサークル キャット 3段タイプ
購入



中型ケージは、一般的な2段、3段の猫用ケージで、成猫用におすすめです。
ステップやハンモックを設置でき、上下運動が十分にできるようになっています。
目安として、高さが120cm以上あるものがよいでしょう。
ワンルームなど部屋が狭く、ケージを設置できる場所が限られている場合には、幅が80cm以下のスリムタイプがおすすめです。
1番下の階にはトイレを置き、上の階にフードボウルやベッドを置いてあげましょう。
おすすめは3段のケージで、2段目をフードスペース、3段目をベッドスペースにするとよいでしょう。
特に、活発な性格の子や多頭飼いの場合には、3段のケージがおすすめです。

◆大型ケージ

エクステリア ワゴン Cat デラックス
購入



多頭飼いの場合におすすめなのが、4段タイプや複数のケージを連結できるタイプの大型ケージです。
スタンダードな中型ケージは幅がおおむね90cm程度ですが、大型ケージは幅が100cm以上あり、複数の猫が入っても十分な広さがあります。


猫のケージの種類【材質】

猫用ケージの材質について、見ていきましょう。
材質によってお手入れ方法や移動のしやすさが異なります。

◆木製

インテリアキャットハウス
購入



全体が木製のものもありますが、フレームだけが木製でフェンスはスチールというケージもあります。
全体が木製のものは、おしゃれでデザイン性も高くインテリアになじみやすいですが、ニオイや汚れが染みつきやすくお手入れが難しいのが難点です。
また、猫が引っかいたり齧ったりして、傷がつくこともあります。
重量があるので、移動は難しいです。
また、他の材質のケージに比べて、かなり高価です。

◆プラスチック製

プラスチック製のケージは、軽量で組み立てが簡単なものが多いです。
移動も容易なので、力の弱い飼い主さんや女性にもおすすめです。
錆びることがなく、きれいな見た目をキープできます。
汚れが気になる時には、水で丸洗いすることができるので、清潔に保つことができます。

◆金属製

キャットフレンドルーム タワー付 2段
購入



猫用のケージの多くは金属製で、主にスチール製です。
金属製のケージは、作りが頑丈で耐久性もありますが、長く使っていると錆びたり劣化したりするので、買い替え時期に注意しましょう。
猫が齧ってしまうことがあるので、塗料が剥がれにくく有害性がないことを確認することをおすすめします。
重量があるので、キャスター付きを選ぶと、周囲の掃除がしやすいです。

◆ナイロン製

猫壱 ポータブル ケージ 黒
購入



ポータブル型のケージには、ナイロン製のものもあります。
軽量で折りたたみができる点は便利ですが、猫が齧って破損することもあるので注意が必要です。
また、ファスナー式で開閉するタイプは、猫が開けてしまうことがあるので使用の際は注意しましょう。


猫用ケージの選び方

猫用ケージを選ぶ時のポイントをご紹介します。

◆サイズ

まず設置場所のサイズをきちんと測って、ケージの大きさを決めましょう。
成猫用なら高さが120cm以上のもの、子猫やシニア猫用なら段差の小さい120cm以下のものがよいでしょう。
多頭飼育の場合には、幅が100cm以上ある2段以上の大型ケージが必要です。
広さは、トイレを置いても猫が歩けるくらいの余裕があるケージがよいでしょう。
専用のトイレがあるケージなら、トイレが入らないというトラブルがありません。
来客時や掃除の時など一時的に利用する場合や、病気や術後の安静が必要な場合に使うなら、折りたためる1段の小型ケージが便利です。

◆材質

材質によって扱いやすさが異なります。
お手入れがしやすいのは、プラスチック製のケージです。
また、安全性の面では、猫が齧っても安全な材質のものや塗料が剥がれにくいものを選びましょう。
プラスチック製のケージは軽量で組み立てやすく、力の弱い飼い主さんや女性におすすめです。
金属製のケージは、頑丈ですが重量があるので、キャスターのついているものを選ぶとよいでしょう。

◆耐荷重

大型の猫や多頭飼いの場合には、頑丈で耐荷重が十分なケージを選びましょう。
棚板の大きさや耐荷重が十分でないと、壊れたり猫が落下したりする原因になるので、注意が必要です。

◆扉の位置・開き方

扉の位置や大きさ、開き方によって、他の家具との配置やケージ内のレイアウトが変わってくるので注意が必要です。
設置場所にあまり余裕がない場合には、開き戸より引き戸(スライドドア)になっているものが省スペースでよいでしょう。
扉の位置が左右どちらになっているかでも、ケージの設置場所や家具の配置が異なってきます。
扉を左右どちらにでも付けられるものなら、設置場所に合わせることができます。
下段にはトイレを置くので、出し入れがしやすい開口部の大きいな扉のものがよいでしょう。
天井が開閉できるケージは、ベッドなど大きなものや猫の出し入れが簡単です。


猫用ケージの必要性

猫は自由気ままなイメージもあり、部屋で放し飼いにしている飼い主さんが多いでしょう。
狭いケージに閉じ込めるのはかわいそうに思えますが、ケージに入れる方が猫のためになる場面は少なくありません。

◆迎えたばかりの猫に

猫は、警戒心が強く、環境の変化に対してストレスを感じやすい動物です。
迎えたばかりの猫は、新しい環境に慣れるまでケージに入れてあげると、落ち着いて過ごせます。
最初から放し飼いにすると、逸走に繋がることもあるので注意が必要です。
また子猫の場合は、小さな隙間に入ってしまうことがあるので、飼い主さんの安心のためにもケージ飼いから始めるとよいでしょう。

◆猫にとって安心できる場所になる

猫の性格によりますが、来客が苦手な子も少なくありません。
隠れているなら問題はありませんが、猫によっては攻撃的になる場合もあります。
来客にケガをさせないためにも、猫が安心して過ごせる場所としてケージを用意しておくと安心です。

◆安全に留守番ができる

猫は、何でもおもちゃにしてしまいます。
棚の上のものを落としてしまうだけならまだしも、落としたものが割れてしまったり、電気コードを齧ったり、誤飲をしたりと、ケガをしたり命にかかわったりする場合もあります。
ケージの中で留守番をさせれば、このような事故を防ぐことができます。

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◆新しい猫を迎える時

新しく猫を迎える場合、先住ペットといきなり対面させるのは厳禁です。
まずは、違う部屋で過ごさせて、ニオイや気配で互いの存在に慣れさせる必要があります。
部屋を分けることができない場合や、互いにある程度慣れてきたときに、新しい猫をケージに入れて対面させます。

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◆病気・ケガの時の隔離に

多頭飼育で猫が感染症にかかった場合、他の子にうつさないようにケージで隔離する必要があります。
また、術後やケガをしている子を安静にさせたい場合にも、ケージがあれば便利です。
小型の折りたたみケージがあるとよいでしょう。

◆入院や災害時の避難などに備えて

入院したりペットホテルに預けたりする場合、猫はケージで過ごさなければなりません。
また、災害時の避難所でも、ケージで過ごす必要があります。
ケージに慣れていなければ、ケージで過ごすことにストレスを感じてしまいます。
日頃から、部屋にケージを置いて慣らしておくと、猫も飼い主さんも非常時に安心して過ごすことができます。

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まとめ

猫を迎えたばかりの時や留守番の時、来客時など、ケージがあると安心で便利な場面が少なくありません。
猫用ケージは、サイズも材質も様々なので、猫の年齢や性格、用途によって選ぶとよいでしょう。
子猫やシニア猫、病気やケガをしている子には小型ケージ、成猫には中型ケージ、多頭飼育の場合には大型ケージがおすすめです。
お手入れのしやすさではプラスチック製が、頑丈さでは金属製が、インテリア性では木製が優れています。
部屋の広さや使用目的などに合わせて、飼い主さんと愛猫にピッタリのケージを選びましょう。



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SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。

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