たくさんの猫と暮らしたい!多頭飼いは大変って聞くけど本当なの?

2020.10.24

たくさんの猫と暮らしたい!多頭飼いは大変って聞くけど本当なの?

猫を迎え入れると人は、その愛らしさに一時も離れたくないと思ってしまうことでしょう。 ですがそれは現実的に難しい話で、どうしても1匹で留守番をしてもらう時間ができますし、1匹で寂しい思いをしているのでは?と不安な気持ちになってしまいますよね。 そんなときにふと頭に過る言葉といえば、「多頭飼い」ではないでしょうか。 ひとりの時間がなくなれば、寂しい思いをさせなくて済みますし、猫が複数匹家に居ることによって、飼い主さん自身も癒されることでしょう。 ですが多頭飼いは、なにかとトラブルが多いとも言われているので、新しい仲間を迎え入れるかの判断は、なかなか難しいことだと思います。 多頭飼いをするかしないかで悩んでいる場合、どんな心構えが必要となってくるのでしょうか。

猫を多頭飼いしたい!

段ボール箱の中でくつろぐキジ白猫とキジトラの子猫

誰もが一度は憧れる猫の多頭飼いですが、家の中に複数匹の猫が居ると考えるだけで、猫好きの方であれば心が弾んでしまうことでしょう。

猫1匹の単頭飼いであっても、幸せなことに変わりありませんが、数が増えた分だけ可愛さも増すのが、多頭飼いの良いところではないでしょうか。

多頭飼いであれば、お留守番時に寂しい思いをしなくて済みますし、猫同士でじゃれ合うことができるので、ストレスが溜まりにくいとも言えますよね。

良いこと尽くめのようなイメージの強い多頭飼いですが、実際に複数匹の猫を同時に飼うということは、どのようなメリットがあるのかも気になりませんか?

一方、ニュースなどで耳にする「多頭飼育崩壊」など、多頭飼いには少なからず悪いイメージがあるのも事実です。

頭数が増えた分だけ大変なことも増えそうですし、ただ可愛いから飼いたいという気持ちだけでは、猫の未来を預かることはできませんよね。

現在多頭飼いをするか悩んでいる飼い主さんは、どんなことに気を付けて新しい猫を迎え入れるべきなのでしょうか。


猫を多頭飼いするメリット


飼い主にとって猫の多頭飼いをする最大のメリットと言えば、やはりたくさんの可愛い猫と一緒に暮らせることでしょう。

猫好きな方ならご存知の通り、猫は面白いぐらいに個体によって性格が異なりますので、三者三様の猫たちと、一つ屋根の下で楽しく暮らすことができるのです。

そんな夢のような生活が手に入れられるのなら、1匹とは言わず、複数匹と一緒に暮らす方が楽しいに決まっています。

ですがこれはすべて、飼い主側のメリットとなりますので、多頭飼いをすることによって、猫自身にどんなメリットがあるのかも気になるところですよね。

猫を多頭飼いすると、猫たちにはどんなメリットがあるというのでしょうか。

◆遊び相手ができる

1匹ではひとり遊びをするしかない単頭飼いですが、多頭飼いであれば一緒に遊んでくれる仲間ができますので、寂しい思いをしなくて済みますよね。

猫同士の絆が深まれば、甘えることやお互いの毛繕いをし合うことができますので、飼い主さんが猫を相手にする時間も軽減され、時間を有意義に使うことができるはずです。

室内飼いの猫はどうしても運動不足になりやすいので、遊び相手が居るということは、運動不足解消にも繋がりますよね。

とくに肥満やシニアの猫ちゃんは運動量が減りますので、遊び相手が居れば触発されて活発になることもあるようです。

◆お留守番させやすい

家を空ける際、愛猫が寂しい思いをしていないか、寂しくてずっと鳴き続けていないかなど、お留守番は飼い主さんにとって、尽きることのない心配事となりますよね。

1匹の単頭飼いの場合は、お留守番で寂しかった時間を埋めるように、飼い主さんが外出先から帰ってきた瞬間に、構ってモードに突入する子も多いことでしょう。

ずっと構ってあげることは難しいと思いますので、お留守番の時間にも心を満たすことができれば、飼い主さんに構ってほしいとねだることも少なくなるはずです。

お留守番の時間が長いようであれば、やはり多頭飼いの方が寂しい時間が少なくなりますし、飼い主さんの不安な気持ちも軽減されることでしょう。

◆社会性が身につく

猫は人間と一緒に暮らすことによって、飼い主さんのことを家族のように慕い、愛情を向ける対象として認識するようになります。

一緒に生活をする上で共存していくためにも、迎え入れた際にはしっかりとしつけをし、一生懸命コミュニケーションを図っていかなくてはいけません。

猫は子猫の時代に一緒に過ごす親猫や兄弟猫から社会性を学びますが、早くから家族から離された猫には、飼い主さんが社会性を身につけさせる必要があるのです。

その点多頭飼いの場合は血が繋がっていなくても、猫同士が仲間意識を持って共存してくれますので、飼い主さんがしつけをしなくとも、しっかりと身の回りのことができるようになるでしょう。


猫を多頭飼いするデメリット

猫の多頭飼いのメリットは、飼い主さんの手間になるようなことが軽減されるように感じますが、その反面どんなデメリットが考えられるのでしょうか。

◆費用がかかる

猫は毎日の餌やトイレ用の猫砂などがあれば生活できますので、年間を通しての費用はさほどかかりません。

ですが多頭飼いになればその頭数分だけ、初期費用も増えますし、日常生活での出費は当然増えることになります。

そして何よりも猫は病気をすると保険が利かないことも多いので、頭数分の猫が病気をしてしまえば、高額な医療費の負担も必然的に上がってしまいますよね。

病気を患ってしまえば、対象の猫ちゃんだけ隔離して、療養食を与えるなどの手間も増えますので、金銭的かつ心の余裕がないと多頭飼いは難しいのが現実です。

◆多頭飼いが向かない性格の子もいる

猫は基本的に単独を好む動物なので、性格的に多頭飼いが向いていない子も当然居ます。

子猫時代から多頭飼いをスタートさせれば、ある程度の社会性を身に着け、柔軟な性格に育つ可能性が高いですが、成猫同士の多頭飼いは、性格がすでに形成されているので、先住猫の縄張り意識が強くなっていくことでしょう。

とくに性別の組み合わせも強く関係するので、オス同士だと縄張り意識が強まり、多頭飼いの難しさを実感することとなります。

時間が経過すれば慣れることはありますが、お互いが認め合えない関係が続くことによって、相手を威嚇しケンカが多くなるので、ストレスを溜めやすくなっていきます。

ストレスが溜まった猫は問題行動も多くなりますし、病気を患いやすくなるので、猫の性格を尊重した暮らし方が大切です。

◆賃貸では飼育できない場合がある

お住いのご自宅が持ち家の場合、とくに届出もなく猫を飼育することが可能ですが、賃貸の場合はペット可物件なのかの確認が必要となってきますよね。

ペット可であったとしても、猫1匹まではOKなどの規約が決まっている場合もありますので、多頭飼いの場合は契約内容を必ず確認するようにしましょう。

また、今お住いのご自宅がペット可物件であっても、何かしらの理由で引っ越すことが決まった際には、再度ペット可の物件を探さなくてはいけません。

多頭飼いの猫たちと一緒に暮らす場合は、相応の広さがないといけませんし、家賃が相場より上がってしまう可能性もありますよね。

それらをすべて考慮した上で、多頭飼いの検討をすることをおすすめいたします。


猫を多頭飼いすると決めたら

ただたくさんの猫と一緒に暮らしてみたいといった、感情論だけでは難しい多頭飼いとなりますが、すべてのことを考慮した上で多頭飼いをすると決めたのなら、あとは迎え入れることに全力を注ぎましょう。

すべての猫たちが幸せに暮らすためにも、飼い主さんはどのような準備をしておくべきなのでしょうか。

◆多頭飼いで必要なもの

猫の多頭飼いが決まったのなら、すべての猫に対して必要な物を揃えてあげなくてはいけませんよね。

まずは餌を食べる食器やトイレ(1匹につき2個が理想)など、毎日使用する物を揃えるようにしましょう。

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キュートでおしゃれなパステルカラー。プラスチック製なので、水洗いできてお手入れ簡単です。
目安ライン付きなので、砂の適量がわかります。固まる猫砂用。

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足付だから、頭と喉を下向きに下げた状態で食事をしなくて済みます。
高さのある食器によって嚥下をラクにし、猫の負担を軽減します。

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そして安心して迎え入れるためにも、先住猫と新入り猫それぞれに、健康診断を行って現在の健康状態を知っておくことも大切です。

また、新しい場所に来た猫ちゃんには、慣れるまで落ち着いて過ごせるような、隠れる場所、安心できる場所が必要となります。

最初のうちは先住猫と部屋を別にするか、ケージなどを用いて、双方に負担がかからないような工夫をしてあげてくださいね。

◆おうちの環境を整えよう

まずは新入りの猫ちゃんが、新しい環境に慣れてくれることが先決ではありますが、先住猫にも慣れ親しんだ環境を、脅かされないような気遣いも大切です。

猫同士が寂しくないようにと多頭飼いを始めたのに、多頭飼いをすることによって、ストレスを溜めるような結果になってしまっては元も子もありません。

どの猫ちゃんも無理なく部屋の中を行き来できるのか、それぞれにお気に入りの場所があるのかなど、日常的にストレスがかからないような空間づくりが大切ですよね。

お部屋が広いに越したことはありませんが、狭い中で多頭飼いをするのなら、隙間空間を有効活用し、上下運動できるような環境を整えてあげましょう。

多頭飼いの暮らしを始めたばかりなら、不安も多いことかと思いますが、その暮らしは長く続いていくものなので、猫たちの性格を考慮しながら、理想的な環境を作っていってはいかがでしょうか。

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背面に出っ張りがないので壁ぎわに置きやすくインテリアにもマッチするキャットリビングタワー、ハイタイプ。
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まとめ

多頭飼いは猫好きの方にとって、憧れの多い暮らし方となりますが、猫にもしっかりと感情があり、自分なりの理想の暮らし方を思い描いているはずです。

猫の幸せを願っての多頭飼いであれば問題ありませんが、飼い主側の軽い気持ちで多頭飼いがしたいのであれば、後に問題が発生することも多いので止めておきましょう。

多頭飼いをする理由がしっかりとあるのなら、飼い主さんは覚悟を決めて、すべての猫たちが幸せに暮らせるような環境を整え、全力でお世話をしてあげてください。

多頭飼いの成功の秘訣は、先住猫を第一優先に考えてあげることですが、あとから迎え入れた子も必然的に家族になっていきます。

先住猫1匹のために新しい猫を迎え入れるといったスタンスではなく、迎え入れたすべての猫たちを幸せにするといった意識に変えて、多頭飼いライフを楽しんでいってくださいね。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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