外に出たがる猫。対策は?

2016.01.21

外に出たがる猫。対策は?

帰宅時、家のドアを開けた時に足元からスルリと猫が外に脱走したことはありませんか?元野良の猫ちゃんが外に出たがり夜な夜な大声で泣き続ける、という話もよく耳にします。 外に出たがる猫にはどのように接すればよいのでしょうか。

猫は縄張りのために外に出たがる

外を眺める猫

猫は縄張り意識の強い動物です。一度自分が匂いを付けた場所は自分のテリトリーと認識し、縄張りを維持するために定期的に巡回して匂いの重ね付けをします。元野良の猫が室内飼いを始めたばかりの頃に脱走しようとしたり、外に出たいと泣いて要求するのはこのためです。

一方、生まれてからずっと室内飼いであるにもかかわらず、外に出たがる猫がいるのは何故でしょう?


一度でも歩けばそこは縄張り

縄張り意識の強い猫にとって、少しでも外に出て歩いた場所はもう自分のテリトリーになります。例えば不注意で猫に脱走され、玄関先でつかまえたとします。この時既に猫の縄張りは室内だけでなく玄関まで広がっています。猫は広がった縄張りを維持しようと外に出たがるようになるのです。

飼い主さんの抱っこでベランダや庭を散歩した場合も、猫は外に出たがるようになります。猫は臆病な動物でもあり、外が危険な場所と思っていれば出たがることはありませんが、飼い主さんの抱っこで外に出ると、猫は安心して「外は安全なところだ」と認識します。その結果一度も脱走していなくても外に出たがる猫になってしまいます。


猫を外に出してもいいの?

猫

外の自由な暮らしを知っていたり、縄張りを持っていると思っている猫は頻繁に外に出たがるようになります。では猫の要求するままに外に出してしまってもいいのでしょうか?

答えはNOです。猫にとって外は自由気ままに動けて、刺激が溢れる魅力的な世界でしょう。しかしデメリットの方がはるかに多いと言えます。

迷子になったり交通事故にあったり、ウィルスの感染、猫同士や他の動物との喧嘩などによる怪我、悪意のある人間(悲しいことですが)による攻撃・駆逐など、猫にとっては命の危険にさらされることが沢山あります。

どれだけ猫が外に出たがり、泣き続けたりしたとしても「外には出さない」と固い意志を持ち続けましょう。


猫が脱走!どうしよう!!︎

もし猫が外に出てしまった時、飼い主さんは慌てて走って追いかけてしまいそうになりますが、これは猫にとっては家から追い出されると感じてしまう行為です。絶対にやめましょう。
落ち着いて猫の動向を確認・追跡し、猫が動かなくなったら好物の食べ物などで引き寄せましょう。大声を出して脅かしてしまわないように注意します。

万が一猫を見失ったときは、まず保健所や動物愛護センター、近隣の動物病院に連絡しましょう。保護してくれた人が預けているかもしれません。

室内で暮らしている猫の場合、外は未知の世界です。不安や恐怖を感じながら遠くに歩いて行ってしまうことは少ないと考えられます。まずはいなくなった場所の周囲から探しましょう。案外近くに隠れていることが多いようです。

猫の特徴や写真居なくなった状況などの情報を書いた迷子チラシを付近に配布することも効果的です。

いなくなってからの対応が早いほど、発見率は高まります。


外に出たがる猫。どんな対応をすればいい?

外に出たいと毎日のように泣き続けたり、チャンスがあれば外に出ようとする猫。どうすれば諦めてくれるのでしょう?

高いところに登る猫

1.家の中から外の雰囲気を楽しませる
窓の網戸を開けて外の空気を入れたり、窓の外がいつでも見られるような環境を作ってあげます。ただしこれは逆効果の可能性もあり、ますます外に出たい気持ちが高まることも…。

2.室内にいる方が楽しくて快適であると猫に思わせる
・家の中に猫が自由に動けるスペースを作ります。縦の空間も取り入れて思いきり遊べるようにします。
・飼い主さんが猫と沢山遊んで、猫の興味を外からそらします。
・場合によっては新しく子猫を迎えることも一つの方法になります。猫同士の相性があるので一概に良い方法とは言えませんが、興味の対象が子猫に向かえば外に出たがることが少なくなります。

3.飼い主さんが諦めない
猫がどんなに外に出たがっても、飼い主さんは意志を固く持って猫を外に出さないようにしましょう。家族と協力して脱走を予防し、根気強く対応しましょう。


まとめ

外を眺める二匹の猫

我が家のそらさんは「外に出たがる猫」です。抱っこしてベランダに出たり、そこでブラッシングをしている内にすっかり「お外大好き」になってしまいました。大声ではありませんが切なそうに泣いておねだりします。気持ちよかろう、と思ってしていたことが結果的にはそらさんに辛い思いをさるようになったのかなあ、と反省しきり。
我が家のニャンズに「お家サイコー!」と思ってもらえるよう、良い環境を作って、一杯遊んであげよう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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そらにゃん

そらにゃん

猫が大好きなおばさんです。猫、いいですね! 我が家には「そら♂」「すず♀」「りん♀」のニャンズがいます。 ずっと犬を飼っていて猫暦はまだ二年そこそこと短いのですが、長年の願いだった猫との暮らしに今もウハウハ状態です。ニャンズのおかげで仕事や家事や寄る年波の疲れも吹っ飛びます。 病気がちな「そら」のおかげで獣医さんと懇意になり、通院の度に先生から様々な猫情報を教えていただいてます。 いかにニャンズを満足させられるか、猫じゃらしの振り方を日々研究中。 得意技は猫に錠剤を飲ませること。←ただし「そら」限定!?

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